
大学1年生が買うべきスーツはどんなスーツ?? 入学式&成人式そして就活
大学入試が終わり、進路が決まったころ。
多くの人が焦ってスーツを買いにいきます。高校の離任式や大学の入学式、そのあと成人式、そして就活と大学生になればどうしてもスーツが必要になるからです。
でもどんなスーツが良いかわからない!悩んでいる!というあなたのためのスーツ紹介です。
一般的にはリクルートスーツを買います
やっぱり将来就活があることも考え、多くの人はリクルートスーツを買います。
また、冠婚葬祭で使うことも考える。
そういうわけで、洋服の◯◯という感じのスーツ屋さんに行って、黒のちょっと地味なスーツを買う。
これが一般的です。
◯選ぶべき色は黒、紺、グレー
使い勝手で考えたら黒です。
黒は最近になってビジネスに取り入れられてきたスーツの色ではありますが、既に定番ですので問題ありませんし、無難なシャドーストライプなどのスーツを選んでおけば就活にも不幸があったときにも使える。
でもビジネスにだけ使う、礼服を持っているという人は紺を。
紺というのは今も昔もビジネススーツの最も定番な色。
どんな色のネクタイも合わせることができ、印象も良い万能な色です。
グレーもまた定番の色です。
◯選ぶべきスーツの素材はポリエステル混
就活などで使うことを考えると、やっぱりタフな素材がベター。
手入れがほとんど不要で雨に濡れても痛まないポリエステル混の生地を使ったスーツが良いでしょう。
もしかするとスーツ屋さんでSuper130’sなどの表記のあるスーツを「良いスーツ」として勧められるかもしれません。でもそういうスーツは繊細で扱いが大変なので避けるべきです。
◯選ぶべきネクタイはレジメンタルかドット
ネクタイは基本的にレジメンタルかドットを。
のちに就活で使うことを考えたら一番無難で得策です。
レジメンタル(ストライプ)は日本のビジネスシーンでは一番の定番柄。ドットはそれに次いで安定感のある柄で、世界的なスタンダードです。
◯シャツは使いやすいポリエステルの形状安定シャツの白を数枚
シャツは柄物で個性を主張したくなってしまいますが、使い回しを考え白で。
また形状安定の白シャツはアイロンが不要なので、特におすすめです。
本当は派手&高級スーツがおすすめ
でも本当にリクルートスーツを買うのが一番なんでしょうか??
ちょっとした提案があります。
ビジネスに使えないようなものでも良いから、派手で個性があって仕立てのいい、一生ものの一着を買うのはどうでしょう。
ビジネスでは使えません。使えるのは入学式や成人式、卒業式等。また卒業後には友人の結婚式や休日のお洒落に。
「使えないスーツを買ってどうするの、いらないじゃん」
と思われるかもしれません。
しかし「就活で使えるから」といって、一生に一度しかない入学式や成人式、卒業式など特別な時間を全て無難で地味なスーツで過ごさせるのは本当に正しいでしょうか??
女子は何十万も出して、特別な日である成人式1日のために振袖を用意するのに、男はビジネスにも使えるからと言って無地の紺のスーツにレジメンタルのネクタイというのはちょっと悲しい文化だと思います。
代わりに誰よりも仕立てが良くて、お洒落で、大人びたスーツを成人式や同窓会、入学式や卒業式で着ることができたら??
それは本当に良い思い出になるばかりか、大人の男としての自尊心にもなるでしょう。
安いスーツを買い与えられた人はスーツが好きになれません。
一生スーツというのはビジネスの制服だと思いながら袖を通すでしょう。
でもお洒落で、すごく手触りが良くて、手入れをしなければならないけれど美しいイタリア製の生地を使ったスーツを高校の卒業記念にもらったら??
その人の感性はお洒落になるし、良いスーツの似合うカッコいい大人になりたいと願うようになるはず。
良い物に触れていない人には良い物を手に入れるような人生は送れません。
でもひとつでも良い物に触れている人は、自分の生活をそれに合わせようと必死に努力する。
良いスーツは男のプライドであり、背筋を伸ばし、向上心をくすぐるものです。
良いスーツを持っていれば自分自身を身ぎれいにしたくなる。良いスーツに似合う人間性を身につけたいと思う。他にも良いスーツを買えるような経済力もつけたくなる。
特別な日にしか使えないスーツだったとしてもです。
こういうスーツもありです。ネクタイもビジネスなんかには到底使えないような柄の、シルク100%のものにしましょう。
これはひとつの提案ですが、ちょっと理にかなっている部分もあると思ったりしたりするかもしれませんでしょう笑
だって、就活で使うような地味なスーツなら2万円そこそこで買えるんです。礼服なんか、どんな仕立てでも関係ありません。
もし2万円のスーツを着るのが嫌なら子供が自分でバイトして良いスーツを買うはず。
「身の丈」は自分が合わせていくべきだ。
良い物に触れることをモチベーションにしよう。
という考え方の人は是非!


