【飲み比べ】美味しいシャンパンおすすめランキング

安くて美味しいシャンパーニュはどれ?!

編集部の嗜好によって、独自ランキングを付けてみました。
今回は3000円~4500円程度で購入できるシャンパーニュ5本を選択。
味や香りと共に紹介したいと思います。

シャンパーニュとは…?

シャンパーニュとは、フランス・パリより東にある、シャンパーニュ地方で生産されるスパークリングワインを指します。
日本ではしばし「シャンパーニュ=泡の有るワイン」と混同されてシャンパーニュ地方以外の泡(ヴァン・ムスー)を指したり、それどころかスペインや日本の発泡ワインさえも”シャンパン”と呼ぶ人も居ます。

厳密には、シャンパーニュ地域で生産された葡萄のみを使い、瓶内二次発酵を行い後15か月以上の熟成を経たものだけが名乗れます。他にもアルコール度数、品種や補糖などでも表記が法律で決まっていたり、厳しい規定があります。

シャンパーニュとクレマンの違いを簡単に言うと?

簡単に言うと次のような分類が分かりやすいです。

スパークリングワイン
炭酸のある、発泡しているワイン

クレマン・ド・地名
シャンパーニュに近い製法で作られた地方の発泡ワイン
クレマン・ド・ブルゴーニュ、クレマン・ド・ロワール、などクレマン(泡)+地名が入ります。シャンパーニュ以外ですが、伝統製法(瓶内二次発酵)ですので中にはシャンパーニュ並に美味しいものもあります。

シャンパーニュ
地方が限定されて手間の掛かるスパークリングワイン。15ヶ月以上の熟成を義務付けられています。様々な年数を混ぜたワイン(ノンビンテージ)、年号が入っている単一年数のワイン(ミレジメ)と呼び、ミレジメの方がグレードが高いです。
ミレジメの場合は瓶詰めから出荷まで最低3年以上の熟成が義務付けられています。

スプマンテ、プロセッコ、カヴァ、ゼクトなど
フランス以外でも発泡性ワインが作られていますが、名称や作り方も様々です。
中でもイタリアのフランチャコルタはシャンパーニュに劣らない味わいと言われています。

話が長くなってしまいました、実際に飲むとシャンパーニュは香りが高く、味わい豊かでうっとりするワインなのです。
ちなみに「シャンパン」というのは英語読みで、「シャンパーニュ」というのはフランス読みだそうで、「シャンパーニュ」と読んだほうが上品だよ!と仲の良いソムリエールに教えて貰いました。

5位 モエ・エ・シャンドンの味は?

人気ナンバーワンのモエ・エ・シャンドン。ワインに詳しくなくても一度は見たことがあるはずです。
大手グランメゾンで世界で最も有名なシャンパーニュのひとつです。

味わいは、軽快でややドライ。大量生産のため個性的というよりは安定した味になっています。泡の粒は大きめです。
香りは少々乱雑で、とても繊細とは呼べません。葡萄の果皮を皿においておいたような香りです。他のサイトのレビューでは果実感があると紹介されていますが、甘くなく熟れていない小ぶりのシャインマスカットのようです。

https://moet.jp/

4位 ランソン ブラックラベル・ブリュット

実売価格が3千円程度の手頃なシャンパーニュです。
アサヒビールがインポーターとして国内で販売されています。

”英国王室に愛される”という立派なフレーズが公式サイトで紹介されていますが、このブラックラベル・ブリュットに関していえば全然大したことがありません。
香りが乏しく新鮮ではないぶどうのように思える味わいです。
ただし、美味しいとは言えませんが、ジュースのような果実感がありワインが苦手な人や発泡性ワインをあまり飲んだことのない女性などにはお勧めできます。

単体で飲むよりは、濃厚なソースの掛かった油っぽいサーロインステーキなどに相性がいいはずです。口の中の油っこさを流してくれる味わいです。中華なんかにも良いかもしれません。

3位 ローラン・ペリエ ラ・キュヴェ

こちらも立派な紹介文で”チャールズ皇太子御用達のアペリティフとして”など書かれています。
モエやランソンと異なり、繊細な香りが漂ってきます。柑橘類の香りと白い花のようなニュアンスを持ちますがやや弱く、味わいの方も薄さが表に出ます。

個人的に思うのがショートケーキにとても相性が良さそうです。重たい料理よりも、軽快でつまめるものに合わせると良いはずです。香りが物足りなければフルートグラスではなく白ワイン用の大ぶりなグラスで飲むのも良いかもしれません。

2位 G.H.マム コルドン ルージュ

以前、大人になれる本でランス展の特集をしましたが、GHマムは大手グランメゾンの中でも品質を重視するメゾンで、画家の藤田嗣治とも縁があります。(詳しくはランスの記事で)
このマム・コルドン・ルージュは定番の1本で様々なホテルやレストランでも提供されています。味わいはドライでボリューム感があります。上記で紹介したシャンパーニュの中でも最も厚みがあり飲みごたえがあります。ローラン・ペリエと比べると対照的でパワフルで力強さがあります。果実感も十分にあるので、お肉でも魚でも負けることはないはずです。フルコースであれば食前(アペリティフ)から魚のメインまでは通せる美味しさです。

1位 ポメリー・ブリュット・ロワイヤル

もし成城石井にこの5本しか売っていない場合は、ポメリーかマムがお勧めです。
ポメリーはマムよりは力強さは無いですが、ごくごくと1本開けてしまいそうなシンプルな果実感が特徴です。大人のジュースと言えます。
それでいて香りも中々悪くないので、週末に少し料理とシャンパーニュが飲みたいな、という時には最適です。なによりも価格が安く750mlで3千円弱というコスパの高さです。

おわり。

なんてのは、つまらないので、ここからは本当に美味しいシャンパーニュ特集に切り替えて行きます!!!!

