夏はジャケットで差を付ける!着こなしと選び方のコツ

夏にもジャケットを着たい!しかし暑くて着ていられない orz…

というあなたのために、2016年夏のジャケット着こなしのコツを紹介します。

夏も着たくなるジャケットの生地、素材とは?

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さて、春や秋に大活躍なテーラードジャケットですが、夏にも着たいという人は多いはず。

とはいえいくらオールシーズン使えます、というジャケットであったとしてもやはり日本の夏という業火に焼かれる我々にとっては、まあ暑くて着ていられません。

そういうわけで、夏に向けてサマージャケットとも言える夏に適した生地や素材を使用したジャケットを買うのがおすすめ。

では夏に適した生地や素材とは?

やはり一番のおすすめはサマーウールやリネンでしょう。サマーウールは普通のウール生地に比べて通気性の良いもの、また非常に薄手のものであったりと様々。少しざらっとした質感のトロピカルウールなどは夏の定番ですね。

またリネンは、夏のカジュアルジャケットに良く使われます。

リネンは着ている本人が涼しいこともありますが、さらには見ている人に涼しげな印象を与えますね。

夏の着こなしは軽く、明るく

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さて、夏の暑さに負けないようにするには、ジャケット着こなしをできるだけ軽く、明るくすることが大切です。

まずは軽く、ですがこれは身につける布の枚数を減らすことから始めましょう。具体的には(ジャケットを脱がない前提ならば特に)シャツの中にインナーを着ず、裏地を極力排したジャケットを選ぶことですね。次にはその生地をできるだけ薄くすることを。

シャツは薄手のコットンやコットンリネンのものを選び、ジャケットもできるだけ生地の薄いものを選ぶと、良いでしょう。

これらがなぜ大切か?当然皆さん承知の上かと思いますが、着ている本人が涼しければ涼しいほど、涼しい表情をしてジャケパンを着こなすことができるからです。涼しい表情がお洒落でいかに大切かはもう再三確認しましたね。

さて、もう一つは周りから涼しく見えるための工夫です。

ただでさえジャケットを着ていて暑そうに見えるのに、その色合いが暗く冬服のようであったら、もう見てる周りが暑くなって公害と言われる日も近いでしょう。

ですから身につける色合いは明るく、さわやかに。白やベージュ、ライトブルー、紺などを貴重にすると良いでしょう。

足下は固めすぎちゃいけません

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さて、軽快さを出して周りの人に涼しいアピールをしようという意味では重要なのが、足下が重くなく軽快であることでしょう。

もともと人間の足は一日にコップ半分の汗をかくと言われているほど。靴というのはそもそも蒸れて、暑いイメージがあります。さらには色の重いどっしりとしたフルプローグの革靴では、もう見ている方も暑苦しくてたまらないでしょう。

そういった革靴は、冬のツイードのセットアップに合わせるためにしまっておきましょう。出すべきは軽快な明るいブラウンのスリッポンやひも靴、夏の風物詩であるエスパドリーユなどですね。

明るい色の靴は全体の雰囲気を軽くし、明るく涼しげにします。

ぜひ着こなしに取り入れていきましょう。

ジャケットの着心地を侮ってはいけない

Kiton ( jacket ) / Cesare Attolini ( shirts ) / Mariano Rubinacci ( tie )

Kiton ( jacket ) / Cesare Attolini ( shirts ) / Mariano Rubinacci ( tie )

さて、ここで一つ確認しておきたいことは、これから灼熱の中に着ていこうとしているジャケットの着心地が良いか?ということ。

腕をあげてみて突っかかったりせず、どこまでも動きについてくる。窮屈な感じはしないけど、逆にゆるい感じもせず、肩がしっかりと収まって背中でジャケットの重さが分散されている。こんな感じならばOKです。

しかし逆に、腕をあげようとすると突っかかる、靴ひもを屈んで結べない、なんとなく重く引っ張られるように感じる、こんなジャケットであったならば要注意。

いくら生地が軽くて春夏に向いたものであったとしても、窮屈で着心地の悪いジャケットというのは、暑い季節にはとくに不快に感じてしまうものです。

暑い夏は特に、ジャケットの着心地を確認しましょう。

最後の手段は「脱いで、持つ」

 

とはいえ、ジャケットは暑いです。残念ながらいくら薄手で生地を工夫したサマージャケットであったとしても、暑いものは暑いし、湿気のないイタリア・ナポリならともかく、隙間も無い密林のように人間が生い茂る日本のジャングル、東京都のような場所では、ジャケットを着ているのが耐えられない場合もあります。

そういうわけで最終手段を使いましょう。

これはジャケットを脱いで持つということ。もともと戦線を放棄してジャケットを家に置いてくるのと、ジャケットを一時的に脱いでいるというのとではお洒落の度合いが違います。

ジャケットを持っていればそのシャツスタイルがあくまで「ジャケットがあって完成するものだよ」と示すことができますし、持った状態のジャケットであっても、実はカラーコーディネートが成り立つものです。

極端な話、白パン白シャツの男がいたら普通は驚きますが、その男が一度も着ない紺のジャケットを持っていたら、なんとなく納得してしまうのが人間の心理なのです。

また、例えば入ったカフェやレストランなどが涼しければジャケットを着ることができますし、夜に涼しくなったら羽織ることもできます。また強いエアコンで彼女が寒がっているときなどに貸してあげられたらスマートですね。

いかがでしたでしょうか。

今回は夏のジャケット着こなしのコツを5つ紹介しました。

是非参考にしてくださいね!

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