OPAQUE オペークのアウトレット情報
御殿場プレミアム・アウトレットのウェストゾーンの中には、シャトルバス乗り場の近く、広場のようになっていてお洒落なエリアがあります。このエリアには大人気ショップであるコーチのファクトリーアウトレットがある他、アメリカの大手ファストファッションブランドであるGAPの大型店舗があります。
ちょうどその間に挟まれるように存在する、こちらも大型な店舗がここ数年でリニューアルしたワールドの総合アウトレットショップであるOPAQUE オペークですね。
もともとワールドはNEXT DOOR ネクストドアという名前で総合アウトレットを展開し、メンズのタケオキクチやTK、レディースのインディヴィ、OZOCなどのアウトレット品を取り扱っていました。OPAQUE オペークになって内容がそれほど変わったわけではありませんが、ちょっとごちゃっとしていかにもアウトレット然としていたNEXT DOOR ネクストドアに比べ、ぐっと洗練されて落ち着いた、お洒落なアウトレット店舗になりましたね。
ブースがしっかりと別れており、大変見やすくなっています。レディースとメンズがおよそ半々となっており、多くのアイテムが50%〜60%オフになっています。スーツやジャケットなど、ごく稀に70%になっていたりすることもあるので要チェックです。
TAKEO KIKUCHI タケオキクチとは?
菊池武雄は1939年生まれの、言わずと知れたに本を代表するデザイナーです。
25歳のときから銀座でオートクチュールの服作りを始め、その7年後には菊池武雄の最初の妻となる稲葉賀惠を含む数人でレディースのブランドであるBIGI ビギを設立し、プレタポルテのブランドとして活動を始めます。
1975年メンズビギを設立し、勢いに乗った菊池武雄は1978年にはパリでコレクションを発表し、さらには日本人発のメンズファッションブランド店をパリに開店したことで、日本のファッション史に大きく名前を残します。
その後、神戸に本拠地を持つワールドグループに所属し、自身の名を冠したブランドであるタケオキクチを展開し始めると、ブリティッシュトラディショナルに遊び心と色気、そして日本ならではの解釈を加えたスタイルが大ヒットし、タケオキクチはマルイ系ブランドの中核を成す人気ファッションブランドとなりました。
最近では様々なブランドラインが乱雑に展開されていたタケオキクチ。TK mixspiceなどイオンモールで展開されるようなファミリー衣料のニュアンスの強いブランドラインもあったことで、最近では少し安っぽいイメージが定着しそうになっていました。
しかし2016年春夏よりtk. TAKEO KIKUCHI としてセカンドラインを一新。洗練されたNY シティカジュアルを感じさせるシンプルなロゴで、若年層向けセカンドラインの再スタートを行い、その動向が注目されています。
タケオキクチのメインラインについても、セレクトショップ系のファッションが全盛期となっている今、以前ほどの人気はなくなっています。
それでも独特のブリティッシュな雰囲気ただようスーツやジャケットのコレクションは、引き続き展開して欲しいですね。品質うんぬんは置いておいて、タケオキクチのルックブックを見ると、シンプルにお洒落だな、と感じます。
ちなにみタケオキクチを展開するワールド社とユナイテッドアローズはちょっと仲が良いのだとか。同じ生地を使ったジャケットを両方で同時期に見たことがあります。
TAKEO KIKUCHI タケオキクチ 公式サイト
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