親が絶対に子供に怒ってはいけない理由【子育て】

子育てをするうえで親として子供にしてあげるべきことはたくさんあります。

でもそれと同じくらい、子供にしてはいけないこともたくさんあります。

今回はその中でも一番してはいけないこと。

 

子供に怒ること

 

じゃあ子育ては甘やかせば良いの??

とそういうわけではありません。まず知るべきなのは、「怒る」と「叱る」の違いです。

 

 

「怒る」と「叱る」の違い

 

怒るというのは、子供がしたことに自分の気分が害されて、感情的になること。

子供に対して「なんで〜するの!」なんてきつく当たってしまうのはまさにこれ。子供を教育しているのではなく、自分の鬱憤を晴らしているだけです。

これでは子供はなぜ親が怒っているのかも分からず、親に負けない大声で泣きわめくだけ。

親は子供に怒らず、子供を叱るべきなのです。

では叱るとはどういうことか。

叱るというのは以下のようなこと。

子供がしたことの何がいけなくて、誰にどのように迷惑が掛かるか。どういう影響があるからそれしてはいけないのか。というのを説明し、教えてあげること。

もちろん口調が厳しくなっても、仕方が無いでしょう。

 

 

子供にとって生活は語学学習と同じ

 

ちょっと考えてみてください。

社会での振る舞い方をしらない子供にとって、生活することは全く新しい言語を学ぶのとなんら変わりません。

たとえば今からポルトガル語を勉強するのと同じです。

あなたはその先生です。

そこで子供に怒るのがどういうことか。怒られた子供にとってはこうです。

初めて見た内容の問題を解かされて、もちろん分からない。

そしたら「なんで分からないの!」と怒られた。

罠があるわけです。

先生は答えを知っているから、問題を解けて当然だと思ってしまう。

だから、なぜ悪いのか理由も知らせず、何が間違いなのかも教えずに子供に怒るのは理屈が通っていません。

子供が学ぶことと言ったらただひとつ。

「怒られるからやめよう」

でも叱ることとと言うのは、しっかりと理由と結果を説明しながら、自分が教科書になって教えてあげることですね。

もちろん先生に教えてもらえば、いずれはみんな問題が解けるようになる。

 

 

だから先に教えてあげましょう

 

重要なのは先に親から子供に教えてあげること。

例えば子供を連れてカフェに行くなら「今から行く所は、皆がゆっくりしたくて集まっているところだから、大きい声で話をしてはいけないよ」と予め教えてあげる。

子供は理由が分かった上でカフェに行きます。

もちろん感情が高まってしまって、声が大きくなってしまうかもしれない。

でも騒いではいけない理由は分かっています。だからそこでちょっと厳しく叱れば良いのです。

「さっき言ったこと覚えてる?? 皆がゆっくりしたくてここに来てるんだよ」

これがいわば復習になります。

一回教えてもらい、実践し、答え合わせをして復習をする。

これを繰り返していけば生活面において非常に「賢い」子供になるのが想像できるはずです。

 

 

怒られた子供と叱られた子供の違い

 

「なんで〜するの!!」と怒られた子供と、叱られた子供は大違いです。「なんで〜するの!!」と怒られた子供には、なぜ自分がしたことが悪いかは分からない。

でも怒られる。

だからやめる。将来自分で物事を深く考えることのできない、人の言うことしか聞けない大人になってしまう。

でも叱られた子供は覚える。

カフェで「ここで泣くと周りの人が嫌な思いをするからだめだよ」と教えられた子供は、何度も繰り返しているうちに今度はレストランでも「きっとこの場所でも泣くと周りの人が迷惑がかかっちゃうな」と考えることができるようになる。

いわば応用力がある子供になる。

理路整然と、建設的に物事を考えることができるようになるのです。

原因と結果の分かる子供は器用に生活できるだけでなく、勉強に対する理解力もずっと高い。

 

 

たくさん叱りましょう

 

もう、怒ることはありませんね!

子供には前もって「どこでどのように振る舞えば良いか」教えてあげる。「何が良くて何が悪いか」も教えてあげる。

そのうえで、できなかったことを叱ってあげましょう。

そこで叱り方としては、まず優しくこのように問うのがベスト。

「〜するのはどうして、いけなかったんだっけ?? 覚えてる??」

すると子供は教えられたことを思い出す。これで完璧に復習ができます。

ぜひ子供の良い先生になってあげてくださいね!