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【男性必見】婚活パーティーでモテる服装の作り方

ラペルピンやリングタイなどは本当にお洒落??

よく婚活パーティや、さらに成人式などの華やかな場でおすすめされているアイテムがラペルピンとリングタイ。特に成人式のラペルピンというのは今若い人たちのブームで、煌びやかな装飾のついたピンを付けている人が多く見受けられます。

 

しかしこれらのアイテムは実際にお洒落なのでしょうか。

いろいろな考え方があると思いますが、個人的にはあまりお洒落ではないと思います。これはどうしてかと言うと、ラペルピンなどの光る装飾品はスーツやシャツが仕立ての良いものでないと浮いてしまうアイテムだからです。

例えばジャージやスウェットを着た高校生の女の子がルイヴィトンを持っていたり、いかにも安っぽい服を着ている人が派手な宝石を付けていたら違和感を覚えると思います。

それと同じで安いスーツに装飾品を付けるとどうしても品がなく、言ってしまえば上に書いた高校生、あるいは成人式の学生のような「高いものに憧れている若者」のような印象をもたれてしまいます。リングタイに関しても同じです。

婚活パーティーにおいても「ホストみたい」なんていう偏見を持たれてしまう可能性があるでしょう。

そして、高いスーツを着ている人はあまりこういった装飾品を付けないということも理由の一つ。彼らはスーツの仕立ての良さや生地の良さが最も華やかであるということを知っているため、余計な装飾はあまりしたがらないのですね。

例えば紳士の国イギリスのGQでベストドレッサーとして選ばれた、007ジェームズボンド役のスーツの着こなしがこれ。

 

 

おどろくほどシンプルですね。ですがスーツの光沢感や襟の立体感、しっとりとしたシャツのシェイプなど、どこをとって見てもそれら全てのアイテムが一流品であることが分かります。

本当のお洒落というのはこういった質感や、絶妙なサイジング、そして全体を決してごちゃごちゃにしてしまわない着こなしのセンスに現れるわけですね。

そう考えると一流のスーツがなかなか手に入らない私たちは、それが手に入らないからこそ、他の部分を真似して本来のお洒落さというものに少しでも近づきたいものです。

それでもやっぱりアクセントは欲しい!という人に抜群におすすめなのは、ブートニエール。

 

 

本来のブートニエールは正装のときに差す花の装飾のことですが、LARDINI ラルディーニというイタリアのブランドのジャケットについているような小さなブートニエールはお洒落アイテムに最適。

特にご覧の通り若い女性のウケがよく、婚活パーティーでは上品に個性を主張できます。

ブートニエールは単体で売っています。ちなみにナノユニバースという日本のブランドが展開するアクアボニストというブランドラインのジャケットにも、バラをモチーフにしたブートニエールがついていますね。

 

平日、仕事帰りの婚活パーティーはスーツ

それでは具体的にどんな服装をするか。実際のところ、手持ちのアイテムを使ってできることというのは限られていますから、まずは自分で出来そうだなと思うところまで試してみてください。

まずは平日の婚活パーティーですが、これはみなさん仕事帰りになるためスーツを着用した、ちょっとカタい雰囲気の服装がメインになりますね。

そのときにお洒落で周りの男と差をつけるには、いつものスーツをどうやってアレンジするかが問題です。

↓いつものスーツ。

 

 

ちょっと違うかもしれませんが、まあ概ねこんな感じですね。

スーツのサイズ的にはこのくらいがベストで、丈はあまり短いとみっともない印象があります。ただウエストはある程度絞ってあった方がスタイリッシュに見えますね。このスーツも実は買ったあとにウエストを絞っています。

袖丈について気になった人は鋭いです。

今のトレンドではスーツの袖丈は短め、シャツが常に1.5cmほど見えるのが良いと言われています。このスーツも袖丈は直してあるのですが、個人的な好みで「動いたときに見える」程度の長めの丈にしてあります。

お洒落さを重視するならトレンドに則って、シャツが見える短めの袖丈にした方が良いと思います。

①婚活パーティーにはまずポケットチーフを

そこでまず誰にでも挑戦してもらいたいのが、ポケットチーフです。

 

いつものスーツ着こなしに白のポケットチーフを入れるだけで、いきなりパーティーらしい華やかさが出ます。

ポケットチーフはシルク100%のものであっても2000円程度。もちろんシルクにはグレードがありますが、相当格安のものを買わない限りはシルク製ならば高級感があり余裕があるように見えます。

普段のビジネスではTVフォールドという折り畳んでいれるチーフが定番ですが、パーティーであれば写真のようなパフドスタイル、スリーピークド、クラッシュドなどを試してみると良いでしょう。

