こんにちは、春の訪れが日に日に感じられる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
春になるとなんとなく浮き足立ってどこかへ旅に出たい気分になってきますよね。今年はどこへ行こうかなーと旅行の予定を立てている方も多いのではありませんか?
静岡から空の旅
空の旅といえば成田や羽田というイメージですが、首都圏からもほど近い静岡に空港があることをご存知でしょうか。その名も静岡空港。2009年に開港したこの空港は、富士山静岡空港という愛称でも呼ばれています。
静岡県中部やや西寄りの島田市と牧之原市にまたがって作られた静岡空港。見渡す限り一面茶畑という静岡の中の静岡と言っても過言ではない地域にどーんと鎮座しています。今回はここから飛行機に乗ってみました。
閑散とした空港内
朝一の便のせいか、空港内に人の影はほとんどありません。トレンディドラマで見るような混雑とは全く無縁ですね。搭乗手続きもスムーズでした。旅行の道中、あまり人がたくさんいるのはちょっと……という方には非常にオススメです。
2階売店横にはカフェ。静岡らしくお茶セットがオススメのようです。更には静岡の地酒がお試しできるきき酒セットというメニューもありました。洞爺湖サミットで供されたとして有名な焼津の磯自慢も飲むことができます。
しかしやはり朝一のせいか人影はほとんどゼロです。
3階には静岡空港や飛行機のグッズを扱うランウェイショップFSZが。機内食の缶詰やFDA機の可愛らしいフィギュア等が並びます。お子様向けのおもちゃも充実していて、ご家族連れにもぴったりですね。
営業時間は10:00〜19:00。もちろん朝は営業時間外でシーンとしています。この写真は後日営業時間中に撮ってきました。
ランウェイショップ隣にはフードコート。静岡県内で有名な寿司チェーンが入っていて、存分に静岡の幸が味わえます。朝から営業していて安心です。
パソコン利用や携帯の充電ができるコーナーもありました。出先で携帯の電池が切れてしまったら恐ろしいですからね、充電しておきましょう。
筆者が個人的に面白かったのがこれ。1階にある喫煙所内の写真ですが……チャッカマン……?ライターを荷物と一緒に預けてしまった人のためのものでしょうか。ちなみに飛行機内へのライターの持ち込みは1個までです。
いざ出発
乗り込むのはフジドリームエアラインズ、略してFDAの飛行機。やや小さめのサイズに鮮やかなカラーリングで、どこかおもちゃめいた可愛らしさを感じます。
ちなみにFDAの母体となる会社は静岡の雄、鈴与。清水エスパルスの運営でもお馴染みですね。
静岡空港を利用する便は、国内では現在FDA、ANA、JALにより運行しています。
搭乗口を抜け、待合室へ入り出発のアナウンスを待ちます。待合室から乗り込みまではすぐそこです。
それにしても本当に人がいませんね……。
飛行機に接続されたスロープを通って機内へ。ここも小さい空港だからか非常にスムーズです。
そしてついに離陸。さようなら静岡。
筆者は飛行機の旅は10年以上ぶり、しかもひとりでというのは生まれて初めての経験でしたが、広すぎずしかも人も少なかったためか非常にスムーズな旅立ちができました。以上、富士山静岡空港から飛行機に乗ってみた体験をお送りしました。
間違いなく穴場空港なので、行き先、出発時刻等、都合の良い便がある場合は是非利用してみることをおすすめします。
【静岡空港】
アクセス
《車》
東名高速道路吉田ICから15分、相良牧之原ICから10分
《電車・バス》
新静岡6番線、静岡駅北口14番線から50分 1000円
島田駅(南口)から25分 500円
掛川駅から(FDA搭乗者専用)35分 無料
藤枝駅南口から35分 往復800円