知覧紅茶 ハートペコー ファーストフラッシュ

飲み物

なぜか夏休みに愛媛県の松山市にドライブに行って、松山三越の九州フェアで購入しました!(愛媛全然関係無い…)

松山のアーケードは、ながーく途中で折れ曲がっていて面白いです。
今治市のタオル美術館も特集しているので、そちらもどうぞ。

知覧心茶堂 知覧紅茶 ハートペコー

戦前は日本で紅茶の生産もある程度盛んで茶樹の登録もさかんでしたが輸出も弱く、海外の紅茶が主流になってしまいました。
ここ最近、10年〜15年位では再び日本の紅茶を盛んにしていこうという動きもあるようです。

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知覧は日本の最南端鹿児島県の南に位置します。地図で言うと、ちょうど桜島を囲った左下です。
実は宮崎県の都城〜霧島温泉〜姶良〜鹿児島市と旅行に行った事があるのですが、其の時は日本の紅茶にあまり興味が無くて立ち寄りませんでした。

 

その知覧の紅茶ですが、この購入した茶葉はファーストフラッシュで緑茶と比べると収穫量を10分の1にも抑えた厳選されたゴールデンチップばかりを集めたものです。

茶樹の品種は紅富貴(べにふうき)というもので、国産一号のべにほまれと枕Cd86を交配した後代のアッサム種に近い茶樹です。

生産者によると収穫は茶葉の先から10cmで一芯二葉で摘採。
萎凋の時間を24時間、発酵は気温25度湿度90%の状態で2時間。
といったインドのアッサムに近い製法と言えます。

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製造者は、知覧心茶堂というメーカーです。
40gで1500円という価格です。

ダージリン地方の茶園指定だと50gで2000円〜4000円。
日本の紅茶だと100gで1000円程度なので、なんとも中間点な価格設定ですね。

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早速テイスティングで入れてみました!
アッサムとダージリンティーの中間?かなり甘めの発酵の香りがします。
僅かに味噌のようなニュアンスもあります。

ひとくち飲むと、旨味と共にはなの奥に香りが広がります。
テアニンが多いのか、かなり旨味成分を感じます。
また余韻が長く中国茶のようなニュアンスもあるんです。

インドの紅茶と比べても濃厚で日本の紅茶とは思えません。
数年前まで日本の紅茶は渋いだけで美味しくないってイメージがありましたが、これを飲んで完全に払拭されました。

なんと2煎目もボディが強く十分に飲めるレベルです。
きっちりタンニンの渋みがあるのですが、嫌な感じが一切なく美味しいボルドーワインのような優しい渋みです。

これはですね…!買いですね!
今まで舶来品至上主義でしたが、これからは国産紅茶を色々買ってみたくなりました。

特に紅茶好きだけど、日本のものはあまり飲んでない人は是非とも知覧紅茶のファーストフラッシュを購入してみて下さいね、

ネットショップには無いので、問い合わせするか店舗などで探してみて下さい。

株式会社 知覧心茶堂
知覧紅茶・知覧茶の製造と販売

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