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買ってはイケない本の見分け方

週刊誌風のパンダ雑誌は、パンダ好きであれば全然買っても良いんです。
何しろパンダの可愛い写真やコンテンツがたっぷり詰まっているのですから。

世の中には買ってはイケない、買うと損するタイプの本が存在します。
その簡単な見分け方をお教えします。

とにかく余白と行間が広い

パン屋ではおにぎりを売れ」という本がアマゾンでレビューが高かったので買ってしまったのですが、何のことはないクソ本でした。

PDF 100P!といいつつ中身のないパワーポイント解説の情報商材レベルです。
2ページでも10~13行、ツイッター140文字を1ページに貼り付けたような内容ですよ。

しかも漠然とした指南で、概念について語っています。

コレで感動してモチベアップややる気の出る人もいるかもしれませんが、読書に慣れている人であればパラパラめくって272ページを10分位で読んでしまうのではないでしょうか?
専門書の1ページで得れる情報を20~30ページにも薄めて書いているのです。つまり行間や空白、余白が多い本はコンテンツが薄まっている本と判断できます。

ビル・ゲイツの10のアドバイス、といったように偉人が残した文章を断片的に紹介している本ならまだしも、自己啓発本やロジカルシンキングを指南している類にしては情報が薄いです。

抽象的なアドバイスをする本

これも買ってはいけませんね。

「パン屋でおにぎりを売る理由」→夜おにぎりを買える場所が少ない、パン屋は具材が豊富で楽しいから本気のおにぎりがあれば売れる!などと大学生が考えたようなロジックです。
実例が伴っていません。「神奈川県の○○という店では売り上げが○○円で例年よりも○○%下がっていたのが、おにぎりを売ることによって翌月から○○○%アップ!」など実例があるならまだしも童貞の妄想レベルのアドバイスしかありません。

裏の帯におにぎりの絵があり

このおにぎりの具はなにかを調べる方法は?
具材は、鮭、梅、昆布、ツナマヨのどれかです。
具材は外からは全く見えません。
においをかぐ、手で割るのはNGです。
10秒で答えてください。

という質問があり、答えは「食べてみる、包丁で切ってみる、帯の解答を見る」でした。

ハ?

小学生のジョークかよ。
もっと重量から導き出すとか、非破壊検査だとか、何か「考えればたくさん調べる方法がある」という頭の柔軟性を求めるのかと思ったら小学生低学年のトンチです。

抽象的な妄想ばかり、なんていうと大人になれる本も抽象的なアドバイスやチラシの裏みたいな記事ばかりですが、これを人様に有料1540円で売りつけるのはアカンのですよ。
大人本は広告の出てくるジョークブログ、この本はノートの無料ページ、そういうバランスが大切ですね。

この本だけでなく、「雑談術」といった類の本も怪しいものがおおいです。
「ワインが好きな人には、赤ワインって美味しいですよね!と共感しろ」といった具合に、妄想レベルの指南が書かれています。
これならまだ「私はワインを初めてみたいのですが、初心者にオススメの3千円で買える赤ワインってありますか?」と尋ねて、次に会うまでに飲んでみる。そんなアドバイスが欲しいですね。

分からないものは無理に共感せずに魅力を教えてもらう、こういうのが雑談力に繋がっていくのでは?と本を読みながら考えてしまいました。

本はですね、アマゾンだけでなく書店でしっかり立ち読みして価値のあるものを買うのが良いですよ。
書店の維持のためにも高額すぎないものであれば、その場で買ってみてください。
(さすがに5千円以上だとメルカリを見てしまうケチな私……)

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