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2022年Kawasaki Z900RS SEが発表!販売価格・値段、スペックの違いは?

2021年8月16日に突如としてカワサキモータースジャパンの公式アカウントで呟かれた新型Z900RS。
どうやらZ900RS SEという名前で、カスタムモデルが投入されるようです。日本の悪しき風習の一つに、自動車やバイクの新型モデルを海外で発表して、国内には情報を流さないというところがあります。海外サイトでは詳細などが発表されているのですが、現時点ではZ900RS公式ページでのアナウンスはなし、Twitterでたった1枚のイメージ画像を貼り付けただけで済ましています。
各取り扱い店舗がてんやわんやで、欲しい人からの問い合わせを対応しているようです。

Z900RS SEの販売価格・値段はいくら?

Kawasaki UKのページによると、価格は12499ポンド〜ということです。
現在の日本円に換算すると、イギリスのサイトではZ900RS SE 1,865,284円です。つまり190万円程度ということになります。通常モデルは10649ポンド=1,589,846.43 円なので日本より少し高いことになります。差額は約27万円程度です。
アメリカのサイトではZ900RS SEは希望小売価格13,499ドル、日本円で1,480,097円です。
通常モデルは11,499ドル=1,260,928円。差額は約22万円程度です。

日本国内では通常モデルのZ900RS 2021年が、メーカー希望小売価格 1,386,000円ですので販売価格は25万円ほど高い、1,636,000円になるのではないでしょうか?
上記から推測すると、国内仕様Z900RS SE 1,636,000円 前後になりそうです。実際には別の価格設定で販売されるかもしれません。乗り出し価格は1,713,545円ほどでしょうか。
実際の2021年式モデルの乗り出し価格は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:【カワサキプラザ】Z900RSの乗り出し価格はいくら?

Kawasaki Z900RS SEの変更箇所と特徴

https://www.kawasaki.co.uk/en/products/Z900RS/2021/
既にイギリスのカワサキ公式サイトに変更箇所や特徴が出ているので掲載してみます。
一部、2021年モデルまでのZ900RSと重複している部分があります。
主な変更箇所としては、ブレンボ製ブレーキ、オーリンズ製のリアサスペンションとなりそうです。
SE用にクラッチなども改良されているかもしれません。

アイコニックな “Yellow Ball “スタイリング

Z900RS SEのスタイリングは、カワサキの伝説的なマシンの中から、初代Z1のオレンジとブラウンの “ファイアーボール “をブラックとイエローで表現した、アイコニックな “イエローボール “を彷彿とさせるものとなっている。

Z900RS SE専用のブレンボ製ブレーキ

ブレンボ製コンポーネント(ディスク、キャリパー、パッド)を採用したフロントブレーキパッケージは、更に強力な制動力を実現して、より正確なコントロールと操作性の向上に貢献しています。

Z900RS SE専用のオーリンズ製リアサスペンション

フロントの大径倒立フォークに加え、オーリンズ製リアサスペンションを採用することで、快適な乗り心地と安定した走行性を実現しています。

力強く、滑らかな直列4気筒エンジン

Z1と同様、948ccクラスの直列4気筒エンジンを搭載。チューニングは低中速域に重点を置いています。低中速域に重点を置いたチューニングを施し、スロットルとリアホイールの一体感を感じさせる、落ち着いた回転数を実現しています。

ラジアルポンプ

ラジアルポンプ式のフロントブレーキマスターシリンダーは、キャリパーの優れたコントロール性とフィーリングに貢献しています。また、Z900RS SEにはABSが標準装備されており、ブレーキの安心感を高めています。

アシスト&スリッパークラッチ

アシスト&スリッパークラッチは、軽快な操作感を実現するとともに、シフトダウン時の後輪ホップを防止するバックトルクリミット機能を備えたレース用クラッチである。

カワサキ初のチューンド・エキゾーストノート

カワサキの直列4気筒エンジンは、従来から排気音の良さに定評がありましたが、音の研究を重ねてモデルに最適な排気音を作り上げるのは初めてのことです。ライダーの反応を重視して、エンジン始動時、アイドリング時、低速走行時など、排気音の深みを感じられるようなサウンドチューニングを行っています。

KTRC(カワサキ・トラクションコントロール)

