飲み物

1本6万円の超高級ワイン、エシェゾーは美味しい?

はい、こんばんは。
午前中からブルゴーニュ飲んで昼寝なんて良いご身分ですね?ってこった。
しょうがない、1本6万円の超高級ワインと1万円の高級ワインが2000円~6600円という破格のグラス売りで飲めるんだから。

今日は、超高級ワインが本当に美味しいのか確かめてきました。
飲んだのはブルゴーニュ3種類!
シャンボール・ミュジニーとジュヴレ・シャンベルタン、そしてエシェゾーです。

脳汁チョボチョボのお友達にぴったりなブルゴーニュですね。
なぜ午前中に行ったかというと、夕方に行くとたいていラスト1ショットで香りがMAXからスタートするので本質的な味わいが分かりにくいのです。酷いと完全に酸化しているワインを提供されることもあります。

それがまた良いという人も居ますが、早い時間からディスコに行くに限りますね。

2017 シャンボール・ミュジニー VV (ヴィエイユ・ヴィーニュ)
生産者パトリス・リオン ¥11,550(税込)

なめし革、イタリアのオレンジの果皮、スペインオレンジのような香り。
シダー スパイス、動物の体のようなにおいケモノ。白檀のような重い木の香り。
年配のバイオリン奏者のような雰囲気。

後半はキャンディ(飴)、アメリカの原色のキャンディみたいな甘いニオイがする。
ナパでないのにオールドアメリカを思い出させるような香り。ブリキのおもちゃ。

個人的にそこまで好きじゃないです。
ケモノっぽい香りが好きな人にはたまらないはず?

2015 ジュブレ・シャンベルタン VV (ヴィエイユ・ヴィーニュ)
生産者ジャンテ・パンショ ¥12,100(税込)

ラズベリー、カシス、薔薇。とにかく濃くてエレガント。
エステリーで滑らか。繊細すぎて料理に合わない。
生の木苺のようなフレッシュさ。

後半はミネラルがすごい。アルザス白のような貝殻のようなミネラル。
緻密で完璧主義 でも艶やかさは少ない。洗練されている都会的。
後半はトロピカル マンゴー香りが出てくる。
最後までアルザスっぽい清涼なミネラル感、イギリスの香水のような?

個人的にとっても好き。ジュヴレ・シャンベルタンって分かりやすくて好きです。
あまり飲み慣れていない人も高級ワインの片鱗を味わうことができます。
グラス売りなら安いので一度は試して欲しいワイン。

2018 エシェゾー グラン・クリュ レ・ルージュ
生産者アルヌー・ラショー  ¥61,600(税込)

ECHEZEAUX GRAND CRU LES ROUGES
ARNOUX LACHAUX

ミネラル、タンニン強い 余韻が極度に長い。
ディスクに厚みがあり、アルコール感がある。
パワフル 20-30年の長期熟成を前提とした根の強さを感じる。

有機シナモンを砕いたような香り。大粒の酸なのに舌に全く刺さらない。
太鼓を近くで聞くと、音量は非常に大きいのに不思議と耳が痛くならないのに似ている。
ワインの酸が大粒で舌の上を転がる感じなのに、そこに嫌な感じが無い。

神の飲み物の片鱗を感じ取れる。
香りが変化しにくく、その濃淡が違いが出るだけ。

中国のスパイス感?肉桂?うーん、八角のような甘い香り。
時間経つとトロっとした甘い香りが強くなる。

中華料理に絶対に合う。大海老のエビチリ、海鮮に合う気がする。
逆にステーキには合わない、鴨や羊などにも合わないような気がする。
ワインの香りが特徴的すぎて、それを邪魔しない、それでいてちょっと濃い料理が合う。

ピンクグレープフルーツ感も少し出てきた。飲む香水、10万円以上する香水にある天然原料に似ている濃いニュアンス。
とにかくワインの果実が力強すぎる。渋みは少なく、良質なアッサムのタンニンに似てる。

アルヌー・ラショー のエシェゾーとは何だったのか?

