【2016】台湾高山烏龍茶レビュー【梨山・阿里山・雪山・杉林渓】

こんにちは!だーじ凛です!今回は2015年の台湾高山烏龍茶のレビューを書いていきたいと思います。

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烏龍茶といえば、黒に近い水色をしたイメージが先行していますが、実は今台湾で主流な烏龍茶は「清香タイプ」といって軽発酵軽焙煎の、緑や薄い黄色をした水色の烏龍茶が主流なのです。

特有の馥郁で華やかな香りと、しっとりとした瑞々しい味わい、そして渋みが少なくて甘く飲みやすさが特徴的なお茶です。また、煎が効くので、何煎も味わうことができます。特にペットボトルの烏龍茶しか飲んだことのない方は是非とも飲んでいただきたい品です。

おすすめの淹れ方は、100mlあたり4g程使う淹れ方です(150mlなら6g程)。湯温は95度程。ほとんどの種類は洗茶をしなくても飲むことができます。1煎目の蒸らし時間は50秒~1分程。2煎目は1洗目の蒸らし時間から-10秒程。三煎目からはそれに+10秒ずつしていってください。(例 1煎目1分 2煎目50秒 3煎目1分 4煎目1分10秒 5煎目1分20秒

台湾高山茶は台湾の中でも、海抜1000m以上の茶畑で作られたお茶の総称で、「高山気」という特有の口に含んだ後に喉や口内で感じる清涼感を伴う甘味があり、滋味深い味わいがするのが特徴的です。(阿里山などの産地は、一部1000mを超えていない地域があります)

また、深い余韻が味わえる品が多く、日本人の舌に合うようなものが多いのも特徴的です。

 

では、レビューをしていきます。

 

ルピシア 阿里山烏龍 特級 春摘み

こちらは有機肥料を使用して作られたそうです。

飲んでみた感想としては、丸い…っていう感じです。特に尖ったパーツはなく、花系統の香りがふんわり香ります。ボディの厚みに欠けているような気もしますが、薄くて丸い雰囲気の烏龍茶が好きな方は好きだと思います。2煎目もあまり濃くなく、輪郭が少しぼやぼやしているような感じです。いつもの阿里山と一風変わった感じ。

なんとなく茶殻からはミルクに近い香りがしますが、キンセン種ではないような雰囲気。飲みやすくて女性的な印象のお茶です。花系統の香りといってもユリのようなはんではなく、どこかにエレガントさと強さを兼ね備えているような香りと認識しました。普通に美味しいと思います。

 

ルピシア 杉林渓烏龍 極品 果香 春摘み

こちら、いつもの杉林渓特有の青竹のような青さが少し鈍いものの、十分な青さがありフレッシュ感が味わえます。まさに杉林渓ワールドに包まれるようなような特有の味わいが楽しめます。

どこか無機質な味わいですが、滋味深いです。茶液はとても甘い味わいですが、少し渋みもあって全体的にすっきりとした味わいです。余韻も今回レビューする中ではトップクラスで、高山気や回甘も楽しめます。非常に、雑味のないクリアな味わいです。

なんとなく好みの分かれそうな味わいですが、個人的にはとても美味しいと感じました。

筆者は梨山を買うかこちらを買うか本当に悩みました。

 

ルピシア 雪山烏龍 極品 春摘み

きっとこちらの産地をご存知の方、もしくは飲んだことがあるという方は少ないのではないでしょうか。

こちらは出来て4年の新しい茶園の初ものらしいです。味わいや香りは烏龍茶というより日本茶に近く、馴染み深い味わいと香りです。特に火香やコクが日本茶にそっくりでした。

渋みは清香系烏龍茶の中では強めの部類ですが、特に尖った印象はなくて飲みやすいです。果実とか花といった香りはそれほど強く感じられないが上質と分かる、非常に面白くて興味深い香りでした。

ボディやコクもしっかりしていて美味しかったです。

 

ルピシア 梨山烏龍 極品 春摘み

一方でこちらの産地をご存知の方は多いのではしょうか。高山茶の中でもかなり標高の高い産地です。ちなみに筆者はこの4つの高山烏龍茶の産地の中では梨山が一番好みの味わいです。

こちら、茶葉自体からものすごく香ります。桃やパイン、マンゴーのような熟した甘い果実の香りがします。まさにジューシーという言葉が似合う、そんなお茶です。

味わいもしっかりしていて、ボディやコクも重厚です。飲んだ後は余韻が強く残ります。また、高山気や回甘も強く感じさせるお茶です。

非常に雑味のないクリアな味わいで、喉越しも滑らかです。全体的にとてもバランスが取れていて、どなたでも飲みやすい味わいなのではないのかなと思います。

 

 

これでレビューは終了です。いかがでしたか?

筆者的な感想でいくと、どれも美味しかったと思いますが、それぞれ味わいや香りの系統が違うものばかりで面白いと思いました。今回は台湾の高山烏龍茶にしてはかなりリーズナブルな価格で、まだ台湾高山烏龍茶を飲んだことが無いという方にはかなりお求めやすいのではないでしょうか。

以上、だーじ凛より、台湾高山茶レビューでした!