パテック・フィリップ、バセロン・コンスタンチン、オーデマ・ピゲ、ブレゲ
ブティックや百貨店の宝飾品コーナーに並ぶ数々の高級時計。
男性ならば一度は憧れる対象ですね!
実は大人になれる本の読者の中にも、「モテる 時計」などで検索される方が沢山います。
ですが、実はモテる時計というのは存在しないのです。
何故モテる時計が存在しないのか、解説していきたいと思います。
女性にモテるとは・・?
ざっくり正直に言ってしまうと、男性は若い女性にモテたい訳です。
貫禄のある50代の婦人にモテたいという人は少ない訳であり、一般的には10〜30代の女性・女の子にモテたいのです。
「この(高級)時計をつければモテモテだぜ!」
と勘違いちやすいですが、若い女性は相手の時計などあまり見ていないのです。
見られている順番では
顔 > 髪型 = 体型 > ファッション(衣類)> バッグ > 足元(靴)> 小物(時計)
このような順番が一般的です。
つまり「顔・髪型」と「体型・ファッション」が主に見られるのです。
例えば知らない人とあった瞬間、相手のどこを見ますか?まず顔や髪型、そのあとに服装になります。
ですので、面積が大きい順に対策することが非常に重要です。
時計や靴を見る人は確実に玄人
良く高級なブティックや百貨店の店員、一流ホテルのフロントマンはお客さんの靴を見ます。
ストレートチップなのかウイングチップなのかホールカットなのか、はたまた起毛のスウェードの革靴。
「こんな細かいこと分かるはずない!」と思いますが、毎日見ていると、その靴がどのくらいの値段なのかおおよその検討がつくようになります。
パティーヌのジョンロブをピカピカに磨き履いている人=本物のお金持ち。などなど、靴の美しさで判断する事が多いです。
いくらジョルジオ・アルマーニのスーツを着ていても足元に無頓着では成金と見られてしまいます。
このように靴を見る人というのは、かなりの玄人です。
靴ならおおよその値段の検討が付きますが、時計となるといきなり判断が難しくなります。
パッと見て、「わあ、この人パテック付けてる!」なんて分かる女性は銀座や六本木でドレスを着ている人位ですね…。
いかに高級ブランドをつけていても、相手が分かる可能性は限りなく低いです。
少し詳しい人なら、ロレックスのサブマリーナやデイトナ、フランクミューラーの独特なデザインなど分かるかもしれませんが、こういった有名なデザインは大量の模造品が出ていて雑貨屋に行けば2千円で手に入ります。
つまり高級時計をつけていてモテるというケースは非常に少ないと言えます。
ですから焦って、ロレックス・オメガ・タグホイヤー・ハミルトン・ブライトリングなどの腕時計を買ってもダメですよ〜
時計が必要なのはモテるというより自己満足と完璧な装いのアクセント
自己満足のために高級腕時計を買うのはOKです!
なぜなら毎日着ける度にテンションが上がるから。
仕事の効率も良くなるかもしれません。
素晴らしい魅力的な時計をコレクションするのは立派な趣味の一つです。
また、完璧な装いを目指したときには時計は避けて通れないアイテムになります。
例えばジャケットをアットリーニ、シャツをフライ、ネクタイはタイユアタイ、靴はサントーニ、バッグはテストーニ。
ここまで来たらさすがに時計がオロビアンコという訳にはいかないでしょう。
このようなフォーシーズンズホテルに行っても恥ずかしくない装いになったとき、その時に高級な時計が必要になるのです。
「高級な時計で女の子にモテる」
なんてのは勘違いがよろしい、すっこんでいて下さい、ってことになりますね。
ユニクロコーデの残念ちん体型の女の子が「このダイヤの指輪を付ければモテる・・・!」と考えるのと同じですね。
つまり、300万円の時計を買うよりは、髪が薄い人は髪を、まともなジャケットがない人はジャケットを、腹が出ている人はジムに行く必要があるのですねー!
いやはや、なんて役に立つブログなんでしょう。うんうんうんー・・・。