人気のMACノートパソコンには”Pro”と”Air”という2種類があります。
一見似たようなデザインですが、中身や用途によって選ぶべき機種が異なるので、今回はおすすめの選び方を紹介します!
Macbook ProとAirの違い
Pro・・・厚くて重いので持ち運びが不便 性能が高い 仕事でハードに使う
Air・・・薄くて軽いので持ち運びが便利 性能が比較的低い プライベートや簡単な作業に向いている
つまり、簡単に説明すると、Proは仕事などでハードに使えて、デスクトップPCの様な性能でありながら職場と自宅を持ち運べることにあります。
Airは非常に薄く持ち運びがたいへん便利です。ネットサーフィンやメールなど簡単な作業だけしかしない人。もしくは自宅にデスクトップパソコンがある人などにお勧めです。
Macbook Proの特徴
Proというのは、プロフェッショナルユースの意味を含んだネーミングです。
ノートパソコンでありながらデスクトップのようなハードな作業ができるようになっています。
厚みと重量があり、持ち運びはAirと比べると不便で長時間持ち歩くと重みで疲れてしまいます。
ただ、性能はAirと比べると格段に高くCPUの処理能力やグラフィック性能が高いのでイラストレーターやフォトショップ、DAWの作業も快適に行うことができます。
またUSBのポートも多く色々な周辺機器を接続できます。他にもSDカードスロットが付いているので、デジカメのデータを取り込む時などにも便利です。
Airと違ってDVDスロットが付いているので、DVDで映像を見たり、CDで音楽をアイチューンズに取り込むのにも非常に便利です。
一般的に売られているソフトウェアはDVDのディスクになっているので、そのままパソコンに差し込んでスムーズにインストールもできます。
他にもオーディオ入力と出力の2つのジャックがあり、音楽の編集の作業や録音にも便利です。
また有線LANのポートがあるので、シティホテルなどに宿泊したときにLAN接続することによって高速インターネット接続ができます。
スピーカーのサイズも大きいので音楽を高音質で楽しむこともできます。
Macbook Airの特徴
Airは軽量コンパクトという一点に全てのコンセプトを合わせてあります。
片手でらくらくと持ちあげれる重量でありながら、A4スケッチブック程度のサイズで持ち運びに非常に便利です。
性能はProと比べると低く、特殊なソフトウェアは動作しなかったりしますが、一般的な写真整理、メール、インターネットサーフィン、カレンダーなどはスムーズに作業できます。
SSDという高速なモデルを選べば、電源の起動がわずか十数秒たらずで完了して、出先のスターバックスなどでの打ち合わせや作業にもスマートに使う事ができます。
また簡単なプレゼンテーションなどであれば、このAirがお勧めです。
キーボードもProとくらべてピッチが狭く、コンパクトになっています。ですが、品質はProと同等のキーボードなので、長時間のタイピングもストレス無くこなすことができます。
ですので、iPhoneやiPadとは違った、長時間の文章入力もとても快適に行うことができます。
また周辺機器の接続もできるので、iPadよりも作業の幅が広いのが特徴です。
ただCDスロットが内蔵されていないので、もしもアプリケーションのインストールや音楽の取り込みをしたいのであれば、別売りの外付けDVDドライブを購入する必要があります。
お勧めのユーザー
やはり使用するアプリケーションによってモデルを選ぶのが良いと言えます。
例えば高い性能を必要とする、アドビのアプリケーション(動画編集、画像編集)、プロツールやロジックプロなどのDAW(音楽編集・音楽制作)、エンコード、DVD鑑賞や取り込み。
それらを快適に行うためには「MacBookPro」がお勧めです。
ですが対照的に簡単な作業、ネットサーフィンやメールチェック、フェイスブック、ツイッター、写真取り込み、スケジュール管理、ワード・スプレッドシートなどの軽作業であれば、断然「MacbookAir」がお勧めです。
なぜなら持ち歩きが便利なので、何処に行っても作業する事ができて快適だからです。
学生(高校生・大学生)であれば基本的にはMacBook Airで事足りると思います。
専門的な作業をする理系の学生や、デザイナー志望の学生であればProをお勧めします。
ですので、自分の用途に合わせたマックブックを選んでみて下さい。
デスクトップ+ノートブックという選択
デザインの作業をする人などは、iMacと組み合わせることによってシームレスで快適な作業を行うことができます。
アドビのクリエイティブスイートなどは一つのライセンスで2台まで使用できます。
1つをデスクトップであるiMacにインストールして、もう一つをMacbook Proにすれば、どこに居てもハードな作業を行うことができます。
当編集部(大人になれる本)でも、取材に行くときはMacbookProを2台持ち運んでいます。
これがあると、一眼レフのデジタルカメラのデータをそのまま取り込んで、すぐに記事のライティングやフォトショップによる画像編集ができます。
ですが、スターバックスなどカフェでの簡単な打ち合わせの時はAirを持ち歩きます。
Airは思いついた企画や会話などをメモしておくのに非常に便利ですし、簡単にインターネット検索ができるので、アイデアを検索しながら打ち合わせで使用できたりします。
デスクトップを既に持っているのであれば、そういった外での用途を考えて選ぶと良いです。