【ネットショッピング】ティーウェアの選び方

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(シャルルさんより寄稿頂きました!)

ネットショッピングの利点は?

この記事ではネットショッピングでティーウェア(主にアンティーク陶磁器)を選ぶ際の私なりのコツを紹介していきます。

しかし、本文に入る前に一つだけ理解してほしいことがあります。
それは、この記事とは矛盾するようですが、ティーウェアを買う際にはなるべく実店舗でじっくりと眺めながら選んでほしいということです。

なぜなら、ネットショッピングはその性質上どうしても実店舗で手に取って眺めるときよりも情報量(質感、コンディションなど)が少なくなります。
よって、可能であるならば実店舗で店員さんと相談しながら、自分の目で判断して選ぶことが理想的です。

そうであるとしても、近くに良い店舗がない、あるいはいきなり実店舗に入るのは敷居が高いという人も少なからずいるのではないかと思います。
そんなときに便利なのがネットショッピングです。
ネットショッピングでは家に居ながらにして自分の好きなように商品を選ぶことができます。

また、目当ての品がないときにはすぐに別なショップを覗くことも可能です。
さらには実店舗を持たないネットショップだけのお店も多く、そういったお店では思いがけない掘り出し物が見つかることもありますし、実店舗の維持のコストがない分値段が実店舗よりも安いことも多いです。

このようにネットショッピングには実店舗とは違った利点がありますが、手に取って確認はできない分、「はずれ」を掴まされるおそれも高くなってきます。
そこで、ネットショッピングをする上での私なりのコツを紹介していこうというのがこの記事の意図するところです。

それでは前置きが長くなりましたが、以下で紹介していこうと思います。

ショップと商品の選び方

まずは、どのようにショップを探していくかという点から述べていきます。

ティーウェアを扱うショップはニッチであるため、普通の店よりも探しにくい面があるのであえて丁寧に紹介していこうと思います。
注意してほしいのは、この記事はあくまで「ティーウェアの選び方」であるのでショップそのものが詐欺なのではないかといった部分は度外視して話します。
ショップがそういった面で信頼に足るのかは自分で判断し、自己責任でお願いします。

ショップの探し方は㋐何を買いたいか明確なイメージはないがとりあえずティーウェアを色々と検討してみたいのか、㋑何を買いたいかはっきりしているのか、によって変わってきます。

㋐の場合は、とりあえず「洋食器」などのワードで検索して出てきた、洋食器を総合的に取り扱っているようなショップをチェックして具体的なイメージを膨らませていき、そのショップに良いものがあればそのショップで購入、なければ気になったものをキーワードに検索しなおして別なショップで検討しましょう。

㋑の場合は、欲しいものを具体的(品名やシリーズ名など)に入力して検索し、出てきたショップをチェックしていけば良いと思います。

もっとも、欲しいものがマイナーなものであった場合は検索でヒットして、その商品ページを開いても在庫切れになっていることも多いです。

それがアンティークである場合は再入荷も絶望的です。

よって、マイナーなものを探す場合には根気強く在庫のあるショップを探し続けるか、アンティークの取り寄せも承っているお店を見つけ出し、そこに相談するというような方法を採ることになります。

以上がまずはショップの選び方となります。
次に具体的な商品の選び方を紹介していきます。

ネットショッピングの基本ですが、商品内容には絶対に目を通してください。
写真は当然に眺めると思いますが、説明をしっかりと読んでください。

基本でありながら、かなり重要なことはこれです。
なぜ重要なのかというと手に取って眺められない分、そこに書かれている情報が第一の情報源になるからです。
これを怠ると最悪なことになります。

例えば、自分が欲しいものがティーカップだったとします。
多くの場合は商品のタイトルにティーカップ&ソーサーなどと書かれており、間違えることはありません。

しかし、商品のタイトルが単にカップ&ソーサーなどと書かれており、写真からティーカップだと思い込み口径や高さを見ないで買うと、極端な話をすれば間違ってデミタスカップを買ってしまう可能性もあります。

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こういったミスは実店舗では起こるはずのない(目で見れば明らかにサイズが違うので)、ネットショッピングならではのものです。

よって、写真と説明書きをしっかりと見ることがネットショッピングの第一歩です。

特にサイズはしっかりと見て選びましょう。

容量などは書かれていないことも多いので、あらかじめ目安となるサイズを覚えておくと便利です。

例えば、こちらのウェッジウッドのピオニーシェイプのティーカップはだいたい150ccから180cc程度の容量です。

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そして、サイズとしては口径10.5㎝、高さ5.5㎝ほどです。

