那須高原の隠れ家
栃木県那須高原にひっそりと佇む温泉宿「芽瑠鼓」に1泊2日の旅行に言って参りました。
この芽瑠鼓は、那須の中心部からは離れており、細い路地を山奥へと向かって行くとあります。
あいにくの台風で天候が良くありませんでしたが、素敵な温泉と客室で森のなかでの1日を過ごす事ができました。
源泉掛け流しの那須温泉。
貸し切りの露天風呂もまた芽瑠鼓の魅力のひとつです。
ひっそりと静寂に包まれる森の中で、ゆっくりと温泉を楽しむことができます。
陶器でできた風呂釜に身を沈めれば、日頃の疲れを忘れ去り活気を取り戻す事ができます。
ついたてが無く、森を望むことができるので、カップルや夫婦でのんびりと入るのにもおすすめです。
朝に入れば鳥のさえずりと森の音と、宿の下に流れる川のせせらぎが聞こえてきます。
温泉は交代制の貸し切りとなっており、夕方~夜間は部屋ごとの45分制の貸し切りとなるので、他の人が来る心配なくゆっくりと使うことができます。
夜間から朝方にかけては女湯と男湯に別れて自由に使えるようになっているので早朝から温泉を楽しむことができます。
僅か7組に限定された宿なので、朝に入っても他の人に合いにくいのも特徴です。
少し時間をずらして5時に早起きすれば、一人で独占できるかもしれません。
また、客層も年配の方が多く、上品なお客さんがゆったりと滞在しているので静かな旅を楽しむことができます。
夜は森がライトアップされるので、部屋で日本酒をあおりながらのんびりと森を眺めることもできます。
特に緑が綺麗な時期には、外を眺めながら大切な人と笑談するのもおすすめです。
朝になると日差しが森から上り、5時~7時頃には特別綺麗な風景が望めます。
8時以降は日差しが高くなり、強い影ができてしまいますが、早朝は特に美しい那須の森を楽しめます。
窓を全開にして新鮮な空気を室内に取り込めば、最高に気分の良い朝を迎えることができます。
朝食の前に部屋で緑茶を楽しむのも良いですね。
朝食は豪華な和食となっています。
ご当地の旬な食材を豊富に使ったメニューは、これだけでも素晴らしい価値があります。
那須に伝わる伝説「九尾の狐」にちなんだ鍋もあり、朝からしっかりと栄養も取れます。
お米はふっくらと、味噌汁なども美味しく、ジュースは地元のミカンを絞ったものだそうで、大満喫です。
食後はテラスでのコーヒー&ティータイム。
こだわりのダージリンティーや水出しコーヒーは、本格カフェのように味わい深いものです。
まさに森のリゾートを楽しむことができます。
というわけで、芽瑠鼓1泊2日の滞在でした。
那須高原に旅行するのでしたら、是非とも検討してみて下さい。
那須高原/那須湯菜の宿 芽瑠鼓[めるこ]
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本203-86 TEL:0287-76-8011