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起業したい大学生でもできる!商品ブランドの作り方

創作活動をしている時に、商品ブランドを持っているとマーケティングで利になることがあります。

  • イラストの販売
  • 手作り雑貨の販売
  • 衣類・ファッションブランドの立ち上げ
  • 手作り食品ブランド
  • ご当地商品の販売
  • その他、上記の分野を何人かで集まって販売する組織

こういった時に、「ブランドを立ち上げたい」と思うはずですが、いったい何から初めて良いか分からないと思うので実際にどんな感じで活動を始めれば良いかを紹介したいと思います。

1.組織名・ブランド名を決める。

ブランド名は非常に重要な項目のひとつです。
馴染みやすいかどうか、高級感があるかどうか、コンセプトに合っているか、ブランド名で商品をイメージできるか、など自分が販売していきたい商品イメージを元にじっくりと考えます。時に色々な友人の意見を聞いたり、仮で決めたブランド名を何度も声に出して発音してみます。

もし発音しにくかったり、あまりに覚えにくいブランド名であれば再考します。他にも、そのブランド名が既に存在していないかなどインターネットで検索します。言語学的に問題がないかも確認します。
例えばServus(セルウス)というブランド名、「かっこいい!」と思ってもラテン語で「奴隷」だと知ったらどうですか?各国の言葉で問題がないか確認すると良いです。

そして、ブランド名の綴りとロゴをデザインします。

ロゴのタイポグラフィなどもとても重要です。必要であればイラストレーターやデザインに携わる人に相談しましょう。

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2.商品を誰に届けたいのか。ヴィジョンを明確にする。

あなたの商品を誰のもとに届けたいのか考えておきます。
また、それによってどの程度の利益が生じるのかしっかりと計算します。

ただ、ブランドを作りたい!というだけではダメです。組織化するに当たって、きっちりと収益を考えます。
ブランドを立ち上げるには費用が必要なので、どれだけ商品が売れればペイできるかしっかりと把握しておきましょう。
運営に掛かる費用や、備品の費用なども試算しておきます。

また、もしコネクションがあるのであれば、流通路を確保します。販売を手伝ってくれそうな人に予め相談します。
そのときに、どの程度の卸値で、どの程度の数量を販売したいかなど、ブランドを立ち上げる前に販売してくれる協力者に相談します。

Amazonや楽天市場などのショッピングモールに並べるのか、自社で発送するのか、発送代行サービスやアマゾン倉庫を利用するのかなど。そして競合する組織についても徹底的に調べます。
流通するに当たって、同じような商品がすでにないか調べます。
もし、絵画やイラストがある商品などは多くの人に意見を求め大衆の感性に合うかを確認します。

在庫が必要なのであれば最小のロットや発注から製造、納品までの経路を確認しておきます。
もし在庫が必要でなかったりデジタル媒体であるのであれば、損失の心配は少なくて済みます。

最近では在庫リスクなし(無在庫のオンデマンド)で印刷して発送してくれる業者もあります。このような業者を使うと、初期費用を節約できます。

3.法人化するのか個人を主体にするのか決める。

仮に全国で流通させたり、ネットショッピングを出店するのであれば、法人化するほうが良いです。
法務局に登記する場合、商業・法人登記申請が必要で印紙代や申請費用で、合計25万円程かかります。司法書士などに依頼することができるので、難しい勉強などは不要です。その代わり定款に載せる事業内容を明確にする必要があります。
定款に載せる事業内容は、ある程度多かったり広い範囲での申告も可能ですので将来的に行いたい事業があるのであれば、予め申請しましょう。

ですが、登記した場合、その後の税務申告が必要になるので、チームや組織内で経理ができる人が最低でも1人必要です。
登記ができたら、登記簿謄本を持って法人の銀行口座を解説しましょう。銀行でも、多少質問や審査などがあります。

もしも法人化が難しいのであれば個人で、個人事業主といった形式でブランドを立ち上げます。
個人事業主の場合は法律で破綻ができないので、万一借金などで損失を出した場合自分で補填する必要があるのでリスクが伴います。

4.ブランド展開で必要な資料や商品の準備をする。

まずは代表者と組織で動く人の名刺を制作します。もちろん決めたブランド名とブランドロゴを必ず入れます。
また、その名刺と同じように、会社案内のパンフレットがあると非常に便利です。
銀行の審査や、取引先の新規開拓の時に、「おたくは何をやっている会社なの?」と聞かれたときにスムーズに説明できて安心感を与えます。
ホームページに良く公開されているような会社概要を参考にして、事業内容や展開の説明、住所・連絡先などを乗せます。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。 【低予算】格安でフリーペーパーやパンフレットを作る方法!!【低コスト】

他には、会社の住所と連絡先を書いた、社判や封筒などを用意します。あと重要なのはデザインがとても優れたホームページを用意することです。

もし少しでもHTMLやCSSをかじっているのであれば、自分でレンタルサーバーを借りて
独自ドメインを取得、ワードプレスのテンプレートなどを購入してとても綺麗なウェブサイトを構築しましょう。
いずれにせよブランド名の独自ドメインは、必ず入手するようにして下さい。
そうするとによって、info@blandname.comといったように、自分の会社名のメールアドレスが取得できるようになります。
これは仕事をしていく上でも大切なことなので注意して下さい。

あとは自社のアメニティグッズなども沢山作ります。
グラフィックやプリントパックで、オリジナル商品が小ロット・低価格で生産できるのでチェックしてみて下さい。

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5.ブランドを広める営業活動をする。

ここまで来ると、かなり会社として完成してきます。
あとは自分のブランドを広める為に、色々な人に協力してもらいましょう。
新規開拓する場合は、自分の商品を取り扱って欲しい会社や相手に、「取り扱いを検討して欲しい」と電話で
実際に会って話すアポイントメントを取りましょう。
手紙やEメールだとうまく行きません。こういった大切な営業活動は必ずあって話すようにしましょう。
事前に合う予約をすることが大切です。また上手く行かなかった場合でも名刺をいただけるので、
以後の活動に役に立つ事が多いです。

他にはツイッターで公式アカウントを作ったり、フェイスブックでブランドのページを作りましょう。
定期的に最新の情報を発信することによって、ブランドの知名度を上げることができます。

また、フェスティバルやコラボレーションを率先して行うことによって、別の会社のファンが
自分のブランドを好きになってくれたりすることがあります。
関係する機関や組織、報道機関、ニュースサイトに「プレスリリース」といって
こんなブランドが出来ました!という紹介のメールを一斉に送付するといいです。
面白い!と思う会社があれば、宣伝してくれたり、テレビ出演、ラジオ出演など出来る機会があるはずです。
返信が来なくても、こういった相手先には定期的に紹介とお礼のメールを送りましょう。

ここまでくれば、自分の商品ブランドを持っている!と人に言えると思います。
とても新しい分野を別にして、既成商品に競合するブランドの道のりは遠いですが、
自分の会社と商品ブランドができた喜びは計り知れないと思います。

チャンスを掴んで、是非とも自分だけのブランドを作って成功して下さい!

「起業したい大学生でもできる!商品ブランドの作り方」への1件のフィードバック

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