【レビュー】Nikon AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G 単焦点レンズ

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AF-S NIKKOR 28mm レビュー

かねてよりD2XでAF-S DX 35mmの単焦点レンズを愛用しており、あまりの描写の良さに
D700を使っていた時にAF-S 50mm 1.8Gを追加で導入しました。

ニコンの純正単焦点レンズは、格別に描写が良く値段も安いので
もしかしたら、この28mmはとんでもなく凄いのでは?!
と思い、50mmレンズの3倍に当たる6万円で購入しました。

そして、D700からD800と二年程度使ったので、その感想を掲載したいと思います。

28mmの使いやすさ

標準画角より少し広角で、とても使いやすいです。
魚眼のようにパースが大きく崩れないので、建物を近くから撮ったり、人物を撮るのにも使用できます。

そして、特徴的なF1.8の開放は強烈で、被写界深度が狭く一部だけにピントが合い、残りがボケます。
また1.8で撮ると周辺減光も強く、炎天下の屋外でも周りが暗くなるので、新しい作品にも挑戦できます。
軽量でピントリングも軽く大きいので、単焦点レンズとして使いやすい部類に入ります。

28mmの画質

肝心の画質ですが、これは個体差による?のか、手に入れたものは思ったよりも画質が良くなかったです。
というよりも個人的には最悪です。金のリングなので、2万円の50mmよりも格段と画質が良い!と思っていたのに
圧倒的に50mmの方が描写が美しいです。

人物を取ってもぼんやり、風景をとってもぼんやり、何をとってもぼんやりです。
後ピンとか前ピンとか、そういうピンぼけの問題でなく、日中の絞りがf10を超えるような状態であっても、ということです。

例えば、スタジオのモノブロックストロボ(コメット)でライティングを組んだ時の例をあげます。

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AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G

撮影機材:ニコン D600
露出時間 : 1/60秒
レンズF値 : F5.0
ISO感度 : 100

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

撮影機材:ニコン D600
露出時間 : 1/60秒
レンズF値 : F5.0
ISO感度 : 100

如何でしょうか? 拡大すれば分かると思いますが、50mmの方が圧倒的に画質がシャープで美しいです。
ライティングの設定を変えていないにも関わらず色合いまで変わってしまいます。
ですが、壁紙の模様がくっきりと見えることからも28mmのピントが合っていることは明確です。これは、あまりに酷いですね…。

カメラとの相性もあると思いますが、D600 D700 D800 では、少なくとも28mmは最悪の画質でした。
また白飛びしやすく、プログラム設定で露光が狂ったり、ジャスピンでもぼんやりしたりします。

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AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G まとめ

個体差があると思いますが、今まで10本近い純正レンズを使ってきましたがここまで酷いのは初めてです。
タムロンやシグマでボディとの相性が悪くジャスピンにならずに修理に出した事がありますが、
D700やD800は最も装着が想定されるボディの1つではないでしょうか?という訳で設計?か品質管理か分かりませんが
このレンズは買わないほうが良いです。

是非とも、安いAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gを買いましょう!
もし広角が欲しいのであれば、金リングのズームレンズを利用すると良いはずです。
現在メインで使用しているAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDは単焦点レンズ並みの美しさで
本当に万能なレンズです。高いですが、頑張ってそちらを狙う事をお勧めします。

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