 

バイブス上げていきましょう!!編集長!!!

 

ペリエ・ジュエ・ベル・エポック2007

近年謎のゴリ押しで大量に流通しているペリエ・ジュエ・ベル・エポック。
都内に期間限定のポップバーができたりと盛り上がりをみせています。
アネモネのお花の絵がかわいい!ということで女の子にも人気があります。

定価は2万2千円で、今でこそ通販でも2万円を越えていますが、一時期は在庫がダブつきまくって楽天やオークションで1万3千円前後をウロウロとしていました。
肝心の味わいですがクリーンで雑味が一切ありません。これを飲んだ翌日にモエ・エ・シャンドンのNVを飲んでしまったのですが、臭すぎて雑味で飲めませんでした…。しかし…、そこまで官能的ではないので1万円以下なら飲みたい1本。

 

Henri Giraud(アンリ・ジロー) テイスティング レポート

アンリ・ジロー(ファミリー)

アイ村のグラン・クリュRMのアンリ・ジローですが、どれを飲んでもマジでウマイです。先ほど紹介した1〜5位のシャンパーニュとナチュールが売ってたらナチュールでも十分に勝てる美味しさです。

香りが繊細で揺れているように、時間ごとに香りが様々なに変化してゆきます。詳しくは上記のテイスティング・レポートを参照して下さい。
特に「アルゴンヌ」「フュ・ド・シェーヌ ロゼ」は格別の感動が体験できます。

Henri Giraud Argonne 2004
Henri Giraud Fût de Chêne Rosé MV
Henri Giraud Fût de Chêne MV
Henri Giraud Hommage
Henri Giraud Esprit Nature
(参考価格5千円〜4万円ほど)

 

ドゥラモット ブリュット

こんなん裏技だろ…。と思えるマジでウマイNVシャンパーニュ。
仮に初めてのシャンパーニュでドゥラモットを飲んだとしたら、その先の人生は厳しいものとなります。多くのバーに行ってもドゥラモットより美味しいシャンパーニュを置いてある確率は低いと言えます。

サロンの兄弟メゾンとも呼ばれていますが、とあるソムリエ界隈では「ドゥラモットの◯◯◯ミレジメがサロンよりもウマイ」などと問題発言をした事もあります。

デートでシャンパーニュを飲んで彼女が「美味しい♡」となる安いシャンパーニュはドゥラモットですね。

 

エグリ・ウーリエ ブリュット・トラディション・グラン・クリュ

こ、これは……!となった激ウマ無名シャンパーニュ。
「こんなん誰にも教えたくないわ!!」と思えるうまさです。

「ペリエ・ジュエ・ベル・エポック2007」と「ルイ・ロデレール クリスタル2009」と「エグリ・ウーリエのNV」どれか飲ませてあげる、と言われたら悩みつつもエグリを選びます。新鮮なグレープフルーツの果皮を割ったときにフワッと飛び出てくるようなフレッシュな香りと、タルトを作る時に炒ったナッツを包丁でザクザク切っているときのようなナッティー感があとからジワジワと漂います。

キンキンに冷やして、ゆっくりと時間を掛けて飲むと香りと味がどんどん変化するので至福のひとときを過ごせます。NVでこの美味しさなので、ミレジメ飲んだらどうなってしまうの〜〜〜。

チョコレート合います!

R&L ルグラ、キュヴェ・オマージュ

抜栓して大ぶりのグラスを手に持つと「あっ、あっ、あっ、あっ、」と千と千尋のカオナシになってしまいます。瓶に巣が入ったアカシアのはちみつのような、とろける蜜の香りと、そこにフレッシュなグレープフルーツ、洋梨で香りを付けたようなシャンパーニュです。芸術品としか言いようがないだろ…。といえるのに実売価格が11,560円という、コレも誰にも教えたくないシャンパーニュの1本です。

教えたくない本当に美味しいシャンパーニュを選んでみました。
(あ、ボランジェ、テタンジェ、ドラピエ、ゴッセ、エドシックモノポール書くの忘れてた…。どれもうまいよ。雑)
他にも大量にシャンパーニュを飲んでいるのですが、いまいち味を思い出せないので、思い出せる範囲でまとめました。

シャンパーニュを初めたい人は5位〜1位を順番に飲んで、最後に後半のシャンパーニュを飲むのがお勧めです。間違っても逆の順番で飲んではいけません…(飲めなくなるので)

と言い訳でシャンパーニュ生活を楽しんで下さいね!

著者 おはし

当アカウントは、はっしーを中心に数名のライターで記事を掲載しています。 Twitter→@ohashi335