【徹底レビュー】ユナイテッドアローズのスーツの特徴と品質

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UNITED ARROWSのスーツはおすすめ?

皆さんもご存知、BEAMS ビームスに並んで日本を代表するセレクトショップとされるUNITED ARROWS ユナイテッドアローズ。アウトレット店舗などを含めて、行ったことがあるよという人は多いはずです。

ユナイテッドアローズには、大人が着てお洒落なシンプルなカジュアルをベースとしたお洒落な服がたくさん扱われており、ファッション意識の高い大学生から30代、40代、50代に至るまで幅広い年齢層から支持されていますね。

しかし実はお店の奥の方にさりげなく存在する雰囲気の違うコーナー、スーツやシャツなどを扱う「ドレスクロージングコーナー」では、全く別の話が進んでいます。

雑誌やウェブを騒がせている人気のイタリア製のスーツやジャケットが所狭しと並び、フィレンツェの名仕立て屋のシャツやチーフがさりげなく「分かる人」を待ち、色とりどりの一流ネクタイが色鉛筆のように鮮やかに並んでいます。

その中で、雰囲気のわりに手の届きそうな値段設定のスーツやジャケット、シャツがある。それがユナイテッドアローズのオリジナルです。

今回はそんなユナイテッドアローズのオリジナルのスーツやジャケットを『大人になれる本』メンズファッション専門のライター田中が、特徴や品質など徹底的にレビューし、紹介していこうと思います。

意外にコストパフォーマンスに優れたメインライン

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UNITED ARROWS ユナイテッドアローズのメンズにはいくつかのブランドラインがありますが、BEAMS ビームス等とは異なり、メインラインがスーツやドレスシャツ、ネクタイなどのドレスクロージングを扱っています。

ちなみにトゥモローランドのドレスラインはPILGRIM ピルグリムと名付けられており、BEAMS ビームスはBEAMS Fとなっていますね。

これらはドレスクロージングを専門に扱うブランドラインで、店舗が分かれていたり店舗内でコーナーが違ったりしますが、ユナイテッドアローズはそれに対して、店舗内でコーナーは分かれていますが基本的にはカジュアルもビジネス、ドレスも全て一緒のブランドラインで扱っていることが特徴です。

さて、そのUNITED ARROWS ユナイテッドアローズのスーツですが、最初にも少し書いたように「この雰囲気でこの値段!?」と驚いてしまうコストパフォーマンスが特徴です。

非常に上質なウールやコットンなどを使用した生地を採用し、全体に渡って美しい仕上がり、本格的な仕様になっているため、店内で見たときには「8万円くらいかな」と思ってジャケットを手に取る。

しかし実際にはその3分の2から半値程度であることが多いですね。もちろん物によって値段は異なりますが、ビームス等に比べてもかなり値段が抑えられているのが分かります。

これはユナイテッドアローズが人気に甘んじることなく、常にスーツを改良している結果ですが、どうして高級感があるのに、値段が安いのか?理由はいくつか考えられます。

一つはブランド生地ではなく、コストパフォーマンスに優れた実力派の生地を使っていることですね。

例えばビームスやトゥモローランドのスーツは、ロロピアーナやゼニアといったイタリアの高級生地ブランドから、カルロ・バルベラの最高級生地、ヴィンテージ感のあるイギリス生地など様々な希少な生地を使っています。

それに対し、ユナイテッドアローズは生地の品質こそそれに劣らないもの、有名生地ブランドのタグのつかないものが多いですね。

もちろん有名な生地ブランドの扱う生地は品質が安定しているのは確かです。ですがもしその生地自体が良いものであれば、あえてブランド生地である必要もありません。ユナイテッドアローズのメインラインはブランドネームは付かないが上質な生地をセレクトしているので、コストパフォーマンスに優れているのです。

もう一つは海外生産を行っていること。もちろん日本製のものも多いですが、スーツやジャケットは海外で作られているものが多い印象です。トゥモローランドやシップスも海外生産のものは多いので、今更言及すべきところでは無いかもしれません。

最近はアジアの縫製工場もレベルが上がっていて、仕上がりはなかなか良いと評判ですね。

UNITED ARROS ユナイテッドアローズのメインラインのスーツは、最高級スーツではありません。しかしバランスの良いシルエットと丁寧な縫製、上質な生地という良いスーツの条件を全てクリアしたこのスーツは、有力な選択肢の一つになるはずです。

