「趣味がないことが悩みです。合コンなどで『趣味は何?』と聞かれて答えられないのも恥ずかしいですし、周りからはなんだかつまらない人と思われてそうです。個人的にも何か趣味になるようなことを始めたいとは思っているのですが、これといって強く興味を持っているものも、特技もありません。やっぱり自分はつまらない人間なのでしょうか。」
(30代・男性)
趣味がないという方は意外と多くいらっしゃるものです。特に男性に多いような気がします。同じ悩みを持つ方々に向けて、今回もいくつかアドバイスさせていただきたいと思います。趣味がないからといって「つまらない人間」ということは決してありませんよ!
■知識やスキルの有無は関係なし!
「趣味」と聞くとなんだかハードルが高く聞こえてしまいますよね。例えば、「映画を見るのが趣味」と言えるようになるには、新しいものからマニアックなものまでたくさん映画を観なければいけない……料理が上手くなければ「料理が趣味」と言うべきではない……そんな風に考えていませんか?
知識やスキル、経験云々よりも大事なのはそれが「好きであること」です。どんなにピアノの演奏が下手でも、それが本当に好きで続けているのならば立派な趣味です。誰も文句を言う権利はありませんよね!
■日常生活の中から「好き!」を見つける
「じゃあ自分の好きなものって何だろう……」「そこまで熱中しているものがない」と考えてしまう方もいらっしゃいますよね。でも大丈夫、絶対に誰でも「好きなこと」があるはずです。日常生活の中から見つけるといいかもしれません。
例えば、きっと誰もが「美味しいものを食べること」が好きですよね。それだけで立派に趣味として成り立ちますし、休日にゴロゴロすることが好きな方なら「ゆったりとリラックスしてすごすのが好き」と聞こえがいいように言い換えてしまうという手もあります。
■どんなことでもOK!
世の中には、さまざまな趣味を持った方がいます。中には「洗濯機がぐるぐると回っている様子を見るのが好き」という方や「公園のベンチに座って人間観察するのが趣味」という方、「野良猫を追いかけることが趣味」と言い切る方、「休日にビジネスホテルに泊まるということ自体が趣味」なんて方もいます。
どんなに小さなことでも、くだらないと思われるようなことでも、意外に共感してくれる人が出てくるものですよ!
いかがでしたか?「案外、趣味って簡単に見つけられそう!」なんて思って頂けたらうれしいです。
みなさんのお悩み、聞かせてくださいね。