②婚活パーティー専用のカジュアルネクタイを持つ

上のポケットチーフを差すだけでもずいぶん仕事帰りのスーツ姿を格上げできますが、よりおすすめなのはカジュアルネクタイを持つこと。

仕事が終わって会社を出た後に、仕事では使いにくいけどお洒落なネクタイに結び代えよう!という提案です。

 

こちらはポールスミスの花柄ネクタイ。柄がカジュアルで色が派手なうえ、細身のタイプなのでビジネスには使えません。しかし先ほどもちらっと話をした休日専用のジャケットと同じように「仕事で使えないネクタイをわざわざ買う」という余裕が、婚活パーティーでは際立ちます。

もちろん外見的にも華やかになり、一気にサラリーマンとは思えない着こなしになるはず。

着こなしのコツとしては、スーツに合わせるシャツを白にしておくこと。特にボタンダウンではなく大きめの襟を持った白シャツというのは、いろいろなストライプの入ったシャツなどよりもよっぽどビジネスっぽくない華やかさがあります。

ポケットチーフは白でもかまいませんが、よりシックな着こなしにするためにワインレッドで合わせてみました。

カジュアルなネクタイはその特殊さうえ、スーツにマッチするものを選ぶのがちょっと難しいです。自信がない人は特に、合わせるスーツを実際に着てネクタイを買いにいき、「カジュアルなネクタイが欲しい」と店員さんに伝えてアドバイスをもらいましょう。

③ノーネクタイで婚活パーティー??

えー、でも仕事終わったあとだからネクタイなんかしないでノーネクタイで過ごしたい。

気持ちは十分に分かりますが、ノーネクタイのスーツの着こなしというのはかなり貧相でだらしなく見えてしまうもの。カジュアルなパーティーであってもあまり印象が良くないです。

でも解決策はあります。それが、ノーネクタイで着ることを前提にした「イタリアンカラー」や「バンドカラー」という襟の形を持ったシャツを合わせるという着こなし。

こちらはイタリアンカラーです。

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ちょっと全体がシンプル過ぎてしまうので、実際には派手目なポケットチーフなどでバランスを取る必要がありますね。また、ベルトをライトブラウンなどにしてアクセントにしても良いかもしれません。

それよりも注目していただきたいのは襟の形。ネクタイをしていないときのシャツの襟はだらしなくなりがちですが、イタリアンカラーはネクタイを締めることができない代わり、ノーネクタイで非常に立体的な形になります。

もう一つはバンドカラー。

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こちらもノーネクタイでしか着用のできない襟型のシャツで、ラフな雰囲気があります。

どちらについてもいえることですが、正直なところちょっとガラが悪く見えます。普段のカジュアルなスーツ着こなしやハズシ技としてはお勧めですが、やっぱり婚活パーティーでスーツを着るならネクタイはあったほうが良いですね。

 

休日の婚活パーティーならジャケパン

逆に休日の婚活パーティーともなればみなさん思い思いの服装をすることになります。ですから休日になると、ファッションのセンスで周囲と大きく差がつく場合が多いです。

緊張しますね。

でも逆に言えば、周囲の男性を出し抜いてモテるチャンスもあるという訳です。そう考えて、さて何を着ていくか。

休日にビジネススーツを着ていくのはどうか?? これは外れです。休日のパーティーなのにビジネススーツを着ているということはつまり、「お洒落な服を持っていない男性だ」というふうに思われてしまいます。

じゃあいつも着ているカジュアルでいくか?? それもNGです。女性はパーティーに合わせてややドレッシーな服を選んできますし、当然男性の方もある程度品のあるキレイめな服装をすることが暗黙のルールになっています。

そこで一つの指標になるのが、テーラードジャケット。

これを着るジャケパンスタイルであれば、基本的に品が良くしかもお洒落に見えると言えるでしょう。

まずは基本のジャケパン。

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紺のブレザーにグレーのスラックスという定番のジャケパン着こなし。これは非常にお洒落!という印象にはならないかもしれませんが、失敗することが少ないので問題なくおすすめできます。

こういうジャケットとパンツがどこで手に入るのか、という問題です。

まずジャケットですが、あまり予算が無い人がまずチェックしたいのはスーツカンパニーといった若者向けの量販スーツ店。2万円しない程度の値段でそこそこお洒落なものが買えるはずです。

もう少し余裕がある人がチェックしたいのは、UNITED ARROWS green label relaxing グリーンレーベルリラクシングや、EDIFICE エディフィスといったセレクトショップのオリジナル商品。