ライダーに安心感を与える、カワサキの先進的なライダーサポート技術を搭載したZ900RS SE。KTRCは、様々な走行条件に対応する2つのモードを備えており、スポーツライディングのパフォーマンスを向上させたり、滑りやすい路面でも安心して走行することができます。また、ライダーはシステムをオフにすることもできます。

Kawasaki Z900RS SEのスペック

https://www.kawasaki.co.uk/en/products/Z900RS/2022/Z900RS_SE
イギリスのカワサキ公式サイトにスペックなどが既に公表されていましたので、こちらにも掲載してみます。
下記のスペックは自動翻訳したものですので、一部異なる可能性がありますので参考程度にお願いします。

 

技術仕様 エンジン エンジン
エンジンタイプ 水冷・4ストローク・直列4気筒
排気量 948 cm³ ボア x ストローク 73.4 x 56 mm
圧縮比 10.8:1 バルブシステム DOHC、16バルブ
燃料システム 燃料噴射装置。Ø 36 mm x 4 サブスロットル付き
始動方式 電動 潤滑方式 強制潤滑方式、ウェットサンプ方式
ギア性能・トランスミッション 最高出力 82 kW {111 PS} / 8,500 rpm
燃料消費率 5.2 l/100 km CO2排出量 124g/km
最大トルク 98.5 N-m {10 kgf-m} / 6,500 rpm / 6,500 rpm
トランスミッション 6速 ファイナルドライブ 密閉式チェーン
一次減速比 1.627 (83/51) ギヤ比 1st 2.917(35/12
変速比 第2 2.059 (35/17) 第3速ギア比 1.650 (33/20)
ギア・レシオ 第4回 1.409 (31/22) ギアレシオ 第5回 1.222 (33/27)
ギアレシオ 第6回 0.967 (29/30) 最終減速比 2.800 (42/15)
クラッチ 湿式多板式 サスペンション ブレーキ&サスペンション
ブレーキ(フロント) デュアルセミフローティング300mmディスク。キャリパー デュアルラジアルマウント、モノブロック、対向式4ピストン
ブレーキ、リア 250 mm径シングルディスク。キャリパー シングルピストン
サスペンション、フロント:41mm倒立フォーク、圧縮・伸側減衰およびスプリングプリロード調整機能付き
サスペンション(リア) ホリゾンタル・バックリンク、ガスチャージド・ショック、伸側減衰およびスプリング・プリロード調整機能付き ディメンション フレーム&ディメンション
フレームタイプ トレリス、高張力鋼 トレリス 98 mm ホイールトラベル フロント 120 mm
ホイールトラベル(後) 140 mm
タイヤ(前) 120/70ZR17 M/C (58W)
タイヤ(後) 180/55ZR17 M/C (73W)
ステアリングアングル、左/右 33°/33
ステアリングアングル、左/右 33°/33
長さ x 幅 x 高さ 2,100 x 865 x 1,150 mm
ホイールベース 1,470 mm
グランドクリアランス 130 mm
燃料容量 17 リットル
シート高 835 mm
車重 215 kg

Kawasaki Z900RS SE 発売発表の感想

まだ中古車の値段が高値を推移している中での発表でSNSでは非常に盛り上がっているようです。
個人的な感想ですが、ノーマルのZ900RSはサスペンションが硬すぎて少しの段差でもドン付いて腰に来ます。純正でラジアルポンプマスターシリンダーですので普通より良いのですが、ゼファー750RSやZRX400に使っていたベルリンガーのラジポンの方がタッチが良くリニアに動作しました。
それらを解消してくれるのであれば、通常モデルよりも高価でもコスパは高いのではないでしょうか?今後、中古車を買って改造する必要がなさそうです。ただし注意が必要なのがヤマハのXJRのように、ヤマンボ=ヤマハ専用ブレンボ、ヤマリンズ=ヤマハ専用オーリンズ、といった具合で本来のカスタムメーカーから名前と色だけをもらってくるようなインチキ装備である可能性も否めません。実際に展示されたときに、装備が市販のパーツと違いがあるか確認しておく必要がありそうです。サスペンションは特に減衰力やプリロードのセッティングができるかなどは要チェックですね!

「2022年Kawasaki Z900RS SEが発表!販売価格・値段、スペックの違いは?」への2件のフィードバック

  1. 新型だからといって160万円は高すぎる!
    追金でZ H2の190万が射程に入ってしまう

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