一人暮らしを始めたけど、カッコ良い部屋にしたい!!
そんな時に知っておきたい6個の秘訣をお教えします。
1.家具の色数を絞る
意外と知られていないのですが、「色の数」というのは部屋の美しさに反映されます。
きゃりーぱみゅぱみゅのような部屋に住むのなら別ですが、一般的な場合はシンプルで色が絞られているほど美しいです。
壁紙が白の場合は、白・グレー・茶系をベースに選ぶと良いです。
もちろん例外もありますが、最初に避けるべき色は「赤」「青」などの蛍光色です。
濃紺やクリーム系の黄色などはOKですが、彩度の高い家具は主張が激しいので避けるのが無難と言えます。
2.質感を統一する
家具の材料を意識した事はありますか?
ニトリ・IKEYAを始めとした格安家具〜ボーコンセプトのような高級家具。
これらの違いには、主に「デザイン」「材質」「組み立て・仕上がりの精度」があります。
デザインというのは有名なデザイナーが設計したものや、お店の全ての商品に一貫性をもたせたもの。
もちろん中にはブランド料として多額のお金が盛られているケースもあります。
デザイナーズ家具はとても高いから無駄。といったような意見も一部ありますが、安い家具はデザイナーズのリプロダクト品やコピー品であったりすることもしばしあります。
BMWのデザインをマツダが真似するように、安い品は本当に良いデザインを真似している、といったケースもあるのです。
組み立て・仕上がりの精度というのは、同じように高級な程仕上がりが良いです。
サルトリアが仕立てたジャケットの用に手作業で研磨された部分や精密な設計により、がたつきやズレが一切無い高級品もあります。
また、その中でもわかりやすいのは「素材」です。
少し家具に詳しい人ならば、「MDF」「塩ビ仕上げ」「集成材」「無垢材」「突き板仕上げ」この4つのグレード分けがすぐに出来ると思います。
一枚板の無垢材の研磨品が最も高級な家具に入りますが、一枚で仕上げているために反りやすく重量が非常に重く、価格も何十万円とするので、一般的ではありません。
そこで、家具を購入するときは、「MDFか無垢の集成材か」を中心的に判断すると良いです。
MDFというのは中密度繊維板の英表記で、つまるところ「カラーボックス」です。
よくホームセンターなどで本棚が1000円で売っていますよね??
これは木のクズを圧縮したものに、木目調のシール(フィルム)を貼り付けて、それっぽく見せたものです。
MDFというのは部屋に1つでもあると安っぽさの原因となるので、出来る限り使わない用にしましょう。
MDF(中密度繊維板)・・・格安のカラーボックス、本棚、テーブル、テレビ台など
集合材・・・桐などの木材をつなぎあわせたもの、オーク材やウォルナットなど高級品や美しいものもある
無垢材・・・一本の木をばっさりと割った状態のもの。一番高級で料亭のカウンターなどに採用される。反りやすく割れやすい。
写真のものでも補正の後がありますね。引用:http://www.insalone.jp/blog/1000000375.html
突き板仕上げ・・・表面だけに無垢材の薄い板を貼り付ける。仕上がりが美しく反りにくく価格も安い。
このような特徴があります。
また、木の種類を合わせることでインテリアに一貫性を持たせる事ができます。
簡単に言うと、「白い集合材の家具を使う場合は全ての木材を白系に合わせる」といったように、似た色合いや似た木材で整えるようにしましょう。
一番NGなのが、木材とステンレスやアルミラックを合わせることです。
オタクの人で「ルミナス」を愛用している人も多いですが、木材との相性は非常に悪いので、木と同時にアルミラックを設置しないように注意しましょう。
3.アンティーク・モダン・アメリカン・北欧風を混ぜない
これはお洒落さんが一番してしまいそうなミスですね〜。
家具にはテイストがあり、部屋ごとに分けるのはOKですが、同じ部屋に違うテイストの家具があると違和感を覚えます。
例えば、アンティークの家具と、モダンな椅子、アメリカンな床、北欧家具を混ぜるとどうなってしまうのか。
(↓ちなみにこれは嵌木細工で曲面を表現しているので、高級な本物のアンティークですね。)
アンティーク・テーブル
モダンなチェア
アメリカンな床材
北欧家具
いかがでしょうか?
全て良さがあるのに、バラバラな印象になってしまいますね〜。
それどころか変な部屋になってしまいます。
ですので、家具を選ぶときは、同じテイストのものを選ぶように気をつけましょう。
またその際は出来る限り似たような色合いで統一すると部屋がすっきりします。
4.照明を決める
店舗デザインの基本~照明編~ https://otonaninareru.net/display_designs/
上記の記事に細かく書いてありますが、色というのは人間の感性に強く訴えかけます。
例えば同じスーツでも、照明の色合いによってもこんなに印象が変わります。
電球色というのも、白熱球色・昼光色・昼白色など様々な色があります。
こういった色を全て統一するというのと、出来る限り「アンバー・電球色」で揃えるようにしましょう。
メルセデス・ベンツやBMWなどの高級車の内装を照らす色、飛行機のファースクラスの読書灯、ウォルドルフ=アストリアなどの超一流ホテルの照明が何故全て電球色か・・・。つまりそういうことなのです。
間違っても青色LEDや、ブラックライトなどを使わないようにしましょう。
また電球色の「昼白色・クール」といのは、勉強のは便利ですがリラックスには向かないので注意して下さい。
5.文字を減らす
余計な文字を徹底的に減らすことが需要です。
まずは不要な雑誌や広告、変なシールなどを徹底的に掃除しましょう。
高級ホテルや雑誌に掲載されるような素敵な部屋の多くは、存在する文字が少ないです。
文字が多い=疲れるというのは科学的に検証されています。
普段広告だらけの山手線を使っていて、たまに新幹線に乗ると落ち着いたりしませんか?
椅子が大きいことや、静寂性というのもありますが、「余計な広告や文字が無い」というのもリラックスにつながっています。
新幹線に乗って、座席に広告が張ってあったらいやですよね〜。
同じように、部屋の余計な文字を徹底的に減らすのは大切な事です。
家電などに付いている、広告のシールもすぐに剥がしましょう!
「世界の亀山モデル!」「エコ消費電力30%OFF」「熱いのでご注意下さい」なんてシールは不要です。
6.シンプル+シンプル+シンプル+キーアイテム
上記の5項目を元に、一度ひたすら部屋をシンプルにしてゆきます。
そして一度シンプルな部屋が完成したら、そこから好きなアクセントや装飾品を入れてゆくと良いです。
シンプルなものに囲まれるからこそ、アクセントの良さが引き立ちます。
しばしある間違いが、雑貨屋などでアクセント(主張の強い)アイテムばかり買い揃えるケースです。
主張が強いものばかり買い続けては、家がヴィレッジヴァンガードになってしまうので、注意が必要ですね。
部屋のコーデ まとめ
ということで、部屋のコーデ6個の秘訣いかがでしたか?
良い材料の家具でシンプルにしてゆき、そこに花を飾ったり、フルーツを飾ったり、壁に絵画を掛けたりしてゆくのが素敵な大人の部屋ですね〜。
もちろん、お気に入りの置物を飾っても良いです。大切なのはバランスと”間”です。
是非、それをもとに自分だけの一人暮らし部屋を作り上げて下さいね〜。