iPhone6Plusの音質について
アイフォンは新型になるにつれて、どんどんと音楽性能が向上してゆく傾向にあります。
iPhone3sから4になる時は革新的な程に音質が向上して、音楽ユーザーを満足させました。
ですが、2年後のiPhone5の時には更に磨きをかけたスペックアップで、立体感と解像度の高い音質に生まれ変わりました。
iPhone6 Plusですが、期待を裏切らないかのように、過去には最高傑作と思えたiPhone5の音質よりも素晴らしい性能でリリースされたのです。
具体的に何が良くなったかというと、本体に内蔵されているDAC(デジタルをアナログにするチップ)が変更されて、電源の容量が向上したために高音質イヤホンであれば体感できるほどに良くなっています。
iPhone5と比べると、ドラムのハイハットなど高音域の金属音が非常にリアルに描写されます。また、バスドラムなどのドン!っと床に響くような低音域に関しても、音圧が十分にあり立体感が出ています。
ヴォーカルの声の質感も高く、総合的に6Plusが優れていると感じます。
(SONY MDR-Z1000で試聴)
ただ、熱心なオーディオマニアからすると、この標準のスペックが裏目にでると思います。
以前のアイフォンであれば、ポータブルヘッドホンアンプなど追加すると格段と音質向上を見込めましたが、今回のiPhone6 Plusは標準で音質が良いので、ここからより良くするには非常に高価な機材が必要になってきます。
1万円〜5万円程度のポータブルヘッドホンアンプでは、劇的な変化が望めないと思います。ですので、パワーも十分にある純正のまま音楽を楽しむのがお勧めです。
高インピーダンスのイヤホンやヘッドホンでもある程度まで駆動できます。
背面のスピーカーモードの再生さえも音が良いので、2〜3人であれば楽しめる音量です。
iPhone6 Plus のApple Musicプレイリストについて
「iCloudミュージックライブラリを有効にする」という項目があり、何か分からないまま有効にしたのですが、これには大きな問題があります。
以前のアイフォンへの音楽転送方法はこうなっています。
「CD」→「iTunesに取り込み」→「ケーブルを繋げiPhoneに転送」
ところが、iCloudミュージックライブラリを有効にすると、こんな方法になります。
「CD」→「iTunesに取り込み」→ 「iCloudミュージックにアップロード」→「iPhoneで仮想再生(ストリーミング)」→「オフラインで再生する」→「iCloudミュージックからダウンロード」
なにを言っているか分からないかもしれません。
自分の持っている曲を全てサーバー上にアップロードしてから、アイフォンで仮想再生するようになります。
毎回リアルタイムでダウンロードしながら再生されるので、地下や建物内では不安定になるというのと、通信量がハネ上がります。
手元のパソコンからケーブルで転送すればいいものを、何故かアップルのサーバーにアップロードして、それをアイフォンからダウンロードしなければいけません。
恐ろしく不便です!
月額制のアップルミュージックが開始されたので、このような方式にしたようです。
iCloudミュージックライブラリ音楽転送の回避方法
アイフォンでiCloudミュージックライブラリを有効にする前に必ず、全ての転送したい曲をアイフォンに転送しておきます。
その後に、有効にすると「結合」するという選択があるので、それを選べば共存できます。
Apple Music という定額制の音楽ダウンロードサービスは新しく始まったもので、自由に音楽をダウンロードできます。
月額1000円、始めの3ヶ月は無料という便利なサービスですが、既存の曲との共存の設定が難しいので注意が必要です。
パソコンに詳しい人でも、めちゃくちゃになってパニックになる人が多発しています。
ちなみにアップロードした場合は1曲1分〜3分掛かります!
1000曲ある人は、16時間〜48時間以上掛かるのでとっても注意が必要です。
エラーも多発しています。
次はカメラの性能と仕様について