受験期の子供を勉強する気にさせる方法

受験も間近なのに、子供が勉強をしない!

と悩みに悩んでいるお母さん。

今回は受験期の子供をやる気にさせる方法をまとめてみました。

 

 

勉強しなさい、と言わない

 

勉強をしなさい、と言われることによって「よし勉強をしよう!」とやる気になる子供は、ちょっと冷静に考えれば分かることですが一人もいません。

でも「勉強しなさい」と言われてやる気を失う子供はたくさんいます。

他の記事でも書きましたが、子供が自発的に勉強をしているときというのは、子供が自分で何かに感化され、自分で「頑張ってみよう」と感じているとき。

勉強をすることが自分をかっこよく、魅力的な人間にしてくれるかもと、自分で考えてやる気を出せたとき。

それなのに「勉強しろ」と親がうっかりでも言ってしまうとどうなるか。

子供の「自分で頑張っている」という気持ちを打ち砕き、自分を自立させてくれる、高めてくれるはずの「勉強」が、親に強要される非常に嫌なものになります。

せっかく自分でやろうとしていて、自分は変われると思いながら家に帰る。

なのに家に帰ると親がいつもと全く同じように、「今日は勉強しなさいよ」と言う。

結局いつもと同じになる。最悪の気分です。

結局「親に言われたから勉強をする」という構図が出来上がってしまい、子供のやる気はまったくなくなってしまい、そこには「自立心」の裏返しである「反抗心」が残るのです。

だから勉強しろ、と言わないようにせず他の方法を取りましょう。

「勉強しなさい」に良いことはまったくありません。

 

 

 

目的を達成する楽しさを教える

 

では勉強しろの代わりに何があるか。

もしテストに賞金(お小遣い)をかけることが問題ないと思えるのなら、それが一番良いでしょう。

最終的に早稲田大学に1発合格した私の知り合いは、母親が実業家でした。中学校1年のときから定期テストの合計225/250点以上で1万5000円の賞金をかけてもらっていたといいます。

そのかわりお小遣いはゼロ。もちろん大事なのは努力ではなく、数字。224点は0円で、225点は1万5000円。貯金しろ、なんて一度も言われず自由に使ったとか。

高校で県内トップの進学校を受験すると決めたときには、合格で15万円の賞金だったらしいです。

公立に落ちて私立の高校に通わせるよりよっぽど良いですね。

実際にはこれが一番やる気にさせるのですが、さすがに露骨すぎるし、そういうお金の教育はしたくないという人もいるかと思います。

別の友人(女性)の母はまさにそう言うタイプで、代わりにお洒落な格好をしていくような、ちょっと高級でお洒落なレストランに連れて行ってもらったようです。

重要なのは目的(点数)を達成したときに、自尊心をくすぐるようなことをしてあげること。達成できなかったときには「悔しい!」と思えるような習慣を着けてあげることです。

 

 

子供に選ばせる

 

「この高校が良いんじゃない?」「このテキストが良いと思って買ってきた」なんていうお母さんはちょっと過保護すぎます。

よく中学の参考書コーナーでさまよっているお母さんを見かけましたが、そのコーナーで参考書を選んでいるべきなのは本人。

だって子供のやる気の出る参考書は、子供にしか分からないのです。

参考書を選ぶのはYahoo知恵袋の解答でもamazonのレビューでもなく、子供本人。

子供は自分で選ばせてくれず、子供扱いされ、何かを押し付けられるのが大嫌いです。

だから高校選びはまず子供に選ばせること。参考書は子供と一緒に本屋に言って子供に選ばせること。

「とにかく◯◯(子供の名前)が行きたいこの高校と、私のおすすめのここの高校のオープンスクールに行ってきてね」と交通費より+ちょっと多めにお金を渡してあげれば子供は自分が尊重されていると感じる。

「英語と数学を1冊ずつね。雑誌コーナーにいるからとりあえず選んできて」と好きに選ばせれば子供はやる気になる参考書を見つけます。

もちろん子供の選択が誤っていると思ったら、どうしてそう思うのかを説明して否定すれば良い。でも最初に選ぶ権利を与えれば子供はずっとやる気になります。

 

 

 

子供を「理想の自分」にしようとしない

 

多くの親の重大な間違いは、昔自分が成し遂げなかったことを子供に達成させようと躍起になることです。

単に「昔自分がこうしていればよかった」という後悔に、もう一度チャンスが与えられたような気になって子供に教育をするから子供が反発するのです。

子供は親のコピーではない。

知っておいていただきたいのは、「親の価値観は親の価値観でしかない」ということです。

親になった瞬間に、人が全てにおいて完璧で正しい人間になるわけではない。だから親が「自分の感性が絶対だ!」と子供に押し付ければ、最高でも自分と同じ物ができる。普通は子供がダメになります。

子供の感性を認めてあげるのが重要です。

 

 

それでも進学校を、できるだけ上のレベルを目指させよう

 

もし子供が特別学歴の関係ない仕事を目指している場合をのぞき、進学校を目指させましょう。

よく偏差値や倍率を見て親がびびってしまい、結局自信を持っていたはずの子供が親の恐れに負けて進学校の受験を諦めてしまうことが非常に多いです。

学校のレベルを下げることは、できるだけしない方がいいでしょう。

極端なことを言いますが、学歴の必要な仕事を目指しているのであれば高校のレベルがひとつ下がると、人生の可能性が20%減ると考えてください。

例えば県のトップ校と、そのひとつ下のランクの高校で悩んでいるとしましょう。

両方とも300人生徒がいるとします。

トップ校では1位〜30位の人が東大京大もしくは旧帝大に行き、31位〜150位の人が有名国公立や早慶上智ICUなどに行きます。残り半分の151位〜300位の人がMARCHや中堅の大学に行きます。

そのひとつ下のランクの高校では1人か2人が東大京大に行きます。3〜10位が旧帝大や早慶上智に行き、11〜150位がさまざまな国公立やMARCHなど中堅の大学に行きます。150位以下はそれ以外の大学に。

もちろんこれはひとつの例えですから、数字も確かではありません。

でも知っておいて欲しいのは、進学校にいれば自然と基準があがるということです。

進学校では「落ちて滑り止めで早稲田になった」「まわりと比べるとあまりいい結果とは言えないけど、まあ誰でも聞いたことのある国公立には受かった」が普通の会話。

でもひとつ高校のランクが下がれば、「◯◯さんは早稲田受かったんだって!すごい」という会話になるわけです。

だから進路を広げてあげるためにも、是非進学校を目指させましょう。

まずは上に書いたような方法で、ある程度やる気と自尊心を作ってあげる。

そのうえで進学校が「学歴以外の点で」どれだけ素晴らしいかを語ってあげましょう。

進学校の良さについてはこちらで詳しく説明しています。

なぜ進学校・偏差値の高い高校が良いのか?? 子供にやる気を持たせるために。

 

 

 

ぜひ子供に、自分からやる気を出させてあげましょう。

親が不安になってはいけません。親が自信を持って!