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ワイシャツを選ぶときに気をつけるべき5つのこと

新入社員の皆さんも、もう職場に慣れ親しんだ皆さんも、ワイシャツをあまり意識せずに選んでしまってはいませんか?

ワイシャツというのは全然目立たないように見えながらも、意外にスーツよりも着こなしの差がつきやすいアイテムです。

なぜならスーツは皆「それなりのもの」を買うよう意識して選びますが、ことシャツになると関心の無い人は1000円、かなりお洒落好きな人では35000円ほどと投資する額に相当な違いが出るからですね。

そういうわけで、今回はワイシャツ選びで気をつけるべき5つの点を紹介していきます。

二重襟、装飾のついたものは着ない

お洒落なシャツを選ぼうとして、お洒落でない人がおかしてしまいやすい最も大きなミスは、二重襟や襟裏に柄が入ったもの、ボタンの色が違うものなど一生懸命「飾り」が着けられたシャツを買ってしまうことです。

実際にはシャツはシンプルであればあるほどお洒落に見え、その生地の良さでその人の余裕を表し、選ぶ襟の形や柄でその人のセンスを表します。

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左のイセタンメンズのシャツを見てください。装飾がないというどころか、ポケットもなし、前立てというボタンのところの折り返しもなしで恐ろしくシンプルです。しかしそれでありながら、見るからにお洒落な雰囲気がありますよね。

それはなぜかと言うと、生地が良くて上品な光沢感があり、襟の形が綺麗で今の流行に合っているからです。縫製が丁寧で高級感があるのも大きな理由です。白シャツなのに、こんなにお洒落に見えるから不思議ですね。

また胸ポケットもなく、前立てもない仕立ては世界的なスタンダードで、非常にエレガントなシャツとされています。

右のシャツも少々派手な色ではありますが、仕立てが良くて上品に見えるためお洒落ですね。また独特の襟の形をしていますが、これはタブカラーといって、クラシカルでなんとなくキュートさのある襟ですね。少しカジュアルではありますが、ちゃんとした仕様なので失礼はありません。

チェックシャツには気をつける

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チェック柄というのはそもそも、カジュアルな柄とされています。そのためスーツに合わせるワイシャツとしては少し注意が必要ですね。写真のシャツのような格子柄は、その柄の種類には問題ありませんが、線がはっきりしており格子が小さいためにチェック柄の存在が強すぎています。

そのためカジュアルで着るジャケパンスタイルにはふさわしいですが、スーツに合わせるのは少し難しいと言えるでしょう。

逆にスーツに合わせやすいのは、薄い線や細い線のチェック柄ですね。

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先ほども書いたようにチェック柄は元来カジュアルな柄ですので、服装に厳しい職場では控えるべきではありますが、比較的自由なところであればこういった薄めのチェック柄がおすすめ。重要なのは白や薄いブルーなどがベースになっていること。

色×色のチェック柄は避けておいた方が無難です。

真っ白よりも薄いブルーを使う

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真っ白のシャツというのは非常に無難なアイテムで、スーツでは最も失礼のないシャツに思えます。

しかし実際には、特に海外の人たちから見ると白シャツは冠婚葬祭のイメージが強く、ビジネスで暗い色のスーツ+白シャツばかり着ている日本人の着こなしには非常に違和感を覚えると言います。海外の人を相手にする仕事の人なんかは特に注意が必要でしょう。

またそういった理屈を抜きにしても、スーツ+白シャツ+ネクタイという着こなしは、ネクタイの色ばかりが浮いてしまってお洒落になりにくい。

なので代わりに青シャツを用いてみるのがおすすめです。例えばグレーのスーツに薄いブルーのシャツと濃紺のネクタイ。これはかの有名な007のジェームズ・ボンドが得意とする非常にエレガントかつビジネスに適したスタイルです。

他にも紺スーツに薄いブルーのシャツ、ライトブラウンやオレンジ系のネクタイなんかは、スーツに慣れている印象があります。

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こんな感じですね。もっと薄いブルーのシャツでも良いですね。また薄いブルーと同じく、白に近いグレーやピンクなども使いやすく、お洒落です。

綿100パーセントのものを選ぶ

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ワイシャツを選ぶ時というのは、ともすると選択の楽さからポリエステル混のものを選んでしまいがちです。しかしワイシャツは綿100パーセントのものを選ぶのが断然おすすめ。

理由はいくつかあります。

まずは着心地。綿100パーセントの生地は、特に上質なものであればあるほど滑らかで、肌に優しい。そのためネクタイを締める襟の部分なんかも着用した感じが柔らかく、ポリエステル混のシャツよりも疲労感が少なくて済みます。

ポリエステルは特に布を裁断した断面が硬くざらつく傾向がありますので、シャツのところどころがちくちくとしたり、硬く感じたりする原因にもなります。それに対して綿100パーセントは全体的に丸く、やわらかな肌触りになります。

次に注目すべきはその高級感です。仕事をする上で、仕事ができそうに見えるのは重要なことですね。大げさに思われるかもしれませんが、シャツの良し悪しはその人の印象を大きく左右します。

なぜなら成功しているや重要な役職にいる人の多くはいつも、良い服を着ています。それゆえ質の良くない服を一瞬で見抜くことができる。ある程度の値段まで分かってしまいます。

そしてシャツが安っぽく上品さがなければ、「身なりにお金をかけない」「美意識、関心が足りない」「仕事ができない、成功していない」といった印象をもたれてしまうでしょう。だって、自分に最も大きな影響を及ぼすものの一つである「身なり」にさえ関心の持てない人なら、その他の感性も信頼に値しないだろうと思うのが当然です。

そこでシャツは良い物を選びたい。そして見た目が上品で良いシャツを選びたければ、綿100パーセントがおすすめなのです。

ボタンダウンよりワイドスプレッドを選ぶ

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なんの話かって、シャツの襟の話ですね。

日本はアメリカ文化に大きく影響を受けているため、アメリカ発祥のボタンダウンの襟のシャツを好きな人が多いです。しかし今日本で主流になってるスーツに合わせるには、ボタンダウンよりもワイドスプレッドという襟の形の方が相性がいい。

特に今のトレンドになっている襟型だけあって、お洒落な人はみんなワイドスプレッドです。なぜワイドスプレッドが良いかって、これは一着3万円近くするイタリア製のインポートシャツがみなワイドスプレッドだからですね。まるっきり3万円のシャツを着ている人と同じように見えるという、裏技です。

ボタンダウンは逆に格安のシャツがこぞって採用してしまったために、少し安っぽいイメージがついてしまっていますね。

もちろんお洒落なボタンダウンシャツもありますが、それは優れたバランス感と、素晴らしいシルエット、上質な生地があってこそ。普通のシャツを買うなら、ワイドスプレッドの方がお洒落に決まります。

いかがでしたか?

今回はワイシャツを選ぶときに気をつけるべき5つのことを紹介しました。

ぜひ今のスタイルをもう一度見直し、素晴らしいスーツ着こなしを目指してくださいね。

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「ワイシャツを選ぶときに気をつけるべき5つのこと」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: ワイシャツの襟のボタンってとめるべきなの?調べてみた結果、事態は思わぬ方向へ・・・。 | あいしんくいっと

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