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【バンド】自分のオリジナル曲がダサいと感じたときに見直すべきこと

作曲を始めて色々な曲を作ってみたけれど、改めて聴いてみたらもしかして自分の曲ってださい……?と自分の中で残念な気分になってしまった。もう疑心暗鬼であの曲もこの曲も、破り捨ててやる〜!と自暴自棄になって、とりあえずギターをケースにしまう。

まあそんなことは音楽を作る人間になら、誰にでもあることです。
ただ「オリジナル曲 ダサい」とグーグル検索してしまうくらいになると、まあかなりの重傷です。今回はそんな重傷な人たちのために、「自分のオリジナル曲がダサいと感じたときに見直すべきこと」を解説します。

まずは歌唱力を疑おう

 

正直にダイレクトに言ってしまうのであれば、歌がダサい要因は歌の下手さにあることが最も多いです。声の出し方が下手でカラオケのようにしか聞こえない、あるいは音程が取れておらず声も出ていないのに形ばかりにこだわってしまって、変な気取った歌い方になってしまっている。

などなどですね。

例えば有名なアーティストの曲や自分の好きな曲をカラオケで“リバーブやエコーをオフにして”歌い、録音してみましょう。自分の歌をかっこいと思いますか?それとも恥ずかしくて聞いてられないでしょうか。後者の場合には、かっこいい曲でも自分が歌うとダサくなるということですから、完全に歌が下手なのが問題です。

逆にあまりにベタな内容で恥ずかしい歌詞の曲であっても、とりあえず福山雅治か誰かが歌ってみてくれれば、それほどダサくは聞こえないのではないでしょうか。

歌詞がダサくないか

 

次に考え直すべきは歌詞です。歌詞を書こう書こうとして書いたものは、いかにも歌詞に使われそうなベタな言葉の寄せ集めで、改めて聞いてみると恐ろしく恥ずかしいものになっていたりします。

「負けないで〜」「君に会いたい〜」

て聞いているこっちが恥ずかしくて鳥肌が立ってしまいそうなバンドは、まあ少なくはありません。

歌詞を紙に書き出して、紙の上の「詩」の状態で人に渡して読んでもらうことはできますか?最終的にあなたの曲がCDになるのであれば、歌詞カードにはあなたの曲の歌詞が印刷されるわけです。ここで詩の状態の自分の歌詞が恥ずかしいのであれば、それは残念な曲でしょう。

逆に詩の状態で人に渡して「これ良いね」と言われたものは、歌としては素晴らしいものになるでしょう。そんな曲ができたときには、必死に歌を練習して、その詩を皆にしっかりと聞こえ、心に響くように歌うことが大事です。

バックバンドの作りが雑ではない?

 

特にボーカルをメインでやっている人、シンガーソングライターに多いのは、伴奏やバックバンドの作りが雑で魅力が全くないこと。

例えばキーボードでコードを「じゃこじゃこ」と弾きながら歌っている女性や、アコースティックギターをとりあえず「じゃかじゃか」と弾きながら元気に歌っている男性を駅前の広場でよく見かけますが、それらを魅力的に感じることは殆どありません。

それはなぜかと言えば、そもそも歌のレベルで勝負する、聴き手の心を掴むのは非常に難しいところなのに、伴奏の作りがおろそかで伴奏に魅力がないので「どうでも良い」音楽になってしまっているからですね。

こうなっていないかは、伴奏だけを弾いてみれば分かります。伴奏だけ弾いたもので、自分の曲だと誰もが分かるようなものになっていますか?なっていれば少なくとも曲としての特徴くらいは出来上がっています。もし前奏だけで「かっこいい!」と言われたら、その曲はかなり魅力的な曲です。

例えば少し歌が下手でも伴奏がかっこよくて惚れるアーティスト、曲の良さで惚れるアーティストは少なくないでしょう。例えばアジアンカンフージェネレーションなんかは、伴奏を抜きにして歌だけ聞いたら、お世辞にもボーカルがすごく上手いとは言えないかもしれません(ゴッチごめんなさい!)。でもあの非常に内省的で奥深い歌詞と、心に訴えかける曲のバックバンドには、ゴッチの声が入ったときに、非常に魅力的な曲ができあがります。

いかがでしたか?

あまりにも自分のオリジナル曲がダサいと感じたら、上記のことを確認してみてくださいね!

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