【メンズ】品質の良いジャケットの見分け方

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本格的なテーラードジャケットが欲しいけど、せっかく買うならしっかりとした品質の物を選びたい。いつも店員さんにおすすめされるままに買ってしまうので、自分でジャケットの良し悪しを判別できるようになりたい!

そんなあなたのために、良いジャケットを見分ける基準を紹介します。

ジャストサイズでも着心地が良い

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本当に良いジャケットというのは、当然のことではありますが着心地が良いものです。分かっているようではありますが、「こんなもんです」と着心地が悪く動きにくいジャケットを平気で売ろうとしてくる店員さんも残念ながらいるものです。

なので、良いジャケットは自分の体型がある程度スマートに見えるようなジャストサイズのフィット感でも動きがほとんど妨げられず、腕を上げ下げしても、胸を張ってもストレスが無いということをしっかりと覚えておきましょう。

また良いジャケットはしっかりと体に沿うようなラインで作られており、ジャケット自体の重さが肩の上でバランスよく分散されるようになっており、軽く感じます。サイズが大きめのジャケットを着ているときというのは、動きはさまたげられませんが、着心地が重く感じられることが多いようです。

ジャストサイズで着て、着心地が柔らかく、重さをあまり感じさせないジャケットは良いジャケットと言えるでしょう。

生地が自然な素材

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良いジャケットと、そうでないジャケットを最も端的に判断できるのが素材です。ポリエステルやポリウレタン、ナイロンなどを素材として用いた生地を使っているジャケットは、もちろん例外こそありますが、あまり品質が重視されていないことが多いです。

なぜなら品質の良いジャケットを選ぶ人たちの多くが、ウールやコットン、リネン、シルクといった自然由来の素材を好み、人工的な繊維すなわち化繊を使った素材を避ける傾向があります。なので化繊が使われているジャケットは、あまり品質の分からない人たちを対象にしていることが多いです。

すると仕立ての方もあまりこだわられていなかったりします。

繰り返しになりますが、例外もあります。伸縮性や通気性などを追求して、30万円のサルトリア・ダルクオーレのジャケットに化繊が使われていることもあるわけです。しかしそれはあくまで機能性を重視した結果です。純粋に品質だけで選ぶならば、化繊が1%でも入っている生地は、最高の生地とは言えないのが現実です。

気になるジャケットがあったらまずは品質表示タグをチェックしてみるのがおすすめですね。

ボタンホールが立体的

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良いジャケットは往々にして、ボタンホールが手縫いであることが多いです。といってもこれは定価20万円を超えるようなかなり高級なジャケットに多く、中堅ブランドのジャケットではあまり見られない仕様です。

ですが、極端に安いジャケットや品質の悪いジャケットはまるで横線のように平たく汚いボタンホールであることが多く、少しでも品質の良いジャケットになれば、立体的で整然としたボタンホールであることが多いです。

上のボタンホールは、ボタンホールの美しさで有名なイタリアのベルベストというブランドのジャケットのものですね。

もちろんボタンホールが全てではありませんが、一つの判断基準として覚えておきましょう。ちなみに上の写真のジャケットのようにラペルなどのステッチが手縫い風ミシンではなく、手縫いで入っているものは相当品質にこだわられています。

とはいえ今ではほとんどがAMFステッチと呼ばれる手縫い風のミシンによるステッチであり、手縫いのステッチが入ったジャケットはすでに市場に出回っているジャケットのうち、1%に満たないのではないでしょうか。

襟の仕上げが丁寧

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襟の裏というのは、普通に着ている分にはほとんど見ることの無い部分でありながら、細工の多い部分です。そのため品質を重視していないジャケットではディティールが省略されていることが多く、逆に少しでも本格的なテーラード仕立てであればしっかりと仕上げられていることが殆どです。

見るべきはカラークロスと呼ばれるフェルトがついているか、そして襟ヒゲという折り返しがついているかです。必ずしもこれが品質と比例してついているというわけではないのが紛らわしいところですが、特に中堅ブランドのジャケットを買う場合にはついていた方が無難です。

またカラークロスが手縫いで取り付けてあるものは、より手が込んでいますね。

袖付けが綺麗

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ジャケットの袖付けというのは、相当な技術力を要する作業です。そのため、作っている工場や工房のレベルが顕著に現れる部分でもあります。

技術力のあるファクトリーが丁寧に作るジャケットは、袖付けの部分が綺麗で丸く立体的になっており、物によっては上の写真のジャケットのようにギャザーが寄せてあったりします。

逆に安く品質の良くないジャケットは袖付け部分の円がひどく歪んでいたり、袖が左右比対称な落ち方をしていたりします。

また肩の袖付けの部分に手縫い、手縫い風のステッチが入っているものはより本格的な仕立てになっていることも多いですが、これはブランドによるので一つの基準として覚えておきましょう。

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いかがでしたか?

今回は本格的で品質の良いジャケットの見分け方を紹介しました。是非参考にして、自分にぴったりの良質なジャケットを手に入れてくださいね!