本格スーツ入門のグリーンレーベルリラクシング

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ユナイテッドアローズには、メインラインのデフォルメ版とも言うべきブランドラインが存在します。できるだけ値段を抑えながらも、大人が着るのにふさわしいベーシックなアイテムを展開する、グリーンレーベルリラクシングというラインですね。

このブランドラインも、メインラインと同じくカジュアルな服からスーツやネクタイといったドレスクロージングまでを扱っています。

基本はオリジナル商品ですが、最近ではなんとインポートのネクタイやシャツも扱うようになりました。生地のグレードやディテール等を工夫することで、他のショップよりも安くインポートを展開しています。品質はともかく、インポートに挑戦してみたい!という人には嬉しいことですね。

そんなグリーンレーベルリラクシングのオリジナルのスーツは、今までスーツの青山などツープライスのスーツ店で格安をスーツを着ていた人などが、本格的なスーツに挑戦してみたいというときに特におすすめです。

スーツの縫製はまずまずで、着心地などはベストではありませんが、本格的なスーツに見えるための基本的な仕様や現代的なシルエットはしっかりと押さえています。

また生地もカノニコやREDA レダなどの中堅ではあるものの安心感のあるブランドのものを採用していますね。

値段は4万円周辺と、スーツにしては入門グレードの値段帯ですが、その値段とは思えない雰囲気です。少なくとも7〜8万円のスーツと見比べて違いの分かる人はそれほど多くないと思います。

色柄も奇抜なものや使いにくいものはほとんどなく、間違えてとんでもないスーツを買ってしまうということもありません。

それほどファッションに興味のない人、まだ年齢の若い人であればグリーンレーベルリラクシングのスーツはこの上ない選択肢になると思います。

ただ人によってはデザイン、サイジング共に細身過ぎるのが気になるかもしれません。若い人に多いひょろ長体型ならば問題ないかもしれませんが、筋肉質な人だと肩周りが窮屈で着心地が悪く感じられる場合もあります。

そういう人はワンサイズ上を選ぶよりも、メインラインのスーツや、これから紹介するソブリンハウスのスーツを試してみると良いでしょう。

最高級スーツを体験できるソブリンハウス

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ユナイテッドアローズが東京の丸の内に一店舗だけ展開する、THE SOVEREIGN HOUSE ザ ソブリンハウスは、芸術的な仕立てのイタリア製スーツや最高級ドレスシャツなどを扱う、日本でも有数のラグジュアリーなショップです。

ユナイテッドアローズのメインラインではカジュアルなオリジナル商品も多数扱っていますが、ソブリンハウスは最高峰とされるインポートと、それを目指したハイエンドなオリジナルだけを取り扱っています。

セレクトショップとしては、ラグジュアリーなインポートばかりを扱うSTRASBURGO ストラスブルゴなどと同じような位置づけとなっていますね。

流石は普段から20万円、40万円といった値段帯のスーツを扱うセレクトショップが作るオリジナルのスーツなだけあり、ソブリンハウスのスーツは非常にレベルが高い。

クラシックな最高級スーツをベースとした美しいシルエットに、手縫いをベースとしたハイレベルな仕立て。そしてカルロバルベラ等の一流生地ブランドから選ばれたヴィンテージライクなファブリック。

流行り廃りの無いスタイルで上質な目つきのよい生地を使って仕立てられたソブリンハウスのスーツは、何年にも渡って着ていくことができるはずです。

このソブリンハウスのスーツですが、基本的には丸の内の店舗で購入することになりますが、メインラインのユナイテッドアローズにて取り扱いがある場合もあります。

 

いかがでしたか?

今回は日本で最も有名なセレクトショップの一つであるユナイテッドアローズのスーツの品質や特徴、評判などを詳しく解説してみました。

ユナイテッドアローズのスーツは各ブランドによってグレードが明確に分かれており、選ぶ人は自分の欲しいスーツを扱っているであろうブランドラインを先に決めて買いにいく必要がありますね。

そうでないと、最高級のスーツを探しにグリーンレーベルリラクシングに行ってしまう、なんてことになってしまうかもしれません。

他のセレクトショップに比べてもコストパフォーマンスの高いメインライン、ずっと着ていくことのできるクラシックなスーツを表現したソブリンハウスは特におすすめです。

ぜひチェックしてみてくださいね!