フィルム写真の魅力

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平成生まれには馴染みのないフィルムカメラの魅力をお伝えします!

フィルムカメラといえば、あれでしょ?コンビニで売ってて、カリカリ巻くヤツ。

確かに90年代は、どのコンビニでも観光地でも、インスタントカメラは必ず売っていて、
みなさんも使った覚えがあると思います。
今回は、一眼レフカメラのフィルムタイプの物を紹介したいと思います。

Nikon F5

1996年にニコンから発売されたプロフェッショナル向けのハイエンド機種で、当時価格も30万以上しました。
94年はカシオからQV-10という初期のデジタルカメラが発売されたりと、少しづつデジタルの技術が確立されつつある時期でもあり
F5は99年のNikon D1(ハイエンドデジタルカメラ)が発売されるまでの過渡期に僅かな期間だけ活躍されたモデルです。

フィルムカメラとして熟成しきった技術で、操作性からシャッターのフィーリング、15万回以上に及ぶシャッター耐久性など、
格段と完成度の高いモデルとなっています。

F5-2

 

位相差AFや本体上部の液晶ディスプレイなど、現行のD1シリーズにも近い操作性で、絞り優先やシャッター優先など
普段デジタル一眼レフカメラに慣れているのでしたら、迷うこと無く使うことができると思います。

せっかく入手したので、ISO200のフィルムで撮影して現像に出してみました。

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こんな感じで昭和の雰囲気が出ます。
ピントやレンズの特性も良いのですが、色合いとハイライトの部分がどことなくフィルムっぽいです。

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今度は、NikonD800とNikon F5の比較です。
F5はプロ用モデルなのでシンクロケーブルが使えます。
ですのでスタジオ撮影こんな比較をしてみました。

やはりフィルムの方がコントラストが強く、暗部が濃い目に出ます。
また面白いことに、縦に潰れているというか、横に伸びているというか、比率が少し違っています。
これは歪曲収差などレンズの特性ではなくボディ側か、フィルムか現像の影響のようです。

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屋外でも試してみましたが、やはりデジタルの方が逆光にも強いようです。

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この写真は両方ともにF5ですが、雪の中の撮影はアンティーク感が出てちょっとおもしろいです。

昔を思い出す感じです。

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この写真のように、古い風景の中に新しいものがあると、お?なんじゃこりゃ、という
古くて新しい感覚を受けさせて面白いと思います。

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F5はこんな感じで、過去の望遠レンズも利用できます。
特にレンズ側に付いた絞りを利用できるので、マニュアル操作が好きな人には結構楽しいのかも。

当時30万円位したモデルですが、今では綺麗な中古品が2万円前後で手に入ったりと、
昔のハイエンドモデルがとてもお得に入手することもできます。

F5-3

 

という訳で、フィルムカメラ ニコンF5の紹介でした。

「すぐ見れて」「すぐ消せる」「何枚でも取れる」という、デジタル世代だからこそ、
写真を24枚取り切るまで、現像するまで見れない、というのに魅力を感じるのではないでしょうか?

また、上手くいかなかったら消せばいい。というのが無いので、一枚一枚魂がこもり、シャッターを切る度に
心地の良い緊張感を覚える事ができます。

もし興味があれば、是非とも挑戦してみてください。