セレクトショップのオリジナル=セレオリというのは一般的にあまり評判が良くないですが、実際には値段相応にお洒落なものも多く、特にイタリア製生地を使用したテーラードジャケットなどを選べば品質的に問題があることはほとんどありません。

パンツはウール100%のスーツのスラックスを。気をつけるべきなのは一つ、無地ものを使用すること。スーツの細いストライプが入ったスラックスというのはジャケパンにはあまり使いません。

同じジャケットを使ってもうちょっと派手に着こなすなら、グレーのスラックスを別の色に代えてみるのが良いでしょう。

jacket

写真はライティングを組んで撮影しているためずいぶん派手に見えますが、実際にはもう少し落ち着いた色のレッド。婚活パーティーの暖色の照明の下であればちょうど良い具合の派手さになるでしょう。

ジャケパンの着こなしというのは必ずしもネクタイをしなくても良いものです。センツァクラヴァッタ=ノーネクタイのときの決まりは、ボタンを上から2つ開けること。これは意外と知られていないことですが、一般的な常識です。

またシャツの下には何も着ないのが普通になっていますが、どうしても下着を着たい場合にはこのノーネクタイのときに絶対に見えてしまわないように注意しましょう。襟の深いVネックやUネックの白の下着を着るのが良いですね。

 

より個性を出せるのはジャケデニスタイル

さらに、もう少し服装の自由が許される婚活パーティーであればジャケットとデニムを合わせたジャケデニスタイルがおすすめ。

イタリアのオヤジの定番テクニックで、小洒落た遊び心のある着こなしになるため、周囲と徹底的に差をつけることができます。

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まずはネクタイと合わせて、デニムの持つカジュアルさとドレッシーな雰囲気のバランスを取った着こなし。こちらのテーラードジャケットはウール素材を使ったちょっとカタめなアイテムですが、デニムとの色の相性が良いためしっかりまとまりますね。

ネクタイはニットタイと呼ばれる、シルクを編んで作られたカジュアルなネクタイ。ドレッシーなシャツと合わせて、

ジャケット、シャツ……ドレス寄り

ネクタイ、デニム……カジュアル寄り

というバランスを作っているわけです。また、ベルトや靴などは先ほど紹介したような革のキレイめドレスシューズを使うことによって、余裕のある印象の大人なカジュアルを着こなせますね。

上はジャケパン用に単体で売られているようなテーラードジャケットを用意しましたが、スーツの上着のジャケットでも(物によっては)できなくはありません。

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とにかくサイジングがぴったりで細身のもの、生地に高級感があるウール100%のものを選びましょう。そうすることで着こなしに説得力が出ます。こちらのジャケットは細いストライプですが、無地の紺やグレー、 太幅のストライプなどがよりカジュアルに使いやすいですね。

ただ結局のところ、単体で売られているテーラードジャケットとスーツの上着どちらが良いかと聞かれれば、単体のテーラードジャケットの方がジャケパン・ジャケデニではお洒落です。

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こちらはシルク混リネンのジャケットに淡いピンクのシャツと白パンを合わせた夏っぽさのあるジャケデニ。デニムなのに真ん中の線(センタークリース)が入っていますが、まあこれは気まぐれです。

センタークリースは普通デニムには入っていませんが、チノパンには入っているものと入っていないものがありますよね。センタークリースが入っている方がドレッシーで、そうでない方がカジュアル寄りになります。覚えておくと便利でしょう。

今回のような白パンは、お洒落なメンズの代名詞的なアイテム。

特にいろいろと気を使うアイテムですし、洗濯もしょっちゅうしなければならない。だからこそ、お洒落な人しか着ないという特別感が演出できます。婚活パーティーでは是非使って欲しいアイテムです。

さらに飲み会に近いような婚活パーティーであっても、ジャケットは忘れずに。

その代わりインナーをカットソーなどにすることによって、さらにカジュアルなジャケデニにしてしまいましょう。

 

 

こんな感じでカジュアルに。カットソーの着こなしではジャケットは脱がないことが前提になっていますので、暑がりの人は逆に不利かも知れません。こちらはウール+シルクのジャケットですが、涼しげな印象がありシャツのような雰囲気なので、ちょっとリゾートライクな余裕がある雰囲気になりますね。

さきほどのジャケットも、カットソーでコーディネートできます。

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いかがでしたか?? 今回は婚活パーティーでモテる服装について解説してみました。限られた時間と場で勝負しなければならない婚活パーティーにおいて、服装は本当に重要です。

このサイトのメンズファッションのカテゴリでは着こなしに関する様々なテクニックや知識を紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね!

 

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