The Glenlivet Nadurra 16 Year Old

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グレンリベット ナデューラ 16年

大切な友人からのいただきものです!
今回、希少なグレンリヴェットのカスクストレングスを贈ってもらい、早速二人で開封しました。
過去に12年や15年などはボトルで買った事がありましたが、このカスクは初めて飲みました。
その希少なカスクストレングスの魅力をお伝えしたいと思います。

グレンリヴェットの特長

グレンリヴェットの12年物はスコッチウイスキーの入門にとても最適なモルトで、
クセが殆どなく、それていてスコッチ特有の香り、そして適度な渋みがあり万人受けすると
いっても良いほどに飲みやすく受けのいいウイスキーでした。

ウイスキーを大量に消費するイタリアでは、年間のウイスキーの消費量がトップに輝いたのが
このグレンリベットであったとも言えます。
その一つ上のラインである、15年はテイストこそ似ていますが、よりどっしりと落ち着き
香りの数が断然多くなった印象を受けました。
まろやかになって、アルコールも上質になりましたが、皆でワイワイ飲むというシチュエーションでは12年の方が向いているとも言えます。
15年は大人向けで、二人位の男がじっくりと対峙しあって飲むのにぴったりの酒でした。

そして、このグレンリヴェット ナデューラ。ナデューラというのはゲール語で「ナチュラル」の意味です。
このラインは、グレンリヴェットの中でも滑らかな口当たりを追求したカスクと言っても良いでしょう。

ですが、カスク自体のアルコール度数は非常に高く、53.5%もあり。半分以上がアルコールです。
カスクのロットによっても、アルコール度数が違うという、とても面白く個性的であると言えます。
このラベルを見ると01/12 BOTLEDとあるので、つまり同じカスクが11本しかリリースされていないのかもしれません。
樽によっては詰本数が100本前後は取れると思うので、残りは別のバテッドになったと言う意味?
ウイスキーに関して詳しくないので、細かな事は分かりませんが、それでも希少な物というのに違いがありません。

そして、このモルトは、ファーストフィルのバーボン樽で16年熟成されたもので、強烈な個性が出ています。

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グレンリベット ナデューラ 16年の味わい

このナデューラですが、飲んだ時に程よい渋みと、強いアルコール感を覚えました。
確かに50度を越すウイスキーとしては、とても滑らかと言えます。
例えばアイラのタリスカーノース。これも好きで愛飲していましたが、アルコール度数が57%あり
強烈なパンチのように物凄く強いパワーを感じます。

所がこのグレンリヴェットは、アルコール度数が高いにも関わらず、滑らかな仕上がりとなっています。
ただ、ファーストフィルというバーボン出荷した後の1度めの樽を使っているために、
渋みが出ているように感じます。

例えば、シェリーオーク樽のセカンドフィルなどを使えば、より滑らかな仕上がりと
フルーティー感を出すことができますが、あえてそれをしなかったというのが、
この相反する物を求める、グレンリヴェット ナデューラの面白い所ではないかと思います。

少し加水すると、洋なしの様な爽やかな果実の香りが突然グラスから飛び出してきて、
そして口にすると、ほのかな甘味を感じます。
さっきまでどこに隠れていたのか?と思えるほど不思議な変化で加水の量によっても異なる表情を見せます。

この経験は、2万円代のナパワインを飲んだ時にありましたが、ブケラ・カベルネ・ソーヴィニヨンというワインを飲んだ時にも、刻々と変わる香りに驚きました。
このナデューラも、加水の量によって、爽やかな果実や、時おりのスモーキーさも出てくるので、
ストレートだけでなく是非とも加水をして楽しんでもらいたいです。

【オススメのおつまみ】

テリーヌ 若鶏のソテー 合鴨スライス イベリコ豚 などなど

山本田中ポイント 90点

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