コンテンツへスキップ

【特集】使うほどに馴染むノートブックと文具

文具というのは、家具や靴、日常の食器と同じように使い込む程に自分に馴染むものです。中でもノートブックやボールペンというのは、意識させない快適さがあります。
意識させない快適さというのは、使うのをやめた時に「嗚呼あれが恋しい」と思える物です。

そんな普段は意識をさせることのない自然な快適さを持つ文具を紹介したいと思います。
筆者の私物ですので、少し古びた感じもありますがお許し下さいね。

アピカ株式会社 Premium CD NOTEBOOK

こちらは最近買ったものですが、大人な雰囲気を持つ日本製のノートブックです。
厚手の製本テープで美しく閉じられ、左にはPremiumと箔押しが施されています。
表紙はパール系の高級紙で厚みは恐らく220kg/m2ほど。青ラメの入った紙が上品に光ります。

 

stationary-2

中の紙は対照的にクリーム系の薄紙です。
しっとりとした手触りで、書物をするだけで心地良い風合いです。

stationary-3

表紙のC.D. NOTE BOOKは、黒のエンボス加工。
シンプルでありながら、細かい所まで凝って作られています。
価格は少し高めですが、厚手のあるサイズでたっぷりとメモ書きができます。
大切な打ち合わせや、日記帳としてもオススメできます。

万年筆などインクの乗りも良いので日常的に頻繁に使うのにも良いです。
自立で立てかける事ができるので、何冊もノートを揃えて本棚に立てかけると雰囲気が出ますね。

http://www.apica.co.jp/cd_notebook/

購入金額 972円(税込) 日本製
148mm × 210mm 96sheet

stationary-4

ツバメノート株式会社 H30S A5ノート H2001

老舗のノートメーカーであるツバメ。
昭和22年から変わらず作りつづけられているようです。
最大の特徴は「ツバメ中性紙フールス」という中性紙を利用しており、恒久的に残し続けることのできるノートです。

stationary-5

先ほどのアピカと異なり、表紙は再生紙の厚紙ですが、色合いはとても落ち着きがあり持っているだけで安心する一冊です。
中の紙は罫線の入ったもので、高校や大学の学習にもオススメできます。

stationary-6

価格は手頃で一冊150円。ネットショップなどで、まとめ買いすると更に安く買える場合もあります。
質感がとても良く、高級ノートと比べても色褪せないのでオススメの一冊です。

http://www.tsubamenote.co.jp/

購入金額 151円(税込) 日本製
148mm × 210mm 30sheet

モンブラン マイスターシュテュックとノーブランド品

左の黒いボールペンは名門モンブランのマイスターシュテュック。
ドイツを起源とした筆記具メーカーですが、現在はカルティエやダンヒルを傘下に持つリシュモングループに吸収されてしまいました。
元々は堅実で信頼の置ける文具メーカーで、今でもアンティーク品などは高い人気を誇ります。

stationary-8

しっとりとした滑らかな書き味に、安定感のあるボディは飽きの来ない逸品です。
意外にも重量はそれほどなく、長時間の執筆も考えられているようです。

一方の右の木材から削りだしで作られたボールペンは、イタリアでおじ様が手作りしていた品です。
フェラーラのアートマーケットで、その場で加工している姿に感動して、30ユーロ程で購入しました。
虎目の高級木材に装飾の施された金具、大手のブランド品であればゆうに10万円以上のプライスが付けられそうな仕上がりです。

良質な木材から手作りで仕上げていたボールペンは、触れているだけで温かい気持ちになれます。イタリアン・レザーの革ケースなど、この国には感性に訴えかける様々なものがあるので、機会があれば旅行して文具を入手してみて下さい。

italy-38italy-43

参考価格
マイスターシュテュック 48,600円
手作りボールペン 30ユーロ(4,000円程度)

オルファ・NTカッターとRHODIA(ロディア)のメモ帳

最後にノート&ボールペン以外のお気に入りの文具を。
細かい作業に使うカッターは「オルファ」と「NTカッター」と決めています。
色々なカッターナイフを試しましたが、ボディの安定感はオルファ。
切れ味はNTカッターかな、と思っています。

特にNTカッターの傾斜のある替刃は、一度コレを使ってしまうと海外製の安価なカッターで苛立ちを感じてしまうほどに切れ味が良いです。
軽く押さえるだけで、すーっと切れるのは心地よいですよ。

stationary-9

ブロック・ロディアと呼ばれる、フランスのメーカーのメモ。
どうという事はないのですが、なんとなく使いやすく心地よいメモ帳。
色合いと手触りがヨーロッパそのもので、触れていると海外に居る気分になれます。
日本には無い色合いなので、インテリアの一部としてもオススメです。
カッターナイフ、ブロックメモいずれも500円以下なので、一度は試してみて下さいね。

参考価格
NT カッタープロシリーズ AD-2P 357円
ブロック・ロディア 189円

DSC_3825

使うほどに馴染むノートブックと文具、いかがでしたか?
1,000円以下でも溺愛するほどなプロダクトがあるのが文具の面白い所です。
自分に合った一品を探してみて下さい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

都会の喧騒を忘れさせる『朝香珈琲』。東京各地の魅力をブレンドに込め、洗練されたデザインのパッケージで、あなたのコーヒーライフに上質なひとときを提供します。
copyright otonaninareru.net