【硬派】TOYOTA MR2の魅力

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TOYOTA MR2 AW11

今回はトヨタの名車MR2の魅力を紹介します。

2シーター ミッドシップレイアウト。男の為の硬派スポーツカーは生産終了から
四半世紀(25年)を迎える旧車にも関わらず現代でも通用する美しいラインは見るものを虜にします。

このリアミッドシップエンジンレイアウト(後ろにエンジンを持つ車)は、
日本で初めて市販車として製造されたもので2014年現在まで合わせても日本には5車種程しかありません。
たった1トン弱のミッドシップのボディに4A-GというAE86と同じ規格のエンジンが
つめ込まれスーパーチャージャーという過給器によって、最大145馬力を発揮します。

 

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MR2(AW-11)のデザイン

MR2のデザインと言えば、なんといってもクーペのボディに、ミッドシップ形式。
コンパクトな和製フェラーリといっても過言ではありません。
リアの部分をバッサリと切ってエンジンが詰め込まれています。
一方、普通の車にあるフロントのエンジン部分はトランクケースとなっていて、少し荷物が乗せれるようになっています。

また男であれば強い憧れを持つ、リトラクタブルライト。
10代前半の頃、初恋の相手がリトラクタブルだった男子は多いのでは?

余分な贅肉がなく、重心も低くなっているので現在のスポーツカーよりも間違いなく硬派です。
もちろん重ステとヒューマンパワーウインドウ、それにカセットデッキです。
所が、何故かインパネにiPod置き場があるという、先見性・・。(?)

100キロ以上出すとキンコンキンコン鳴ります。

まさにロマン!

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MR2の走行性能

このMR2。四半世紀前の車と思っていると、あっさりと抜かれてしまう程のポテンシャルを秘めています。
何しろ、1トン弱という軽量ボディに、低速から効きが良いスーパーチャージャー。

まさに小さなモンスターマシンです。
小柄なボディと合わさり、タイトな峠では絶大な走行性能を発揮します。
特に30キロから70キロ前後が中心な峠では、RX-7(FD3S)もカモれる程早いです!

グリップ力が高く、ぎりぎりまで踏ん張る傾向があります。
ですが、しっかりと積極的にブレーキによる荷重移動をしてあげないと、ハンドルを切っても思うように曲がってくれません。
もし、速度にビビってコーナー中にブレーキをしてしまった日には、強いアンダーが出てしまいガードレールに刺さってしまいます。

ただ、新しい車に乗り慣れてしまっているので、ブレーキマスターの容量不足は否めません。
しっかりブレーキを踏んでいるのですが、どこか頼りない気がしてしまいます。
ボディの全体的なバランスは良く、クイックリーで400ccのネイキッドバイクのように自由自在に振り回す事ができます。
自分の乗っているポジションを中心に旋回していくので、とても気持ちよく操作できます。

あらゆる操作がドライバーにフィードバックされるので、運転が好きな人にとってはたまらなく楽しいです。
いまどきのクーペは乗り心地を重視しているので、例えBMWの800万円する3シリーズでさえ、こんなに楽しく運転する事はできません。
「居住性・快適さ」と「ドライバーの運転の心地よさ」というのは相反するものなのです。

このフィーリングを楽しむのであれば、国産車であっても、インプレッサ・エボなどでなく、RX-7やロードスターなどでしか体感はできません。
軽くてダイレクトというのは、山を走る男にとっては最大限に重要なことなのです。

このAW11の後継機に、SW20という新しいモデルがありますが、大きく特性が変わってしまっています。
また、最終型にはMR-Sというモデルもありますが、完全に別物です。

ですので、この純粋なMR(ミッドシップ・リアドライブ)を楽しむのであれば、AW11型のMR2一択です。
このフィーリングは、世界中のどの車でも代えがたい魅力です。
25年経った今では、台数もかなり少なくなってきて、もし所有するのであれば本当に最後のチャンスに近づいてきています。

子供が大きくなって、セダンやミニバンが不要になったのであれば!
もし、そんな状況になったのであれば、もし硬派な男であることを忘れていないのであれば
迷わずFFのハコを捨て、この唯一の名車を堪能するべきです。

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※掲載内容に誤りがあり、ご指摘いただきましたので訂正いたしました。