私はこのくらいの容量のカップが好きなので、口径と高さを見るときはこの数値を基準にしています。
このような自分なりの目安を知っておけば、いちいち判断に悩むこともありません。

ところで、しっかりと隅々まで写真や説明を見ても把握できない部分は出てきます。
例えば、アンティークの陶磁器のプレートなどについたナイフ傷は写真に写りにくく、説明では「使用感あり」とだけ書かれていることもあります。
分からないことがある場合は迷わずに問い合わせをしましょう。

さらに言葉だけでは分からなさそうなことならば、可能ならば新しい写真を撮ってもらったり、動画でのレポートをしてもらうのが良いと思います。
話がやや前後しますが、商品の詳細ページをいくつか眺めていくとそのショップの傾向が掴め、そのショップで購入するかという判断に役立ちます。

これは主に現在では作られていない品を扱うショップに関する話となりますが、はっきり言って「販売できる」品の基準がショップによってピンキリです。
どのような目的のショップなのかという点が大きくここに影響してきます。

例えば、主としてインテリア雑貨を扱うようなショップで売られている品はティーウェアとして実用していくには厳しいコンディションのものが多く、実際にそこのショップでも説明で花を飾ることを推奨されていたりします。

逆に食器屋としての性質が強い店は完品がほとんどで、わずかな傷のことなどもしっかりと記載されていて、コンディションの厳しいものはそもそも販売されないことも多いです。

前者のショップは実用できるティーウェアを購入する点ではおすすめ出来ませんが、コンディションが悪いとはいえ珍しい品が格安で手に入る可能性もあるので、コレクションを増やすという点では選択肢の一つとなりうるかもしれません。

もっとも、これはあくまで一例であるのでやはり自分の目で見て、ショップの傾向を判断したうえで購入を検討すべきでしょう。

さて、商品の見方に話を戻しますが、商品を見る際には①自分の欲しいものは何か②予算はいくらか、という二つの観点から判断していくのが良いと思います。

①の観点は、ティーカップが欲しい、あるいは秋らしいデザインが欲しいなどといったように何でも良いのである程度の方針を決めるということです。

②の観点は、言うまでもありませんが、予算の上限を設定するということです。

この二つの観点から商品を見ていくことで買うものの方針がぶれず、さらに選ぶ時間も多少短縮できます。

というのも、ティーウェアは調べれば調べるほど魅力的なものが現れ、ネットショッピングでは際限なく調べていくこともできてしまうので、初めから絞りにかけることでこれを防ぐことにつながります。

もし、色々なティーウェアを知っていきたいという目的があるなら、その日は何も買わないことを決め、時間は何時までにするといったような制約をかけるべきでしょう。
最後に一番重要なことは、実用を目的としたティーウェアを選ぶ場合には、自分がそのティーウェアを使うことをイメージしながら選ぶことです。

例えば、ティーカップやティーポットならば容量は多すぎないか、持ちにくくないか、洗いにくくないか、などといったことを具体的にイメージしましょう。
他にも例を挙げるなら、受け皿のないティーストレーナーならば使用した後にテーブルにどのように置くか、といったことも失念しがちです。

具体的なイメージは難しいですが、手に取って見ることのできないネットショッピングではより重要です。
棚から取り出し、使用して、洗って、棚に戻すところまでしっかりとイメージしましょう。

終わりに

ネットショッピングは実店舗と比べて利点があってもリスクは大きいです。
したがって、商品と慎重に向き合うことが求められます。
しかし、このことは実店舗でティーウェアを買う際にも重要な姿勢です。
アンティークの品ならば、ショップが贋作を本物と誤信して販売していることも珍しくありません。

そういった事情のために値段はある程度までなら商品の価値を保証してくれますが、手放しで信用はできません。
もっとも、相場を大きく下回るような値段で売られている商品には必ず安い理由があります。
ネットショッピングではその理由に気づかずに値段につられて買ってしまう可能性も大いにあります。

けっきょくはショップに一定の信頼は持っても最終的な判断は自分自身の目に委ねるのが良いと思います。
以上でネットショッピングでのティーウェアを選ぶ際の私なりのコツの紹介は終わりです。
説明が不足している部分、誤っている部分があるかもしれませんが参考になれば幸いです。