
スタバで流れているようなお洒落なカフェ・ミュージック5選
一聴き惚れ・・・?
自分好みの音楽との出会いは一目惚れのように突然です。理想の人が急に目の前に現れると、時間が止まったかのように身体がカタマリ、時間そのものを奪われるような感覚になります。そして、どこの誰なのか突き止めずにはいられなくなる・・・。
なんという曲なのか気になって気になって、いてもたってもいられない。そして今、知ろうとしなければ、今、この謎を晴らさなければ、この先、一生この曲に出会えない気さえしてしまうものです。
ここでは一聴き惚れ、とでも言っておきましょうか・・・。
ゴホン・・・。
1曲にここまで熱を持つのはわたしくらいかもしれませんが・・・。
ゴホン・・・。
それでは気を取り直しまして、スタバで流れているようなお洒落なカフェ・ミュージックをご紹介します。
Zach Winters – eight long months
ギターを弾く私としてはナイロンギターのカッティング音が美味しいケーキのように嬉しい1曲。気だるさのあるボーカル、徐々に増えてゆく楽器の音が、豊かなサウンドを奏でてゆきます。一定のリズムと同じコード進行で控えめなながら、なぜか忘れられない印象に残る曲です。
S Carey – We Fell (Alt version)
夜のカフェにこんな反復的なサウンドが漂っていたら素敵だと思いませんか?
美しくメロディックなギターと、アンビエント・ポストロック的なサウンドで知られる、ボン・イヴェールのドラマー、ショーン・キャリーの2015年のソロインスト作品「Supermoon」より。
ちなみに彼の活躍するボン・イヴェールは↓をご参考に。クラシック畑出身の彼ならではな、繊細かつ大胆で地に響くようなドラミングを聴くことができます。
Bon Iver – Perth
Iron & Wine – Peng! 33
軽やかなリズムに、60〜70年代色の影響も感じさせるサイケでアシッドなテイスト。現代に多い高音質でクリアなサウンドとは逆に、レコードやカセットのようなアナログなあたたかさを持っています。豊かで優しいメロディーとこのあたたかさは、まるで、旅のワンシーンを切り取ったような懐かしい気分にしてくれます。
Traffic In The Sky – Jack Johnson
カフェ・ミュージックといえばジャック・ジョンソンは外せないアーティストの1人です。レゲエ、サーフのゆるっとした部分をいいとこどり。ポップで聴きやすい曲ながら、深い揺れのあるリズムが気持ちいいです。
Pajaro sunrise – A dog named Tan
ワイドでナチュラル、そんな言葉が似合う1曲。オーガニックで聴きやすいサウンドが売りのスペイン出身アーティスト、Yuri Mendez(ユリ・メンデス)のプロジェクト。リズムのゆったり感が夕日のようなやさしさを与えてくれます。
気になる曲に出会ってしまったら、それをチャンスに
曲名を知るのも便利なアプリがたくさん登場していますが、そこであえて店員さんに尋ねるのもカフェでの良いコミュニケーションのきっかけになるかもしれません。顔なじみの店員さんが居ると、カフェで過ごす時間ももっと楽しくなるはずです。勇気を持って聞いてみましょう。

