結婚式で着るタキシードの選び方① 【基本編】

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結婚式で、新婦のドレスは決まってきているけれど、タキシードはどう選べば良いか分からない!

確かにタキシードはもはや「服」という枠を超えた特別なアイテム。ましてや結婚式ともなれば絶対に失敗したくないし、できるだけ良いタキシードを着たい。

そんな人たちのために、このシリーズでは結婚式のタキシードの選び方を紹介します。

結婚式のタキシードは品質で選ぶ

Brioni tuxedo

タキシードというのは特別な日に着るアイテムです。そのため日頃から馴染みがある人は多くなく、タキシードを選ぼうとすると何を基準に選んで良いか分からなくなってしまうという人がほとんどでしょう。

実はタキシードの選ぶ基準は大きく、二つしかありません。

一つは後で紹介しますが、シンプルであること。タキシードを含め男のフォーマルというのはもともと、いかにレディを引き立てることができるか、という「ファッション」よりも一層深い次元でのお洒落を目指しています。ですから過度な装飾のついたタキシードや、ギラギラと光る下品な光沢感などは、表面だけ飾ってしまう滑稽なものです。

そこで二つ目、タキシードは品質で選ぶこと。

品質の良いタキシードは非常に上品な光沢感があります。それはギラギラとしたサバのような光ではなく、まるきり美しい女性の黒髪に光るような自然でやわらかな光です。そんな光沢感を持ったタキシードは、非常に上品でエレガント、そして女性を引き立てます。

だって、いくらシンプルであっても、質の悪いタキシードでは、頼りがいの無い男だと思われてしまう。それに男は「選ぶ目」で他の男と差をつける必要があります。まずは品質の良い生地を扱っている店を判別できる力。そして好みの生地を自信を持って選ぶ力。結婚式のタキシードにあってはこの二つの力こそが、他の男の結婚式と差をつける要因となります。

タキシードはシンプルなのが究極のお洒落

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さて、先ほども少し書きましたが、タキシードというのはシンプルであるほうがお洒落であることが多いです。妙なトリミングの入ったタキシード、アクセント色の入ったタキシードなどは、日本が独自に引き継いできた負の遺産です。なぜならこれらは大昔にアメリカで流行り、すぐに廃れたファッションなのですから。

そういうわけで、タキシードの着こなしを学びたかったら結婚式場で見せてもらうようなレンタルタキシードのカタログではなく、海外セレブのパーティや結婚式の写真を見てみましょう。

もちろん、そういった着こなしがたくさん出てくる映画などでも構いません。彼らは装飾品などはほとんど身につけず、黒やダークネイビー、上質な白などのタキシードをシンプルに着こなし、その紳士的な立ち振る舞いでタキシードを「もの」にしている。これが見習うべき着こなしなのです。

シンプルにしかし完璧なサイジングで着こなしたタキシードはまったく、どんなお洒落なスーツもかなわないほどダンディなんです。

レンタルよりオーダーで作る方が良い

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では実際にタキシードを用意するのにはどうしたら良いでしょうか。まず費用面から考えてみると、どうしても皆「レンタルの方がお手軽だし……」と考えてしまいます。それはそのように結婚式場で教えられるからかもしれません。

しかし、ゼクシィの2012年の調べでは、タキシードの平均レンタル費用は15.8万円。それに対して、今注目されているオーダータキシードブランドの中には、12万9000円でタキシードを一から、しかも高級素材を用いて作ることができるブランドがあります。

レンタルのタキシードは汎用品ですから、サイジングにこだわることができません。例えば身長が160cmで肩が広い人は、肩が入らないからという理由でLサイズ相当のタキシードを着せられてしまうかもしれません。着丈は長過ぎ、ウエストはだぼだぼ、まったくスマートさのかけらもない着こなしになってしまうでしょう。

それに対し、レンタルよりも安い値段で作ることができるのにも関わらず、自分専用のサイズです。例えば広い肩にしぼられたウエストラインを持った逆三角形の体型を持つ人は、非常に男らしいタキシードの着こなしができる。少し貧相な体格の人はそれを補うようなシルエットにできる。これらもオーダーならではです。

しかもレンタルのタキシードは多くの場合、中古です。他の男性が他の女性と結婚した、結婚式で着たタキシードを自分が着て結婚式をする。オーダーが100万円するならまだしも、オーダーより高いお金を出してそんな切ない話は、本当はありえないはずです。

なぜタキシードのレンタルを進められるかといえば、「その方が儲かるから」という企業都合の理由しかないのです。

だから、断然おすすめはオーダーです。

もちろんオーダーメイドのタキシードでも、品質が良くないところや「〇万円!」と言っておきながら、まともなものを作っているうちに結局何倍もの金額になってしまうところもある。

店を見極める必要があります。

次の回では、その店の選び方、見極め方を紹介していきます。