学校では教えてくれない仕事の話。
いつ使うか分からない学科はたくさんあるけれど、具体的な仕事の授業はほとんどありませんよね。
ですがほんの数年後、18歳〜24歳には多くの人が就職をして社会に出る訳です。
それまでに見つけておくべきのが、自分は何がしたいか。
これは、できれば18歳までには決めておきたい事です。
目標となる仕事に向けて進学先や行う勉強を決めてゆくのです。
営業職
販売・サービス系職
飲食・調理師
製造業・工場勤務
企画・管理系職
事務系職(オフィスワーク全般)
技術系職(IT・機械・電気・素材・化学・食品・建築設計・土木他)
第一次産業(農業・林業 ・漁業)
専門職種(弁護士・医師・会計士・不動産)
医療系専門職(医療・メディカル/介護/福祉)
金融関連(銀行/証券/保険等)
クリエイティブ・クリエイター系
公務員・法人団体職員
ざっくりと上げてもかなりの種類があります。もちろんこれ以外もあります。
この中でも早期から決めておく必要があるのは、専門職です。
医師や弁護士を目指す場合は大学選びが重要になります。
他にも技術系職種であれば、技術系の工業大学や相当する進学先に行く方が有利です。
医療系も大学に医療学部があったり、医療系大学に進学が必要ですね。
こういった専門職以外にも、最近人気のクリエイティブ系でも進学先は慎重に選ぶ必要があります。
流行の◯◯専門学校は、ITクリエーター、デザイナー、漫画、声優、アニメ、ゲームなど若い世代に人気の科目を幅広く用意していますが、こういった専門学校を卒業しても大手メーカーに入れる人材は僅かです。
ほとんどが、まったく関係の無い就職先になったり、下請け会社で厳しい環境をしいられます。
どの分野でも大手に就職できるのは、名の通った4大卒で良い成績を残した人ばかりなのです。
つまり夢を諦めない為には早期の対策が必要になります。
なんとなくダラダラ過ごしていると、後からそのツケを払わなければなりません。
仕事をしていると若くして成功している人に出会いますが、そういった人たちは「何に対しても貪欲」です。
もっと活躍したい、覚えたい、多くの人と関わりたい、など。
学生時代も他の人がのんびりしている時期に、良い仕事を見つけるために本気になって情報収集したり行動を起こしているのです。
情報収集で大切な事は、やってみたい仕事を既にしている人に出会うことです。
思っている仕事とは異なる場合もあります。
先日あった女の子は大学卒業後に就職を逃し「お洒落な雑誌の編集者希望です!」と大人になれる本編集部に来ましたが
「何が書けるの?」と聞くと、「書くのは無理です」と答えました。
雑誌の編集者はお上からの指示で、どんなジャンルの雑誌でも短期間で企画書を作り、特集を決めて、台割、人を手配したり、取材先を決めてアポを取って撮影など行い雑誌を作り上げる訳です。
新卒を逃して夢を見るのは良いですが、自分がしたい仕事について位はしっかりと現実を見るべきです。
なので、調理師になりたい、音楽制作をしたい、美容師になりたい、など色々あるかもしれませんが10代のうちに、その仕事がどんなものか知っておくのが大切です。