資本主義にモノを言わせるアメリカに、徹底抗戦の構えを見せるスイス リンツ社。
リンツ社はフランスを味方に付け、世界展開のスターバックスに勝負を挑む。永久中立国のスイスが、ついに牙を向いた!!(by編集長)
リンツ・ホワイトチョコレートストロベリーアイスドリンク
ホワイトチョコレート・ストロベリー・ヨーグルト・ドリンクは、ヨーグルトの爽やかな酸味が心地良い口当たりとなっています。
苺の鮮度の高さは圧倒的で、まさにもぎたての苺を優しく潰してフラペチーノに混ぜあわせたようです。
「ストロベリーフレーバー」とは全く異なり「ストロベリーシャーベット」の方が正しいと言えます。
甘みは非常に抑えられており、チョコレートが入っているにもかかわらず、それを意識させずに苺を引き立てるようなチョコの香りです。
またヨーグルトの量も絶妙で、上質な酸味が口のなかで苺と相まって格別の美味しさとなります。
リンツ・ホワイトチョコレートストロベリーアイスドリンク
スターバックス ストロベリー ディライト フラペチーノ
一方のスターバックス ストロベリーフラペチーノは、コンポートやフォションのストロベリージャムのようなペースト系の苺を思わせます。
やはりリンツと比べてしまうと、鮮度という面ではかないません。
どちらかと言うと、しっかり砂糖で甘みを付けてデザートの代わりに飲めるように仕立てたフラペチーノに感じます。
この部分の差でも、アメリカっぽさを感じられると思います。
コストコで買いものをしても、こういった甘いフレーバーのスイーツが沢山あるので、本国でも受け入れられるような味わいです。
日本人や欧州人には好まれる少し酸っぱ目を表現したリンツのストロベリーとは異なり、スターバックスのストロベリーフラペチーノは酸味が控えめになっています。
この差はもとの苺に起因するかもしれません。
【スタバ新作】ストロベリー ディライト フラペチーノ飲みました!【苺たっぷり】
価格は、スターバックスのトールのフラペチーノが637円。
リンツのホワイトチョコレート・ストロベリー・ヨーグルトドリンクが772円。
その差は135円。リンツの場合は店内で飲むと、専用のグラスで提供されて1388円なのでお店で飲むと2倍近く掛かります。
どちらが美味しい?!
残念ながらリンツの圧勝と言えます!
スターバックスは大好きで週に何回も通っていますが、リンツの厳選された素材には太刀打ち出来ません。
また、店舗数も非常に限られており、国内で9店しかないので、格別こだわったドリンクをリリースできるのかもしれません。
その点で言うと、1000店舗を超えたスターバックスの、どこでも飲めるというのは魅力的で、店舗数で言えば100倍以上優れていると言えますね!
拘りのリンツ、お手軽のスターバックス。どちらも良い商品です。
またいまさらですが、リンツのホワイトチョコレート・ストロベリー・ヨーグルトドリンクは販売終了しています…。
ホントに大好きだったので再販して欲しいのですが。
というわけで、リンツ Vs スターバックスでした~。