【知らなきゃ恥ずかしい】メンズスーツ ブランドまとめ①

kiton brioni

一流ブランド編

スーツの定番ブランドを知っておきたい!そんな人のためのメンズスーツブランドまとめ。今回は第一回目なので、まずは良いスーツの基準ともなっている、一流ブランドを紹介していきます。

値段帯は50万円〜100万円ほど。オーダーメイドでしか手に入らないものもありますが、一国の大統領や世界中のセレブが着用しているスーツと同じものですので、品質は一級品。

いつかは手に入れたいブランドとして、知っておきましょう。

Brioni ブリオーニ

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ブリオーニは世界で最も多くのエクスクリューシヴ達が着ていると言っても過言ではない、世界最高峰のスーツブランドです。ハイクオリティな生地ブランドから仕入れた極上の生地を使い、約700人のサルトリアとしては最大規模の縫製工場で作られるブリオーニのスーツは、確かに世界最高峰と言われるだけあるクオリティです。

特にブリオーニの生地は光沢感がありながらも、目の詰まった存在感のあるものが多いですね。またブリオーニは着心地はまるでニットを着ているかのように軽いのにも関わらず、その見た目は威厳があり、ブリティッシュスーツのような端正さを持っているのが魅力。

人の前に出るような人々、一国のリーダーなどに愛されているスーツだけあり、威圧感はないけれども頼りがいのあるような、そんな絶妙なバランス感を肩のラインやシルエットで作り上げていますね。

スーツは一般的にマシンメイドすなわちミシンを使ったものより、手縫いによるもの=ハンドメイドの方が良いとされています。ブリオーニの場合にはすべてがハンドメイドというわけではなく、もちろん所々にミシンも使用しています。しかしだからと言ってそれは品質が良くないというわけではない。

それはむしろ、多忙で世界中を駆け回る要人達の相棒たるにふさわしい耐久性と安心感を提供するためのミシン縫いと言えるでしょう。

Kiton キートン

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ブリオーニが出たら必ず隣に、あるいは人によってはその上にあるとされる南イタリアの一流スーツブランドがKiton キートン。死ぬまでに一度は着てみたいスーツとして、多くの人の憧れにあるスーツです。

Brioni ブリオーニよりも少ない約350人の工房で一着に何十時間も掛けて作られるスーツは、Brioni ブリオーニよりもさらに手がかかっているとも言われていますね。

このKiton キートンのスーツの特徴は、ほろりと指が滑ってしまうほど繊細で滑らかな生地、特にカシミアや超絶高番手の生地を使っていること。またナポリという南イタリアの温かい気候から、芯地などをほとんど使用しない軽やかでリラックスした仕立てになっていることです。

ナポリ仕立てというのはそもそも、着ている人が疲れないことや動きが軽やかであること、それでいて美しくエレガントであることを目指して作られた仕立てです。多くの着道楽が「いつかは」と願う幻の仕立てですね。

Kiton キートンはインターナショナルなブランドなので、典型的なナポリ仕立てではありませんが、それでもナポリらしいリラックスした着心地を体験できる。それも、超絶贅沢な生地と共に。こんな夢の競演はKiton キートンならではと言えるでしょう。

Savile Row

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さて、こちらはブランドの名前ではありません。日本で手に入れることもできません。しかしこのSavile Row サヴィルロウこそが日本の「背広」という言葉の語源とされており、さらにスーツというものの伝統を作りだしたものですので、紹介しておきましょう。

このサヴィルロウというのは、イギリスのロンドンにある仕立て屋が多く集まる通りの名前ですね。通りに仕立て屋が多くあるといってもそれは、単に「お洋服屋さんがいっぱい集まっているよ」という話ではない。この地域は王室御用達のプライドを掛けて伝統を頑に守る、スーツの聖地とも言える特殊な場所なのです。

ここのテーラーはビスポークすなわち注文服しか作りません。しかも、例えそれが貴族の注文だとしても、職人の理念に反する注文は断るという。そんな彼らの作るスーツはもちろん高級ですが威厳があり、非常に格式高く、そして男を男らしく見せてくれる構築的なシルエットを持っています。

日本でもイギリス風のスーツはたくさん売られていますが、このサヴィルロウにかなうブリティッシュスーツは存在しません。いつかは訪れ、職人と対話をしながら一着誂えてみたいのが、このサヴィルロウのテーラーのスーツですね。

Cifonelli チフォネリ

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パリはファッションで有名な街ですが、意外にも有名なスーツブランドというのはあまりありません。しかし一流とされるテーラーは存在する。その筆頭で、日本で手に入れることができるのがチフォネリのスーツですね。

チフォネリはフランスの大統領などを始め、多くの著名人を顧客に持つブランドです。

小さな工房にて作られるチフォネリのスーツは、イギリスのスーツよりも柔らかく、イタリアのスーツとは違った感性を持ったパリらしさ溢れる作りになっています。特にショルダーラインとラペル。ショルダーラインはなだらかな曲線を描きながら、袖付け部分で少し盛り上がる。ラペルは上襟がやや大きく、これはフランスらしさを感じさせますね。

使う生地はもちろん一流品ばかりですが、パリの冬を感じさせるフランネルやツイードといった生地を用いて作ったスーツは、チフォネリのスーツの中でも最も風情のあるスタイルではないでしょうか。タートルネックのセーターと組み合わせて着たくなりますね。

ちなみにフランスには有名なメゾンとしてエルメスがありますが、エルメスは鞄屋さんですね。スーツは別のブランドが製造しています。

 

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