
【春夏】麻のテーラードジャケットの着こなし方
春夏向け麻・リネン素材のジャケットを一足先に手に入れた!
そんなあなたのために、春夏に最適な麻ジャケパン着こなし特集です。
茶色系チェック柄 麻のテーラードジャケット着こなし
一着目はユナイテッドアローズ、green label relaxingの綿麻テーラードジャケット。
独特な大柄チェック柄とピークトラペルがお洒落な、2014年イチオシの綿麻テーラードジャケットです。
このジャケットを使ったジャケパン着こなし方を見てみましょう。
◯同系色で優しい雰囲気の春夏ジャケパン着こなし
まずは、綿麻テーラードジャケットを綺麗目に決めたい場合。
同色系でトップスを決めて、そこにネクタイを入れれば失敗なく統一感を出せるはず。
ボトムスは普通のジーンズやチノパンなどでも構いませんが、今回は今季の注目アイテムである白パンツを使ってみましょう。
持っていない人はベージュのチノパンか、いつものジーパンを用意!
ポケットチーフは白デニムの白ではなくてベージュを選びましたが、これはトップスの統一感を優先したため。ベージュのチーフが、トップス全体の色合いをまとめながらも明るさをプラスしています。
チーフはパフドスタイルで差すことによって、さらに柔らかく優しい雰囲気のジャケパン着こなしになっています。
◯マローネ・エ・アズーロを使った春夏ジャケパン着こなし
イタリアにはマローネ・エ・アズーロという言葉があります。
これは「栗と青」というような意味で、つまるところ茶色と明るい青はとっても相性が良いよ!という話です。
実際に茶色と青を組み合わせた着こなしは、イタリアでは超定番。
春夏にも茶色を着こなしたい人にはピッタリな、爽やかなジャケパン着こなしです。
青ストライプ柄 綿麻のテーラードジャケット着こなし
春夏のテーラードジャケットの中でも、個性的な着こなしをしたいなら買うべきは青のストライプ。
派手目な青ストライプのジャケットも、綿麻素材なら下品にならず、さっくりと清潔感のある印象になります。
使用するのは、コストパフォーマンスの高いTKの綿麻ジャケット。
普通は綿麻100%のジャケットなら2万円弱しますが、こちらは綿麻100%にも関わらず1万円。縫製のレベル等もまずまずで、お手頃なジャケットです。
今度はこちらの綿麻テーラードジャケットを着こなしてみます。
◯白シャツでシンプルに着こなす
こういったジャケットを着こなすときにはまず、ストライプ柄をしっかりと生かしてあげることが重要です。
ですからあまり自信がない方は、とりあえず白シャツから合わせていきましょう。
重要なのは、濃いめの色のパンツを選ぶこと。
また、紺や濃い赤などの色でアクセントを入れることです。
白シャツを合わせるのにパンツも明るい色だと、全体的に明るくなりすぎてしまう。春夏とはいっても、ちょっと落ち着きが無くメリハリも足りないジャケパンになってしまいます。
今回のように紺のチーフをラフにポケットへ差したり、紺のカジュアルなネクタイを合わせたりするのがおすすめです。
◯紺のシャツでメリハリつけて
青のジャケットを着こなすのに、最もセンス良くきまるのが紺シャツとの組み合わせ。
全体にメリハリがあって、若々しいジャケパンの着こなしになります。こちらは30代の男性に特にお勧めなスタイル。
パンツには明るいベージュのチノパンを合わせて、シックに決まっているトップスとコントラストをつけます。
また、ベルトにブラウン・オレンジ系の色を持ってくればさらに良し。春夏らしさがよりしっかりと演出できますね。
最後に注目していただきたいのは、ジャケットの胸ポケット。
ハンカチをポケットチーフの代わりに用いるのは、雑誌Safari サファリによく見られるカジュアルなジャケパン着こなしです。
◯綿麻テーラードをカットソーで着こなす
綿麻のような涼しげな素材の春夏向けテーラードジャケットは、カットソーで着こなすのもおすすめ。
若い人は特に、かたくなりすぎずカジュアルな印象なのでおすすめです。
もちろんここでもおすすめは紺のカットソー。
青いジャケットはやっぱり紺を合わせるときっちり綺麗にきまりやすいです。
また、この場合には綿麻テーラードジャケットに入った派手目ストライプが着こなしのメインになるので、カットソーは柄物ではなく無地の方がバランスよく決まりますね。
ベージュ 絹麻のテーラードジャケット着こなし
エディフィスがイタリアの高級服地メーカーであるCERRUTIチェルッティの生地を使用して作ったこのジャケット。
今季注目されているウィンドウペンのチェック柄と、春夏に使いやすい明るいベージュの爽やかな色味が特徴。
また、生地は綿麻ではなくシルクと麻が約50%ずつ混紡されたもので、上品なツヤ感があります。
さあ、早速着こなしてみましょう。
◯紺でまとまりのある着こなしに
ベージュウィンドウペンのシルクリネンジャケットに紺のシャツを合わせれば、紺とベージュという王道の組み合わせのおかげで非常に安定感のある着こなしになります。
パンツは若干濃いめのベージュで。
メリハリはやや弱めですが、これぐらいジャケットのベージュとチノパンのベージュに濃さの違いがあれば問題無し。トップス、インナーのシャツが紺で濃い色なので、そことコントラストがついていることも今回ベージュとベージュを合わせてOKな理由です。
◯明るいベージュに明るい青で夏っぽく
今回のシルクリネンジャケットのように明るいベージュ、生成り色とも呼ばれるような色のジャケットに明るいブルーのジャケットを合わせれば、誰でも夏っぽいジャケパン着こなしができます。
明るいブルーと合わせた場合には、トップスの色が明るめになります。
バランスを取る意味で紺のジーンズを合わせました。また、もし必要であればアクセントにボルドーなどのチーフを差してもいいかもしれませんね。
カジュアルで夏っぽさのある着こなしですが、ゴールデンウィークくらいからは問題なく着られるジャケパン着こなしだと思います。
グレンチェック 麻のテーラードジャケット着こなし
麻100%のジャケットは春夏らしい軽快さと爽やかさがありますが、グレンチェック柄を使ったものならカジュアルなだけでなくトラッドな雰囲気も出せます。
アーバンリサーチ tailorのダブルブレステッド・麻テーラードジャケットを使ってみましょう。
◯ライトグレーも紺が決まる!
このジャケットのようなライトグレーもまた、紺と非常に相性の良い色のうちの一つ。
今回のようにダブルのジャケットの場合は特に、しっかりと落ち着いたトーンの紺シャツを合わせることで落ち着きがでます。
パンツはジャケットのボタンの色と同じ明るいベージュ(アイボリー)にしました。
全体的に軽やかな着こなしになるので、ダブルジャケットの重さやオヤジ臭い印象を感じさせません。
ダブルのジャケットは現在再び流行の兆しが見られていますが、着るときにはサイズに気をつけましょう。ウエストがしっかりと絞られていて、細めのシェイプのものが現代的。
今回は麻を使ったジャケットのジャケパン着こなしを特集しました。
綿麻や麻、シルクリネンのテーラードジャケットでこの春夏を楽しみましょう!


