これは実話なのですが、日常生活で想像できないようなコンビニでのトラブルがありました。
当時、私が住んでいた物件は1番近いコンビニがセブンイレブンで家から徒歩3分ほどの距離、次に近いコンビニのファミマが徒歩10分ほどの距離でした。セブンイレブンは自宅から部屋着とサンダルでぱっと行ける距離なので重宝していました。
便利なコンビニプリント
ある日、仕事の資料をA3サイズでプリントすることになり自宅に大型プリンターがないのでセブンイレブンのマルチコピー機を使うことにしました。今どきは自宅のPCからPDFをアップロードして、数桁の英数字をメモしてコンビニに行くだけでPDFのデータを印刷できてしまうのです。A3サイズでも白黒は10円、カラーでも50円という価格で、大量の枚数を刷らない人にとっては大型プリンターを買って保守するよりもコスパが良いわけです。
無事にアップロードを完了してセブンイレブンに行くと、何やらマルチコピー機の前で電話をしながら作業している女性の姿が。店内で数分時間を潰して空くのを待っていたのですが、コレが間違いでした。
雑誌を眺めたりして、5分ほど経ってもマルチプリント機からどかない女性。近寄って「私も使いたいので待っていますよ〜」という雰囲気を出しているのですが、ずっと電話をしていてコピー機に触ってさえいない状況です。
ついにしびれを切らして「すみません、まだ掛かりそうですか?」と尋ねてみると「イマ、ツカッテルノ!!!」とフィリピン人女性にまくしたてられてしまいました。
すっかり怖気づいてしまって一度自宅に戻ることに。
人生は損切りが重要!
徒歩で3分ほどなので一度自宅に帰って、20分くらいしたらコンビニに再度向かうことにしました。余計なトラブルにはなりたくないですし、Twitterでも眺めながらお茶でも飲んで再びセブンイレブンに向かいました。
さすがに空いてるだろうと思いこんでいたのですが、信じられないことにフィリピン人女性が同じ場所を占領しているではないですか。
「え!?まだかかるの!?」と近づくと、旅券を印刷?しているのか帰国する書類を何か手続きしているようです。普通の日本人だと、「あ、使いますか?」と一度離席して使わせてくれるのですが海外の人は自分が使っている=他人は待てと言うかのごとく堂々と悪気なく占拠しています。
怒りながら電話をしているので、コンビニ店員に相談しても意味がないことを察しました。「コレ完全に使えないパターンだ……。」とセブンイレブンを諦めて、一度自宅に戻ってファミマプリントに切り替えることにしました。結局たった数枚のA3をコピーするだけなのに、ファミマ往復を含めて1時間以上掛かってしまい、すっかり精神的に疲れて横になってしまいました。
ダメだったら次というバックアップ
この日から、ネットでPDFを入稿しても、USBに同じPDFデータを入れて持ち歩くことにしました。
こうすることで万一コンビニプリントが占領されていても、その足で次のコンビニに向かいUSBで手動のアップロードをして印刷ができます。
今どきは、ありのままの事実を話しても「外国人差別」として炎上してしまいがちですが、そうはいっても外国人の中には誠に自己中心的な人もいます。どんなトラブルに発展してしまうか分からないので、無理に刺激せずに他の策を講じるのがよさそうです。