「服って何買えばいいの?」「色の合わせ方が分からない」「結局どこのブランドがいいの?」
そんなシンプルな疑問にお答えします!
どんな服が好きか見つける
まずは、どんな服が好きかを見つけるのが一番大切です。
ファッションというのはとても自由で、自分の好きな格好をして良いのです!
ですが、「どんな服が好きかって聞かれても分からない・・・!」って女の子も居ると思います。
そんな時は下のチェックを考えてみて下さい。
- 好きなアーティスト、芸能人のファッションはどんな服?
- いつも見てるテレビ番組や好きな映画に出てくる人はどんな格好?
- 学校や職場の好きな同性の先輩はどんなファッション?
- この子お洒落!って思った人はどんな服?
有名人や華やかな仕事の人など、派手な服が人気ですが、ファッションの初心者には
「シンプル」や「綺麗め」、「可愛い」といったワードの下の系統がオススメです。
ガーリッシュ、コンサバ系、フェミニン系、キレイ系
ファッションのジャンル
基本的には大きく、コンサバ系とおしゃれっ子系に分かれています。
ハイファッション系 ELLE japon GINZA SPUR
ミセス系 VERY MINE LEE
キャリア系 Domani BAILA Oggi style
お嬢さんOL系 CLASSY MISS AneCan Cancan Ray JJ
きれい系 MORE with
ベーシック系 non-no
フェミン系 anan JJ bis Popteen
ガーリッシュ系 mina SEVENTEEN
お姉ギャル系 GLAMOROUS 小悪魔AGEHA BLENDA VIVI Scawaii Cawaii nicola
ギャル系 GLITTER Fine egg nuts Egosystem
フェミカジ系 InRed sweet spring JILLE SEDA
裏原系 mini Soup
ストリート系 Zipper CUTiE
好きな系統の雑誌を1冊買ってみる
好きな系統が分かれば雑誌の種類も分かりますが、イマイチ好きな系統が分からない場合もあります。
そんな時は書店でレディースファッション誌を立ち読みするのがオススメ!
何冊か手にとってパラパラ見ていると、どんな服が好きかだんだん分かってきます。
「これは無いかな?」、「これはまだ早いなー」などと、自分の中で分類していって
一番コレだ!と思った雑誌を一冊買ってみます。
色々な年齢層や方向性のあるファッション雑誌で、どれを手にとって良いかさっぱりな人もいると思います。
こんな感じの雑誌が始めやすいです↓↓
ファッション雑誌には色が有る??
ファッション雑誌には、”青文字系”と”赤文字系”など傾向によって種類が分かれています。
赤文字系の代表的な雑誌には、「CanCam(キャンキャン)」「ViVi(ヴィヴィ)」「JJ(ジェイジェイ)」「Ray(レイ)」などがあります。
赤文字の特徴は、コンサバ系と言って「Conservativeコンサバティブ」=「保守的」を意味して、ベーシックでシンプルなスタイルや昔からあるトラディショナルなファッションを主にした雑誌です。
コンサバと言っても、最近の流行ファッションも取り入れているので古いスタイルという意味ではありません。
一方、青文字系の代表的な雑誌には、「Non-no(ノンノ)」「More(モア)」「Sweet(スイート)」などがあります。
青文字系の特徴は、モード系ファッションで新しいデザインやブームを積極的に取り入れる傾向にあります。
例えば、ヴィヴィアンウエストウッドの様な奇抜なデザインの服であったり、きゃりーぱみゅぱみゅの独創性なファッションもその一つです。
と、ファッション雑誌には傾向がありますが、実際には各雑誌ともに流行のトレンドを取り入れたバランスの良い雑誌になっていて、
「ちょっと新し目」「ちょっとお洒落で」「使いやすい」といった様な、比較的みんなに似合うような雑誌構成になっています。
特にオススメの雑誌は?
