婚活パーティーに行きたいけど、どんな服装をすれば良いかわからない!という男性のために、本当に女性ウケの良い服装・コーディネートができるようになるページを作りました。
婚活パーティーの服装で最も大事なこと
語弊を恐れずに言ってしまうのであれば、婚活パーティーの服装・コーディネートで最も重要なのは「ある程度金銭的に余裕があり」「心にも余裕があり」「育ちがよく見える」ということになります。
これは彼女らがトークが面白い人やお洒落な人、優しい人を探しているのと同時に、結婚して家庭を作り子供を育てられるだけの余裕がある人間を探していることからです。
「え、でも実際そんな余裕は……」
なんて考えてはいけない。
男なら人生の中で、ちょっとけっこうかなりハッタリが必要になるときがあるからです。それが婚活パーティー。
それでは具体的にどうやったらそのように「見えるのか」詳しく考えていきましょう。
①金銭的な余裕を演出しよう
「ある程度金銭的に余裕がある」ように見えること。
現代においては女性もロマンティックな恋愛を夢見てられませんから、大金持ちの社長のご子息のような人がいることを期待しているわけではありません。しかし年収で言ったら500万円〜のやや余裕がある人を探しているのは事実です。
婚活パーティーという限られた場と時間で余裕があるかないかを判断する基準は二つ。
話し方と服装です。
まず話し方です。仕事ができる人というのは様々な目上の人と話をしたり、取引先の人と接する機会があるため綺麗に落ち着いて話す。もちろん極端に気をつける必要はありませんが、「すげえ」「うまい」「まじで」といったような言葉使いは避け、「そうなんですか??」「今日の料理は素晴らしいですね」と自然に言えるくらいの言葉遣いを普段から心掛けておきましょう。
次に本題である服装。
男性の場合は特にファッションが好きな人でなければ服の質感が気になりません。しかし女性は、相当ファッションに疎くない限り、パーティーの暖色の証明の中でもその服が「非常に安い」か「安くない」かくらいは分かります。
ですから詳しくはこれから説明しますが、極端に安い服は避け、婚活パーティー用だけでもある程度良いものを持っておくのがおすすめです。
②心に余裕があるように見せる
これに関しては、上と同じで落ち着いた話し振りがまず功を成すでしょう。それに加えて心の余裕を表すのは、会話と服のセンスです。
まずは会話の内容ですが、自分のことを知ってもらいたいばかりに、話が始まると自分のことばかり語ってしまう人は多い。しかもそのうえ「僕は実は〜」なんて自分の肩書きや持っている高級車のことなどを話してしまえば、相手に引かれてしまいますね。
もう一つが服のセンス。例えばパーティーだからと言ってあまりにも決めすぎていると、「金持ちに見られたい」という下心があるように見られてしまうかもしれません。
逆に最も効果があるのが、「高そうだけど仕事には使えないジャケット」です。
これはなぜかと言うと「週末のたった二日間のためにお金をかけてジャケットを買う」といういかにも日々生活を楽しんでいるような、心の余裕が垣間見られるからです。休日は疲れて家で寝たりぐったりしてしまっている人=余裕の無い人はカジュアルにしか使えないジャケットを買いませんよね。
③育ちがよく見える
これに関しては先ほどから書いている話し方、それから立ち振る舞いが大きく影響するでしょう。
まずは背筋をぴしっと伸ばすこと。猫背だと相手と顔が近くなるため相対的に顔が大きく見えるほか、非常に貧相な雰囲気になってしまいます。逆に背筋を伸ばしていると身長が数センチ高く見え、また育ちが良い印象になります。
そして服装に関して言えば、服やバッグなどがある程度使い込まれていながらも清潔であること、そして堂々と着こなせていることが重要です。
新品のジャケットやバッグは「婚活パーティーのためにおろしたて」という印象になってしまいますが、だからと言って使い古されていて汚いのはもっと印象が悪い。
持っているもの、着ているものどれも数回は着用し体に馴染ませ、しっかりとクリーニングや手入れをしておくのが良いでしょう。
あとは堂々と着こなすこと。
婚活パーティーでは普段慣れない着こなし、例えばジャケパンスタイルなどをすることになるかもしれません。そういったときに堂々と着こなせていれば、社交的な場に慣れている雰囲気がでます。
普段から婚活パーティー用に作った着こなし・コーディネートを機会があるごとに着てみるようにしておくといいですね。
女性が男性の服装の「どこで」「何を」判断するか
