人生の参考書になりそうな美しく面白い海外映画

【映画が人生のヒントになる】

 

映画はただの娯楽というよりも、ちょっとした「人生図」であることが多いです。

なんとなく人生に変化が欲しいとき、前に進めていないような気がするとき、人生をもっと豊かにしたいとき。そんなとき映画はヒントとなってあなたに深いインスピレーションをもたらしますね。

ここではそんな映画の中でも、美しかったり、面白かったり、ちょっと考えさせられたりする人間味溢れる海外映画をいくつか紹介しようと思います。

それではいきましょう!!

 

 

【サン・ジャックへの道】2006年フランス

 

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会社経営と家庭のストレスで薬に依存している神経質の弟のピエールと、支配的で頑固なオバサン教師の次女クララ、アルコール漬けで家族にも見捨てられ一文無しの兄のクロード。

仲は最悪で、ときには殴り合いの喧嘩もするこの3人兄弟が、亡くなった母の【スペインの巡礼の聖地1500kmを3人で歩ききったら遺産を分け与える】という遺言で、愉快な仲間たちと1500kmを歩く。

最初は険悪なムードだった一行が共に苦労し、感動し、自分の人生を一人一人見直していくうちに、いつしかかけがえのない仲間になっていくという感動あり笑いありのユーモラスな作品です。

何より世界遺産になっているサン・ジャックの景色にカメラワーク、テンポ、人の人生の描き方など全てがとても美しい。

フランス的ないわば「意味の分からない」シーンもちょっとあってよく批判されていますが、それも含めてすごく見応えのある映画です。まるで自分が巡礼の道を歩いたかのように、人生を見直せる映画なのです。

 

 

 

 

【ONCEダブリンの街角で】2007年アイルランド

 

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ダブリンの街角で出会ったストリート・ミュージシャンと音楽の才能を持つチェコ移民の女性が、音楽を通して惹かれ合っていく様を描く。

なんていう説明がつく映画ですが、この映画の素晴らしさは「すごく刹那的で淡いこと」です。

二人が惹かれ合っていく。

でも彼らにはそれぞれの状況と、目標がある。

映画のシーンの途中でバンドが集まり、ほとんど名前も知らないような良い大人の寄せ集めメンバーが、すごく楽しそうに無邪気に遊ぶシーンがあります。

それもずっとは続かないということが分かっている。でもだからこそ必死で、全力で楽しむ。

そして主人公が穴のあいたギターで、それを叫ぶように歌い上げていく。今自分で目指しているものや頑張っていることがあって、そのために誰かのもとを去ったり、大切な人との時間を犠牲にした経験のある人は本気で泣いてしまうと思います。

でもいつも友人や仲間と過ごしていて、特に目標とかはないけど楽しいよ!という人には響かないかも。

テンポもゆっくりなので、感動できない人もいると思います。

でも個人的にはサントラを買い、そのアーティストのCDを買い集めてしまうぐらい感動しました。

さっきも書いたように、今自分で目指しているものや頑張っていることがあって、そのために誰かのもとを去ったり、大切な人との時間を犠牲にした経験のある人には是非見ていただきたい映画です。

 

 

 

 

【ブラス!】1996年イギリス

 

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1996年に制作されたイギリスの映画。閉鎖騒動の持ち上がる小さな炭坑の町を舞台に、ブラスバンドを通じて、「音楽」と「生きること」の素晴らしさ、人間模様と社会風刺を上手に織り交ぜて描いた作品。

ちょっと悲しく、現実的な話。

華やかさもないし、もちろんスイングガールズみたいにイイェイ!となるような映画でもありません。

でも金管楽器のサウンドが、彼らのひたむきな生き方と相まってグッと来ます。

小学4年生のときに見て大泣きした覚えがあって、高校生になってから見たら、案の定またしても大泣きしました。

「なんとなく頑張れない」とか「やる気がでない」という感じがしている人は、彼らの健気で必死になって自分の音楽を貫いている姿が良いキッカケになるかも。

 

 

 

【プラダを着た悪魔】2006年アメリカ

 

名門ブラウン大学(映画版ではノースウェスタン大学)を卒業し、ジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきたアンドレア・サックスは、幸運にも何百万の女性の憧れとする仕事・ファッション雑誌『ランウェイ』の編集部へと就職した。

しかもその編集長でファッション業界に対し絶大な影響力を誇る、ミランダ・プリーストリーのアシスタント職である。

だが、ミランダは自分の身の回りの世話をアシスタントに押し付けるなどの横暴を発揮する最悪の上司であり、今までに何人もがこの仕事を辞めていたのであった。ファッションには何の興味もなかった彼女であるが、本来の目的である文芸誌での仕事への足がかりとして、彼女の悪魔のような要求に耐えていく。

というあらすじ。

ラストの終わり方には賛否両論ありますが、そのラストに賛成か反対かによってその人が人生にどのような価値観を持っているか簡単に分かります笑

ゴージャスな服とアン・ハサウェイのチャーミングな演技、スリリングで見ているこっちが緊張してしまう鬼上司との駆け引き。

「ホントにこのままこの仕事をしていて良いのかな…」「最近頑張りが足りない感じがする」なんていう人は考え直させられたり、勇気を貰ったりできると思います。

 

 

 

【映画をたくさん見ましょう!】

 

映画は最初に書いた通り、人生のヒントになります。

ここに紹介したのはとても美しく、内容があって、良い映画です。そしてそういう映画は本当にたくさん世の中に溢れています。

是非人生や悩みに答えを見つけたいときには、映画をたくさん見てくださいね。