コンテンツへスキップ

クリスマスを一人で過ごす方法

クリスマスが迫ってくるが、恋人がいない……!そんなあなたのために、そしてそんな私のために、クリスマスを一人で過ごす方法を紹介。

孤独に歩み、リア充を憎まず、求めるところは少なく、林の中の象のように生きる人間になるために、この記事を熟読しておきましょう。

まずはSNSオフラインになること

クリスマスを孤独に一人で過ごすうえで最も重要なのは、SNSオフラインで一日を過ごすことです。もしFacebookなんかをチェックした日には、山盛りのリア充がどこへ出かけた何をしたと投稿をしているに違いありません。

そういった人の行動を知るのは、嫉妬やねたみの原因にはなれど、自分が楽しくなるわけではない。せめてクリスマスだけでも、SNSから離れて、人の行動ばかりを気にしてしまわないよう意識するのが重要です。

また、出かけるのもあまり得策ではありません。クリスマスの日に出かけようものなら、それはもう地獄のようなもの。つまるところ、自分以外の全員がロマンスと享楽の中に生きているのを見ながら、ストア派の哲学者のように美しく素朴な心でその間を歩くことになりかねません。

正直辛いでしょう。

ですからクリスマスはSNSから離れ、お家に籠るのが重要なのです。

クリスマスに家で何をするか

ではクリスマスを家で過ごすとして。最も良いのは、実際には同性の友達を呼んで男子会や女子会をすることです。そうして過ごせば、殆ど問題なくクリスマスを家で過ごすことができます。

しかしもしも、もしも、だ。

もしもあなたの友達が「あ、ごめんその日はちょっと」「え、その日は空いてないよ。彼氏とデートだから」と言って、あなたに誰も味方がいないとしたら。そのときは覚悟を決めて一人過ごすしかありません。

そんな時におすすめなのは、読書。

特に読書というのは、完全にその世界の中に没頭することができる。好きな本を読んでいれば時間が過ぎるのは早いし、まるで自分が主人公になった気分で、「クリスマスに一人」という悲劇的な状況を忘れさせてくれます。

読書は良いね!

おすすめの本は以下の通り。

・聖書=新約聖書、ヨハネ福音を口語訳で読むのが良いでしょう。

・ロング・グッドバイ=ちょっとハードボイルドなアメリカ小説を。一人でいることが恥ずかしいことではなく、むしろカッコいいのではないかと感じられます。

・罪と罰=「豚ちくしょう!」と無邪気に叫ぶラズミーヒンの素朴な優しさに感銘を受け、女子は自分の恋愛観がちょっと変わるのを感じることでしょう。

クリスマスソングはいらない

rin_audio

正直なところ、悪の根源といったらそれはクリスマスソングです。そんなものはまるきり、リアルが充実している人々にとってのみ嬉しいものなわけですからね。

代わりに、別の音楽をイヤフォンやヘッドフォンで聞きましょう。聞くべきなのは、トゥーランドットです。

力強く歌い上げられるアリア、「誰も寝てはならぬ」は鳥肌ものの名作。クリスマスソングなんかよりもよっぽど美しく、そして強いメッセージを持っている。らしい。

トゥーランドットはさすがに、CDを持っていないよ、という人におすすめなのは、ホルストの惑星組曲です。宇宙の広大さを感じさせる神秘的なメロディを聞いているうちに、人間のロマンスなんかいかにも取るに足らないことだ、と感じるようになるでしょう。

少なくとも、聴いているうちはね。

重要なのはクリスマスソングなどは聞かず、鑑賞に浸らないことです。

孤独に甘んじない

stamp-fightin

ここまで書いておいて言うのもなんですが、重要なのは孤独な状況に甘んじないことです。この悔しさを胸に、次こそ素晴らしいパートナーを見つけて素敵な時間を過ごす!と心から決めること。

ともすると孤独な人というのは、ツイッターや掲示板などで自分に似た孤独な人とつるんで、リア充を否定することによって孤独を埋めようとしてしまったりします。

それは良くないどころか、「自分は充実できない」「充実なんかしたくない」と、どんどん考え方をねじ曲げていく原因にさせなりかねない。

まずは今回のクリスマスまでに彼氏彼女が出来るよう、努力してみる。無理であれば、「彼氏彼女なんかいらない」なんていうふうには言わずに、素直に「うらやましー!」と叫んで、自分も頑張って行動するように、モチベーションを奮い起こしましょう。

孤独に甘んじてはいけません。クリスマスをピークにして、どんどん関係が覚めていくカップルはたくさんいる。クリスマスを同性とすごす異性も多い。

常に自分の扉を開き、どんな人も歓迎する気持ちでいることが重要ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

都会の喧騒を忘れさせる『朝香珈琲』。東京各地の魅力をブレンドに込め、洗練されたデザインのパッケージで、あなたのコーヒーライフに上質なひとときを提供します。
copyright otonaninareru.net