それでは今度は、女性が婚活パーティーで男性の服装やコーディネートを見たとき「どんなところを見て」それを「どんな風にとらえるか」についてを考えてみましょう。
①婚活パーティに限らず靴は見られる
これはよく言われることですが、その人が仕事ができるかどうかというのは靴に現れます。
どんなにお洒落な服装をしていても靴が田舎のショッピングモールに売っているような「おじさん臭い」靴を履いてしまっては、コーディネートが台無しになってしまいます。
さらにお洒落な靴だとしても、もう何年も前に履き潰してしまっていたり、手入れをしていなければ不潔だという印象をもたれてしまいます。靴の選び方としては婚活パーティーであればドレスシューズを。おすすめなのはスコッチグレインやマドラスなどのコストパフォーマンスに優れた革靴です。
もちろんクオリティの高いインポートの革靴を持っている人は、ベルトや着こなしとの色相性さえあっていればそれを使いましょう。あまり贅沢は言えませんが、もしできるのであれば仕事っぽい雰囲気のあるストレートチップではなく、ホールカットやウィングチップなどを選ぶとパーティーで華やかさがありますね。
②クラッチバッグで差が付く
婚活パーティーを含め、パーティーにはクラッチバッグやポーチを使うというのがレディースの定番になっています。
それに対し男性の場合はあまりクラッチバッグを使う習慣がない。結果として携帯や財布をポケットに入れてしまったりする。すると着こなし全体のバランスが悪くなったり、足が短く太って見えてしまったりします。
そこでやはり男性もクラッチバッグを持ちたいわけですね。
クラッチバッグを持っていれば女性からしても「お洒落」と感じることが多いです。大きなビジネスバッグを持ってパーティー会場に入るのも野暮ですから、ぜひ用意しましょう。
クラッチバッグについて詳しくはこちら。
③色のコーディネートに「普段のお洒落レベル」が見える
多くの女性は男性に比べてお洒落に敏感です。色の組み合わせ方に関してもしかりで、チグハグな組み合せをしていると「婚活パーティーだからといって気合いを入れてるけど、普段は全然お洒落じゃない人だ」と思われてしまいます。
ですから色のコーディネートは重要です。
まずは全体の色数を絞り、統一感を出すこと。ベルトと靴を同じ色にするというのは有名な話ですが、それだけでなくジャケットがベージュなら同系色のブラウンのベルトと靴にする、ベルトと靴が茶系ならば黒系のバッグを持たない、などを気をつけるとセンス良く見えます。
カラーコーディネートに関してはこちらを参考にしてください。
④シャツの襟で裕福か貧乏かが分かる
実のところスーツの良し悪しが分かる女性はそれほど多くない。しかしシャツは別です。
女性の全員が分かっているわけではありませんが、半数以上の人はシャツの襟を見ることによってその人が「〜中堅サラリーマン」なのか、「管理職や役職付き」なのかが分かります。
安いシャツというのはポリエステルが主な素材であることが多く仕立ても良くない。その質の悪さは生地感と襟のシェイプでよく現れます。ちょっとギクり!とした人は心当たりのあるシャツを手元に用意して、下の写真を見てみましょう。
左が2600円のシャツ、真ん中が1万円ほどのシャツ、右がそこそこ高級な2万円〜のシャツです。
襟の形などはシャツによって違うので判断基準にはなりませんが、素材感やなめらかさ、襟の端の仕上げの綺麗さが確かに違うのがお分かりでしょう。皆さんの手元にあるシャツが真ん中のものと同じように見えればOK。このぐらいであれば婚活パーティーでもお洒落に見えるでしょう。
左のようなシャツは特に〜4000円に多く、他にもボタンホールが黒くなっていたり襟が二重になっていたりという装飾があるものが多いです。ですがそれらはあくまで〜4000円のシャツに多く見られる仕様。
高級なシャツは逆に装飾がなく、生地や仕立てにこだわったものが多いです。
なのでおすすめは中級のシンプルな綿100%のシャツを買うこと。襟の形も写真と同じホリゾンタルカラーが今トレンドなのでお洒落です。どこで買うかは近くにあるお店が何かによりますが、今人気の「鎌倉シャツ」や「Fairfax」などがおすすめ。
ぜひ検索してみてください。
シャツがこういった中級〜になるだけで「新入りサラリーマン」や「中堅」という印象が一気になくなり、お洒落に気を使うことができ、余裕があるビジネスマンという雰囲気に変わります。
次のページでは具体的な着こなしを見ていきましょう。