今回は事前知識なしで飲んでみて、自分なりの感想にまとめてみました。

沈香のような思い骨格があり、そこに完璧な体格をした中国人男性がいるイメージ。
とてもではないが女性的とは言いがたく、オリエンタリズムを思い起こさせる。
飲むのに体力が必要なくらいに、底から沸き上がる力強さがいる。
カフェインが強烈な鉄観音茶のように、飲み手に対して高いレベルと体力を求める。

実際にネットで見ると”リュット・レゾネとこだわりの全房発酵から生み出されるアロマティックな風味と存在感のある果実味。”といった情報があり、確かに除梗していない果梗からの力強いタンニンを感じさせます。
良くいうと有機シナモンのような、悪くいうと田舎臭い感じがあります。

湧き出るパワーがありすぎるので、余裕で20~30年はセラーで熟成できるポテンシャルがありますし、今開けてしまうというのは勿体ないことです。そういう意味からすると2015年のジュヴレ・シャンベルタンが今飲むのにはベターかもしれません。

単純に「超高級ワイン=超美味しい」という図式ではなく、高級ワインほど作付から選果、発酵、圧搾まで丁寧に手をかけられ、長年の経験を元に最高のタイミングで収穫や熟成、瓶詰めがされます。これを超美味しいとしてしまうなら、巨匠の名画を「超イイ絵じゃん」といってしまうに等しいです。

高級なワインは美味しいのか?

なんか小難しい話になってしまったので、めちゃくちゃ適当にまとめてみます。

ワインの値段と味(とても適当)

~500円
アルコール入りの果実ジュース

~1,000円
だいたい不味い、醸造アルコールを添加したような強烈なアルコール感がある。
無理に樽の木の香りをつけていたり、アルコール臭を隠そうとしていることがある。
まれに新大陸などの産地で飲めるものもある。
ちなみにフランスやイタリアに行けばこの予算でも美味しいものもある。

~2,000円
頑張れば美味しいワインも手に入る。
ただし、そこかしこの地雷原がワイン入門者を殺しにかかってくる。
死ぬほどまずくて苦いワインもおおい。
え?2千円出したのにコレ?というガッカリするケースがとてもある。

~3,000円
さすがに3千円出せば美味しいだろ?と思ったワイン入門者の足を救う価格帯。
とくにフランスワインは危険な価格帯。
チリ、南ア、オーストリア、ドイツ、イタリアなどは十分美味しいものに出会える価格。

~5,000円
ボルドーやブルゴーニュでも美味しいワインがチラホラ出てくる。
中には1万円程度に感じるようなシンデレラワインもある。
数回に一回がっかり、数回に一回感動という価格帯。

~8,000円
ボルドーの格付けシャトーのセカンドが買える値段。
ビンテージなど工夫して選べば美味しいワインが買えることもある。
飲み頃が難しくなってくる。

~15,000円
ボルドーは格付け2級でも買える予算、ブルゴーニュは村名だけでなく1級、特級まで手に届く。
ただし、どちらも沼で格付けだけで買っても外れることがあり、有識者に案内してもらわないとコレより先に進むのは難しい。選ぶのが一番楽しい価格帯。

~30,000円
すごく高いけど、偉大なワインには予算が足りないという中途半端な金額。
では倍出せばいいのか?と聞かれるとそれもまた難しい。

~100,000円
ボルドーであれば、5大シャトーが買える(ちょっと予算足りないけど)
ブルゴーニュであれば、DRCでなければ特級畑のおおくが狙える予算。
ただヴィンテージや生産者によって価格が大きく左右するので、情報戦と運ゲー。
ワインの質が高くなりすぎて数日ゆっくり楽しめるものも多い。動的で総合芸術のように感じることもある。

100,000円~???,???円
飲んだことない未知の領域、コレクション性が高い?

 

 

こうして明日からまた卵かけご飯の毎日になるのであった

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