
【バンド】Ceroが好きな人におすすめのアーティスト
東京で活躍するシティポップバンドcero。
前回、おすすめ曲を5つご紹介しました。
記事はこちらから→【バンド】Ceroのおすすめ曲5選
今回はceroが好きな人におすすめしたいアーティストを、いいなと思った曲と併せてご紹介します。ceroが好きな人は是非、チェックしてみて下さいね。
fishmans – night cruising
夏の夜の現実離れしたシチュエーションをナイトクルージングという言葉で表現。午前2時、3時の静けさ。物思いにふけながら、意味もなくぶらぶらと歩きまわりたくなる夏の夜中から夜明けへの空気を感じさせます。
私事ですが、ナイトクルージングという言葉には日常生活にて、よくお世話になっています。深夜徘徊、夜に街に出ることなども、ナイトクルージングと言うと妙にカッコ良くなってしまいますから・・・。笑
サマージャム’95 / スチャダラパー
日本のヒップホップグループ、スチャダラパー。
夏の朝のような空気から曲がスタート。全体に漂う夏に対する気だるさがよく描かれており、これから迫ってくる暑さと、その暑さとのやりとりが生々しく魅力的な1曲。夏ならではのこと、夏のせいにしてしまいたくなることを、さり気なく語っています。歌詞を聞いていて、うなずいてしまうこともしばしば。ceroのヒップホップ的なボーカルが好きな人におすすめです。
Yogee New Waves / CLIMAX NIGHT (New Version)
美しい作りの1曲。はっぴぃえんどなどの60〜70年代のバンドの影響を感じさせる、ちょっとサイケなサウンド。ceroと同じように、日本語の奥深さとその可能性をあらためて教えてくれるバンドです。クリアな音質もceroファンにおすすめのポイントです。
Polaris – 深呼吸
↑でご紹介した、フィッシュマンズのベーシスト柏原 譲が参加しているバンド。ファンキーでグルーヴィー、深いリズムが気持ち良いです。日常の儚さやふとした時にちょっぴり悲しくなるような気持ちを上手く切り取るような、繊細さのある歌詞も聴きどころです。難しい言葉を使わずして、いろいろな気持ちや感覚を想像させる部分が素晴らしいところです。
細野晴臣/悲しみのラッキースター
cero本人たちも影響を受けたと明言している、細野晴臣。”YMO”(イエロー・マジック・オーケストラ)、”はっぴぃえんど”などの活動で知られる、日本の音楽界の重鎮の一人です。影響を受けたアーティストは他多数。シックでハイセンスでお洒落、そしてどこか可愛らしい、素敵おじさまの代表です。
後世にも語り継がれるような細野氏ですが、現在も若手の発掘などを含め、新しい音を探求し続けています。常に新しい音を探求する姿勢ながら、その時代に合った音楽を自分なりのスタイルで鳴らし続けられる器用さをひしひしと感じられます。自分のスタンスを持ちながらも、時代や流行に適応していくことが、幅広い年代のファンに愛され続ける理由なのではないでしょうか。
この曲のPVも細野氏本人の持つ雰囲気そのものです。是非ご覧あれ。

