かっこいい大人のキャラクターが登場するアニメ4作品

かっこいい大人になりたい

というのはたまに耳にする言葉ですが、実現するのはなかなか難しいですよね。そもそもかっこいい大人って一体どんな人なのでしょう。

正直に言えば、身近に目標としたい「かっこいい大人」がいる場合ばかりではありませんよね。

そんなとき思い浮かぶのはやはりフィクションの世界の中に出てくる大人たち。ドラマや映画だけでなく、アニメーション作品中にも沢山のかっこいい大人が登場します。

アニメと聞くと、やはり少年少女たちがメインというイメージがありますが、そうした物語を支える大人のキャラクターたちは非常に魅力的です。

今回は、そんなシブくてかっこいい大人の登場するアニメーション作品をまとめました。

『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』(2007)

images

「契約者」と呼ばれる異能力者たちの存在する世界の東京を舞台とした、ダーティなオリジナルアニメ作品。契約者はその異能を活かし暗殺者や諜報員として雇われることもしばしば。感情や夢といったものを持たず、合理的な判断のみに基づいて行動するとされている契約者でありながら、主人公である黒髪の青年「黒(ヘイ)」は目撃者の口封じを躊躇したり、かつて裏切られた女性に執着したりとどこか人間らしさを持ち合わせています。

そんな黒の様子は、周囲の人間にも大なり小なり影響を与えます。彼の所属する「組織」で、同じチームとして動く「黄(ホァン)」もそのひとり。過去のある出来事から契約者を嫌っている黄ですが、段々と変化が生じていき、最後には……。

ルックスは競馬場に入り浸っていそうな冴えない中年オヤジの黄ですが、その生き様はまさに少し影のある「かっこいい大人」です。

『蒼穹のファフナー』(2004)

fafner-exodus

時は近未来、宇宙からやって来た未知の生命体「フェストゥム」の侵略により滅びに瀕した地球。舞台となるのは太平洋に浮かぶ孤島「竜宮島(たつみやじま)」です。主人公の少年、真壁 一騎(まかべ かずき)は生まれ育った故郷竜宮島を守るため、北欧神話に登場する巨人の名を持つロボット「ファフナー」に搭乗し、島を襲うフェストゥムとの戦いに身を投じます。

「島・ロボット・群像劇・少年少女」というキーワードで作られたこの作品は、ゲーム『スーパーロボット大戦』やパチスロでもお馴染みの所謂ロボットアニメ。主人公たち少年少女と「美しすぎる」敵フェストゥムの戦いはもちろんですが、注目したいのは子どもたちを支え、時には命を張る大人たちの姿です。

我が子を戦場へ送り出さねばならず苦悩したり、戦時下においても子どもたちに「平和な日常」を与えるための努力を続けていたり、たとえ地球の反対側であっても窮地へ駆け付けたり。少年少女をメインとしたロボットアニメとしては異彩を放つほど丁寧に「かっこいい大人たち」が描写されています。

『銀の匙 Silver Spoon』(2013)

a_50

北海道は帯広で繰り広げられる農業高校青春グラフティで、実写映画化もされました。原作は『鋼の錬金術師』の荒川弘です。

これも主役はやはり農業高校の生徒たち少年少女。主人公は札幌の非農家生まれの少年、八軒 勇吾(はちけん ゆうご)。良い高校、良い大学を目指してそれまで勉強漬けの毎日を送っていた、良く言えば真面目、悪く言えばガリ勉の彼が、大自然に囲まれた大蝦夷農業高校、通称エゾノーで仲間たちと共に本当にやりたいことを見つける物語です。

エゾノーの生徒たちは皆個性豊かで、それぞれが貪欲に面白いことを見つけては試すの繰り返し。

そんな彼らを見守るのが教師や親たちを始めとした大人たち。子どもたちの行動にあれこれ文句を付けず、やりたいように、時には手助けをする。その懐の深さは、まさにおおらかで「かっこいい大人」。教師を辞めて猟師になってしまったりするところも、憧れます。

『僕だけがいない街』(2016)

20527_1_1

フジテレビ「ノイタミナ」枠で放送され、先日最終回を迎えたアニメ作品。三部けいによる原作漫画は「マンガ大賞2014」第2位を受賞し、さらに藤原竜也主演の実写映画も制作されるなど各所で話題を呼んでいます。

漫画家志望の青年藤沼 悟(ふじぬま さとる)が巻き込まれる殺人事件を、「リバイバル」というタイムリープ能力を使って解決へと辿り着く過程を描いています。小学生と28歳を行き来して試行錯誤する姿は、知らぬ間に手に汗を握るようなサスペンスストーリー。

主人公を囲む様々なキャラクターたちの中で一際存在感を放つのが、悟の母佐知子(さちこ)。元テレビ石狩の報道アナウンサーという経歴を持つ彼女は、鋭い洞察力で「妖怪」と悟に称され、息子を全力で手助けしたり事件の犯人に気付いたりと頼れる母ぶりを発揮しています。女手ひとつで息子を育て、時には身体を張って子どもたちを守り通す固い意志は「かっこいい大人」そのもの。

いかがでしょうか

今回取り上げたのは、もちろん物語としても面白い良作揃いです。あなたもぜひこの春、「かっこいい大人」なアニメキャラクターに出会ってみませんか。