趣味や好みによっても分かれますが、初めてに選びやすい雑誌は、「non-no(ノンノ)」と「CanCam(キャンキャン)」です。
ノンノ、キャンキャンともに10代後半(大学生)~20代まで参考にできます。
とくに、この2誌はパルコやルミネなどのショップに並びやすいアイテムが掲載されていて、「これいい!」と思った商品を近くのお店で買いやすい雑誌だと言えます。
また価格も比較的手頃なものが多いです。
プチプラ特集(→プチプライス=価格が安い)も頻繁にやっており、4千円以下での着回しや、3千円のバッグ特集など手頃な価格で買える商品も紹介しています。
また、対照的に2万円近いワンピースなど高価で高品質なアイテムも紹介しているので、
一冊で色々な物をチェックできるのが特徴です。
他にもViVi、JJも10代後半から20代まで参考になるファッション雑貨です。
LARME(ラルム)
LARME(ラルム)という雑誌は、発刊されたばかりの新しいファッション雑誌ですが、
誌面のデザイン性がとても可愛らしく、表紙に書かれている「甘くて、かわいい♡女の子のファッション絵本」というイントロそのものの雑誌です。
広告が少なく、シンプルなのに可愛いデザインで今どきの写真の色みやアンティーク加工など、ずっと手元に取って置きたくなるような誌面です。
女子高生に定番の「ポップティーン」「セブンティーン」
この2誌を読めば人気のアイテムがチェックできます。
また、掲載されている価格も1,000円~3,000円のアイテムも多くて、お小遣いでも買えるグッズがいっぱいです。
掲載されている中でも、特にシンプルなデザインの物を選べば、大学生から20代まで着れるものもあります。
着てみたいコーディネートを探す
買ってみた雑誌の中から、着てみたいコーディネートを探します!
「この組み合わせ可愛い!」や「この組み合わせ好き!」ってのを見つけます。
どのファッション雑誌にもキャプションといって、写真の近くに商品の紹介文章と、ブランド名・価格が掲載されています。
例えばこのコーデ。
この春大人気のブルー×白の透明感のあるカラーリング。透かし編みを施した程よくコンパクトなニットと、腰回りの体型カバーを叶えてくれるふんわりシルエットのフレアスカート。このメリハリのある組み合わせでスタイルアップも間違いなし。ニット¥3703 スカート¥4800 ネックレス¥2400 サンダル¥6600/ローリーズファーム
キャプションを利用すれば、このコーディネートがどんな商品で、どこで、いくらで買えるかが分かります。
また巻末には掲載ショップリストというのがあり、問い合わせ先の店舗名や電話番号一覧があったりします。
つまり上の写真のコーディネートをしたければ、ローリーズファームに行けば18,000円で全部揃えれます。
在庫や商品が必ずお店にあるかは別の問題ですが、予め電話で問い合わせる事ができます。
問い合わせる時は、「ノンノに掲載されている、3703円ブルーのニットって在庫ありますか?」と聞けばOK!
こういった感じで揃えれば、失敗なく、可愛くてお洒落な流行のコーデができます!!
安く済ませるコツ
ですが、ここでコツがあります。
「全部揃えるのに18,000円かぁ~」って思いますよね?
さすがに、これ1セット買うのにそんなにお金は出せません。
そこでコーデを携帯やスマホで写メを撮っておき、靴屋さんに出向きます。
ABCマートやASBeeなど、安めの靴屋さんに行って、このサンダルに似ているものを探します。
初めのうちは、こんな感じで安いサンダルなどで代用していけば、実際には安く揃える事ができます。
アクセサリーにお金を掛けない
これは実は大切な事で、ファッション初心者のうちはアクセサリーにお金をあまり掛けないようにしましょう。
アクセ1個に何千円や何万円も出すのでしたら、トップスやスカート、ワンピなど安めの物を何着も切るほうが着回しができてお洒落です。
デートや遊びなどで、毎回同じアクセサリーをつけて行っても問題はありませんが、毎回同じコーディネートだったらどうでしょう?!
これは、かなりの死活問題です。さすがに毎回同じファッションだと男の子も気がつくので、トップスとボトムスは種類を増やしましょう。
色選び
初めのうちは、同じ色の同じ形状のアイテムを買うのは避けましょう。
例えば、「薄いベージュ系のシフォンって、すっごく使いやすい~~~」っと感動しても、同じ物を何個も買ってはいけません。
今度は紺のシフォン試そ!とか、ベージュのトレンチコートにしたり、と多彩な色と種類を選ぶようにしましょう。
同じ系統で同じ色ばかり選ぶと、これもまた「A子ちゃん、いつも同じ格好だよね?(苦笑)」と死活問題に繋がります。
使いやすい、服の種類
ニット・セーター
ニットはセーターに似ていますが、大きく編んであるものが、ニットと呼ばれます。
基本的に冬物をセーターと呼びます。
ニットにも冬物がありますが厚手で、密度の高く暖かそうなものが冬物です。
実は、春先や夏にも使えるアイテムで、サマーニットというものもあります。
サマーニットは、麻でできているものや、編み方を工夫してあり
