忙しい人のためのショートアニメ5作品

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大人になると毎日が忙しい

毎朝仕事に行かなければいけないし、金曜の夜には上司や会社の先輩と飲みに行かなければいけないし、休みの日には友達と遊びに行かなければいけないし、空いた時間には家のこともきちんとしなければいけないし、ご飯は食べなければいけないし、それになにより寝なければいけません。ああ忙しい、忙しい。
こんな毎日に追われていると、ゆっくりアニメを見る時間なんて1日15分位しか取れないよ……。
そんな忙しいそこのあなた、1話が3〜15分のショートアニメが最近爆発的に増えているのをご存知でしょうか。今回は時間が無いときでも気軽に見ることのできるショートアニメをご紹介します。

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『旦那が何を言っているかわからない件(2014)』、『旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目(2015)』

オタクの夫と、非オタクの妻の夫婦生活を描いた5分アニメーション作品。
原作はクール教信者による4コマまんがで、2ちゃんねるへの投稿が元となっています。原作者のwebサイトやpixivに掲載されており、書籍は一迅社より現在5巻が発売中です。
主な登場人物は、旦那こと十一(つなし はじめ)とその妻カオルであり、その周囲の人物を交えつつ、基本的にはふたりのラブラブな結婚生活が描かれている。旦那の口調や趣味、嗜好などが主なこの作品の視聴者層であるオタクであること、カオルが金髪、喫煙者、サバサバした性格の中にも可愛らしい一面を持っているということ、そしてふたりの生活が幸せオーラたっぷりなことなどから、多くの視聴者に「結婚っていいな」という素直な感想を抱かせた作品。
一とカオルが歌うED曲は、昭和のデュエット歌謡曲風でさらに幸せが妬ましい一曲である点も注目です。

http://rorirori.dekaioppai.jp/vippperdays/top.html

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『ポヨポヨ観察日記(2012)』

チバラギ県ちくば市というどこかで聞いたような気もする架空の田園都市が舞台の5分アニメ。「ポヨ」という名前の猫と、それを飼っている佐藤一家の物語です。
ポヨは一見猫には見えないまん丸の体つきをしている上に、鳴き声は「ヒヤッ」や「ヒアー」。トラ柄という以外外見に猫らしい特徴は見当たらず、どちらかと言えば猫より猫のクッションに近い見た目をしているという異色の猫。
しかしその性格は男気にあふれており、近所の猫たちに慕われている兄貴分です。また、佐藤家の家族も皆ポヨを愛しており、ポヨも佐藤一家が大好き。ちょっとしたギャグにほっこりとした笑顔が溢れる作品です。
ポヨ役の声優は「ピカ!」だけでピカチュウの感情を表現することでお馴染みの大谷育江さん。ポヨの表情豊かさがその演技からも伝わってきます。

http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/poyo/index2.html

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『アニメでわかる心療内科(2015)』

タイトル通り、心療内科で扱ううつ病や適応障害などの症例についての解説を約6分間で行うアニメーション作品。
原作はゆうきゆうとソウ(作画)によるwebコミックで、ゆうきゆうが代表を務める心療内科ゆうメンタルクリニックの公式サイトで連載をしているという異色作です。作画のソウは、進研ゼミの例の漫画冊子で漫画を描いた際、綺麗な絵と畳み掛けるようなギャグによってネットの注目を集めたこともあり、かなりハイテンションなギャグ色の濃い作品となっています。
しかし内容は現職の心療内科医が書いているため、解説は正確で、ためになります。現代人に多いという心の病への知識は、ギャグアニメで深めましょう。

http://mental-anime.jp/

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『ミリオンドール(2015)』

地下アイドルやご当地アイドル(ロコドル)などの台頭、そして淘汰の波が激しく、戦国時代とまで言われる昨今のアイドル業界を舞台にした5分作品(初回のみ10分)。というと『アイドルマスター』や『ラブライブ!』、『Wake Up, Girls!』等のようなアイドルアニメの亜種もしくは劣化版かと思われがちですが、この作品のメインはアイドルではなく、それを追いかけて支える「アイドルオタク」たち。
スポットが当たるのは、引きこもりの在宅オタク「ブログの匠」すう子と、ライブやイベントを駆けまわる「現場のカリスマ」リュウサン。そしてふたりがそれぞれ応援するアイドル、3人組のローカルアイドルグループ「イトリオ」と、ロックを歌う地下アイドル「マリ子」。
すの2組のオタクとアイドルの関係を描きながら、アイドル業界のリアルを浮き彫りにした作品です。原作は、「GANMA!」にて配信中。

http://milliondoll.com/

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『SUSHI POLICE(2016)』

公式サイトによれば、かつて海外メディアからバッシングされた「スシポリス事件」に着想を得て作られた5分3DCGアニメーション作品。スシポリス事件というのは、海外における間違った日本食の蔓延を危惧した日本政府が、2006年に創設を発表した「海外日本食レストラン認証制度」に対して「スシポリスがやってくる」と海外メディアがこぞってバッシングを展開した事件のこと。だそうです。全く関係ありませんが、なんだか「ラッコの上着がくるよ」に語感が似ていますね。
そんな『SUSHI POLICE』ですが、5分アニメーションだけあって第1話のテンポの良さは圧巻。「スシポリス」ことWFCO(世界食文化保存機関)9課に所属するメガネの日本人3人組、ホンダ、スズキ、カワサキ(アンドロイド)が間違った寿司を駆逐していく様は非常に痛快です。
作中で容赦なく捜査を敢行するスシポリスへのバッシングの中に紛れる「脅威のメガネ率」というコメントには笑いを堪え切れませんでした。

以上、時間がないときでもささっと見ることのできるショートアニメ5作品でした。
これなら忙しい方でも安心してアニメを鑑賞することができますね。今日は家に帰ったらショートアニメはいかがでしょう。

http://sushi-police.com/