【入門】おすすめジャズアーティスト【ピアノ編】

おすすめのジャズアーティスト、今回はピアノ編です!

いってみましょう〜!

1.Bill Evans Trio – Nardis

ジャズピアノと言えば、やっぱりビル・エヴァンスですよね。

わたしの友人(よく酔っ払っている友人)が、

「ビル・エヴァンスのピアノが美しすぎて吐き気がする。(笑)」なんて言ってました。表現は少々アレですが、気持ちはとっても分かります。

音使い、タッチといい、美しすぎです。

わたしが最もグッとくるのは、頭が良すぎて少々辛そうな物憂げなお顔立ちと、それをまとった雰囲気です。音のあらゆるところから、そういう類いのことを思わせるのが彼の魅力だと思います。インテリで頭がフル回転しすぎて、思想の海での苦悩日々を救うのがピアノだった、そんなストーリーを想像してしまいたくなるくらいですから…。

2.Herbie Hancock – Watermelon Men


これまでのスタンダードなジャズから、ジャズそのものの可能性をググッと広げてくれたのが、ハービー・ハンコック。

今では、ジャズそのものの認識が、ファンクやフュージョン系の音を含むものとされていますが、それを定着させてくれたのがこの人なのです。

ハービー・ハンコックというと、ファンクやフュージョン色の強いジャズばかりと思われがちですが、時代を渡りそれを形づくってきた側の人間だけあって、ウォーターメロンマンのような、いわゆる”ジャズらしいジャズ”もバックグラウンドにきちんと存在していますよ。

そんなジャズらしいジャズを開拓するとこうなる、というのがこちら↓動画です↓

「Chameleon」

バッキバキにタイトなドラムで形作られ、びよんびよんのベースが印象的!かっこいいー!

そういえば、最初にご紹介したウォーターメロンマンは1962年、ファンク感満載のバッキバキサウンドなカメレオンは1973年の発表なことに驚きませんか?

10年の間に一体、何があったのか心配になりますよね。(笑)

具体的に言うならば1960年代〜1970年代はファンク全盛期であった点と、この10年間は音楽そのものと、その楽しみ方が多様化した時代であったということ。変化するのはもっともなのですが、注目すべきはハービー・ハンコックが時代の様子をしっかりとキャッチできる人であったという点ですね。

まさにカメレオンにように、時代の空気をキャッチし、それを音楽にちゃっかり反映できる器用さに拍手!

3.Kenny Drew Trio – An Evening in the Park

まるでうたを歌うかのようなメロディーラインがいいですね〜。

どのパートも歌っているかのような演奏で楽しそうです。リードが交代してゆく様は、まるで楽しい会話を聞いているよう。ジャズが持つ大人なイメージは残しつつも、どこかの街中を散歩している気分のようなさわやかで聴きやすい印象です。聴いているうちに、すっとその音の景色に引き込んでくれますよ。

4.keith jarrett – My song


クラシックのような、うたもののような、ジャズのような、そのどれでもないし、どれでもある。なんだかよく分からないんだけど、美しいものを見かけてしまった、そんな気分になります。

言いようのない美女とすれ違ってしまった感じでしょうか…。
余談ですが、わたしとキース・ジャレットとの出会いは、中学生の時、お家に転がっていたカセットテープを拾ったところからはじまったのでした…。

5.Chick Corea – Spain

チック・コリアといえば!な曲、スペイン。全体的にラテン要素というか、よくライター田中さんが書いているような、フラメンコ的な要素を感じますね。

そんなことで気になっていたところ、こんなものを発見してしまいました↓

始まりの雰囲気がとってもかっこいい!むふふ…となってしまいますね。

演奏は、飯ヶ谷 守康、沖 仁、木村 大と豪華。日本のその世界のその道の方々によるものなので是非聴いてみてください。キメの部分にちょっとズレがあったりしますが、その荒さもまたフラメンコならではの楽しみですよ。臨場感満載!です。

6.Days of Wine and Roses – Oscar Peterson Trio

邦題では「酒とバラの日々」というタイトルで知られています。この邦題のタイトル付け、なかなかのセンスを感じますよね。何より、語呂が良いです。

酒とバラの日々と聞くと、何か胃もたれしそうな日常を想像してしまいますが、元題にワインという文字が。それを聞くとなるほど〜、となります。

ただこの曲がテーマの同題の映画は、タイトルそのままのストーリーで、アルコールに浸りきってしまい、堕ちてゆく男女二人を描いたもの。そういう危険さや危うさは同時にとても美しかったりしますよね。そんな魅力をこの曲を持っているのかもしれません。

そんなわけで、一見重々しいとも思えるこの曲がジャズのスタンダードなのはそういった理由もあるのでしょう。

(お酒は、アルコール依存にならない程度に楽しみましょうね…。)

 

いかがでしたか?

おすすめジャズアーティスト、ピアノ編をご紹介しました〜!

引き続き、おすすめジャズをご紹介しますので、お楽しみに。