薄手で手に持つと透けて見えるようなものが夏用のニットです。
これの前が開いてボタンで閉めれるようになったものがカーディガンになります。
スカート
ニットと合わせやすいアイテムの一つです。ボトムスと呼びます。
起毛素材の毛が立っているような、厚手でザラザラしたような素材は冬用のものです。
写真のようなタイトなスカートに、ニットを合わせる事によってお洒落な感じがでます。
あまり慣れていないうちは、ニットとデニムを合わせるのは避けましょう。
まるでシマムラのようなニットと、ユニクロのようなデニムで合わせて、運動靴を履けば失敗します。
スカートにはパンプスを合わせましょう。
ワンピース
一枚だけで済んじゃう簡単で可愛い服の定番です。
必ずファッション誌にも登場する王道のアイテムです。
無地の物や写真のような花柄のもの、またギャザーといってワンピースの端にヒダヒダがあるものやレースが重なっている物も多いのが特徴。
何にでも合わせれる事ができて、お洒落で可愛い服です。
ただ少し注意が必要で、柄のあるワンピースだと一枚で着ると派手過ぎて落ち着きのない印象があるので、カーディガンやジャケット、ブルゾンなどトップスを羽織るが良いです。
柄の面積を少なくするのでサラッと着こなせます。トップスは柄のないものにしましょう。
また、腰より高めに厚めのベルトをしたりと、色々着こなしを変えれるので楽しめます。
ブルゾン
薄手のMA-1という種類のブルゾンです。
色が薄いので、こういったワンピースにも似合います。
カーキーやメンズっぽい色合いでも着る事ができるので、ちょっとボーイッシュな気分の時は積極的にブルゾンを使ってみるのも良いです。レースのブルゾンや、部分透けなど色々な種類があります。
デニムジャケット
色合いが薄いデニムで、生地の厚みも少ないので可愛く着られます。
特にこの色合は春から夏に掛けて、超使いやすい色なので持っていると良いです。
チュールスカート
写真にはありませんが、あると春に便利なスカートです。特にニットとの相性も良く春先に活躍します。ベージュ系が使いやすいと思います。
パーカー
パーカーは、ショートパンツ+Tシャツ+スニーカーで使える動きやすくて、休みの日に楽ちんなお洒落ファッションです。
たくさん歩く日や、トレッキングやアウトドアにもオススメ。また、春の涼しい日や夏の夜など、ちょっと冷え込んだ時に便利な一着です。薄手の物は夏用で年中使えます。部屋着としてもOK!セットアップとして上下同じデザインで売られている物もあります。
スウェット
ゆるく着こなしたい時に便利なスウェット。
基本的にはトップだけスウェットにして、ボトムをスカートにする事が多いです。
ちょっとしたアメカジテイストを出すことが出来て、楽しめます。
グレーや少し青っぽい色が使いやすいです。
足元に暗い色を持っていくことでメリハリが出るので、かっこ良く着れます。
上下スウェットにキティちゃんサンダルはNGですよ~。
スタジャン
バイカラー(2色)の白黒スタジャンを、ミニ・スカートと組み合わせれば海外セレブのような着こなしができます。
少し質の良い物を選んで、体にぴったりのサイズにすることでおしゃれに見えます。
また、紺×白のスタジャンと赤色ミニ・スカートなどにすれば、アメカジスタイルが手軽に挑戦できます。
スニーカーを合わせてもOK!
オフショルトップス
肩やデコルテラインをがっつりと出したトップスです。
ボーダーやレースのものが今期の流行です。
ティティアンドコーのようにカッチリとした少し高級なものから、イングのように安価で可愛め寄りのものなど色々あります。
オフショル+ミニスカートと小さく可愛いバッグを合わせれば男ウケ100%です。
知っておくと便利なファッション用語
コーデ
コーディネートの略。組み合わせ。
アンサンブル
フランス語で、「一緒に」という意味で、組み合わさった商品。
ガーリー
女の子っぽい可愛らしいの意味。
トップス
上半身に着る服。
ボトムス
下半身に着る服。
アウター
上着、羽織るもの全般。
インナー
中に着るもの、薄手。下着も指す。
デニム
メンズで言うジーンズ。
スキニーパンツ
細身のパンツ
テーパードパンツ
先に向かって細くなってく
レギンス
くるぶしより10cm位上で切れるやつ
フェミニン
女性っぽい、女性らしい
カットソー
Tシャツなどの総称
プチプラ
プチプライスの略。安いの意味。
チュールスカート
絹やナイロンなど薄く網状に織ってあるスカート。なみなみ。
ミルキーカラー
ミルクのような優しい色合い
バイカラー
2色
トリコロールカラー
3色
セットアップ
組み合わせで売られているもの
レディースファッション入門まとめ
レディースのファッションは決して難しいものではありません。
雑誌など気に入ったコーディネートを真似していると、少しずつ、どれとどれが似合うか分かるようになってきます。
また、実際に買い揃えていくと、好みの種類や名前を覚えたりできます。
今までファッションに興味がなかった女の子も、是非ともこれを期に色々な可愛い着こなしにチャレンジしてみて下さい!