前回の特集で、成城石井について紹介しましたが今回は成城石井のオリジナル商品について辛口レビューをしたいと思います！
成城石井のオリジナル商品ってどうなの？！
オリジナルというのは、OEMやプライベートブランドなどで「成城石井」の名前が商品に入っているものを指します。
もちろん輸入したものや既存のメーカーとの協力で発売しているものがほとんどですが、自らのスーパーの名前を冠するわけなので、クオリティにはこだわりを持っているはず。そんなわけで、編集部の辛口レビュー！
今回はこの５品！
自腹で購入した品のレビューです！
成城石井 スモーク サーモン スライス
【特徴】
塩分が強い
表面の油が多い
スモークが非常に弱い
フレッシュな感じは無い
酸味は全くない
オリーブやピクルスなどの酸っぱいものと合わせる前提
醤油でもまあまあイケる。
１０００円という価格からすると、あんまりオススメではないかも。
輸入食材店の中にはこれより遥かに上等なスモークサーモンを扱っているお店が多いです。
スモークと謳っている割にはスモーク感はほとんどなく、ラフロイグかアードベッグにたっぷりと浸したい位です。
ノンスモーキー＝フレッシュか？と聞かれればそうでなく、鮮度も低いです。
これなら６９９円が妥当。
おすすめ度 ★★☆☆☆
成城石井 大寒に仕込んだ味噌
信州産の味噌です。
原材料名：大豆、米、食塩 内容量：５００Ｇ
【特徴】
王道。かなりうまい。
米麹からの旨味がじゅわっと広がる。
きゅうりなどの野菜にそのままつけても美味しい。生でもしっかり食べれます。
（※安い味噌など、生だと臭くて食べれないものもありますが、これは美味しい！）
嫌な臭みは一切なく、発酵もほどよいために食べやすい。
塩分が高めなので、昆布だし＋鰹削り節（花鰹）に味噌でOKです。
加塩は必要ありません。
ただ値段が高いのが問題ですね〜。７００円〜８００円が妥当な気がします。
産地は信州なので定番すぎる選択。
ゲストにもオススメ。嫌いな人は居ないのでは？という程、無難な味です。
京都の白味噌や九州の麦味噌など通好みのみそが好きな人には物足りないはず。
また過去に自分で味噌を作っていたような人には”臭み”が足りなく思えるはずです。
非常にあっさりとしているので現代人向けです。
１０００円の価値があるか？と聞かれれば、う〜ん微妙かなぁと思います。
味は万人受けするので、ゲストにお味噌汁を作るシチュエーションがあるのであれば一押しです。
おすすめ度 ★★★☆☆
成城石井 イタリア産有機エクストラバージンオリーブオイル
こちらも成城石井で一押しの商品。
オリーブオイルの”イタリア産”
他にはギリシャ産とスペイン産のオリジナル商品がありました。
量は少なく270gで1090円…。
さて、味わいの程ですが「とろっと濃厚」です。
廉価帯のエキストラヴァージンオリーブオイルは、サラサラと菜種油のようで香りも弱いですが、
このオリーブオイルはばっちり濃厚で香りが高いです。
グレードは中の中・・・？
編集部は９月にイタリア２週間の旅行に行ってきて、４つ星〜５つ星高級ホテルだけを回ってきましたが、いずれのホテルの朝食でも、このオリーブオイルよりグレードが高いものが出ました。
もちろんサラダに掛け放題です。
日本で手に入るかと言われればアレですが、この量で１０００円は高すぎでしょ。
７００円程度が妥当な気がします。
これなら１５００円にして、グレードをがっつり上げて欲しかった。
フレッシュなサラダに掛けるには、香りが物足りず、日常の炒めもの使いには勿体無いという中途半端な感じです。
近年、「エキストラヴァージンオリーブオイル」は偽物が多く、混ぜ物やグレードが低いものに等級が付けられていたりとするようですが、この商品は本物です。ですが、値段が高過ぎます。
伊勢丹の地下に行けば１０００円〜２０００円で格段と香りが良い美味しいものが手に入るので厳し目の評価。
おすすめ度 ★☆☆☆☆
http://www.seijoishii.co.jp/whatsnew/press/desc/97
成城石井 宇治ほうじ茶
これはですね〜。ヘビロテです。
他にも宇治茶や玄米茶などありますが、どれも美味しくて内容量が多い！
味は中の上で、まあまあですが、日常使いにとても良いです。
価格は多少高い１０００円ですが、回数から考えると妥当な気がします。
１０％増量が終わってしまうと少し寂しいかも。
ずっと買っていますが、味のむらが少ないのが不思議です。
これの玄米茶も美味しいのでお試しあれ。
おすすめ度 ★★★★☆
【成城石井】シャトー ラ ヴェリエール ルージュ 750ml
CHATEAU LA VERRIERE
こちらは成城石井のオリジナル商品ではないですが、ワイン部門で１位の人気を誇るということで、オリジナル商品と同等の位置づけという意味で紹介します。
タンニンが強めで、かなり重厚な口当たりです。
普段より重たい赤ワインに慣れている人であれば、「美味しい！」と思うはずですが、日頃赤ワインをあまり飲まない人に
とっては重たすぎます。「苦い〜〜渋い〜〜」となるのでご注意を。
デキャンタージュして１時間程してから飲むと、渋みが消えて落ち着きが出ます。
ただ、甘みや華やかさというのは殆どなく、フレッシュ感も弱いので、やはり赤重厚好き向けなワインと言えます。
食事は肉料理（牛肉・ラム肉）などが似合いますね。
ローリエとローズマリーががっつりと効いたビーフシチューも合います。
逆にあっさりしているボンゴレビアンコやワインの酒蒸しなんかは似合わないのでご注意を。
１５００円程度なので価格の割には美味しいです。もし１２００円なら問答無用で★５つですね！
千円ちょいなら何本も買いたいかも？
おすすめ度 ★★★★☆
オリジナル商品のまとめ
いかがでしょうか？商品によって、グレードやおすすめ度がまちまちですね！
一概に良いわけではないですが、当たりも混ざっています。
また、味噌のように万人受けするオールマイティーな味もあれば、ワインのように通好みのきわどいものまで色々な商品が混ざっています。
是非とも自分の舌で試してみて下さいね！