B&W 800 D3シリーズ 試聴&レビュー 【804D3 805D3の音質】

AVBOX800D3

【AVBOX×大人になれる本 特別企画】 http://www.avbox.co.jp/

B&W 800D3 シリーズ 試聴レビュー

今回は特別企画として静岡のオーディオとホームシアターの専門店であるAVBOXとタイアップで記事をお届けします。
オーディオ好きの中では有名な英国B&W (Bowers & Wilkins )の上位モデルである800シリーズの新型D3。

簡単な800系歴史を説明するとNautilus(ノーチラス)800シリーズの発売が1998年、モデル名の最後にDがつく800Dシリーズが2005年、トゥイーターにダイヤモンドが採用された800Diamondシリーズが2010年に発売されました。

今まで大きなモデルチェンジは約5年周期でしたが、今回はデザインや内部の構造を一新して”800 D3シリーズ”として発売されました。

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B&W 804D3と805D3を中心に試聴

写真はAVBOX店内のスピーカーコーナーです。静岡の小さなお店ですが、豊富な在庫と展示品を持っています。
DiamondシリーズはD3発売前に販売終了となりましたが、つい最近までは802Diamond ,805Diamondなど常に在庫をストックしていました。

残念ながら取材時には新型802D3の入荷が間に合わないということで、804D3と805D3を中心にレビューしたいと思います。
また同じ価格帯の他社スピーカーとの比較のために、DYNAUDIO(ディナウディオ)のConfidence C1 Platinumというモデルも用意してもらいました。
DYNAUDIOはデンマークのオーディオメーカーで、C1の実売価格がB&W 805D3と似た価格で競合とも言えます。

新型800シリーズの共通した特徴と音質

805D3_804D3

最大の特徴はミッドレンジユニットがケブラーコーンから、コンティニュアム・コーンに変更されたことです。
アルミトゥイーターからダイヤモンドトゥイーターに変更された時と同じくらいに革新的な新素材と言われています。
これによって音の残響が改善されて”キレ”が向上しているそうです。

実は、大人になれる本編集部は以前から店舗でお世話になっており、802diamondを購入して職場に置いてあるのでケプラーの音質の特徴や旧800シリーズについては体感で聞き慣れています。

そこで、新800シリーズを聞いて最も違いを感じたのが”中高音域”の向上です。

804D3、805D3いずれも中高音域が大幅に改善

高音域を担当するパーツであトゥイーターの素材は先代とあまり変わりが無いものですが、実際に視聴して気づく高音域というのはミッドレンジから感じる部分も大きいのです。
1kHzから2kHzの中音から高音のアタック感が以前のDiamondとはまるで違います。
最初に視聴した曲は、Jack JohnsonのLosing Hopeという曲です。
金属っぽい乾いた音が特に強調され、リアリティがあります。
スネアのオープンリムショットやハイハットなどの750Hz~5kHzの音がキレのよい生演奏のような表現力です。

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一方のDYNAUDIOのC1を聞くと、こちらも中高温域は凄いです。キレや透明感はB&Wにも劣らない音質です。
ですが、何曲か慎重に聞くと中高温域の3kHz周辺が強く盛り上がっており、ドラマティックに仕立てられているのを感じます。
つまり、B&Wの方がスタジオモニター寄りで写実的な表現をしますが、C1は逆に演出仕立てと言えます。派手さがあるので、ロックを聞くのにはちょうど良いかもしれません。

音の分解能力で言うと、B&Wの方が一枚上手です。
大編成のオーケストラでクラシックを聞くと800シリーズの方が楽器の位置などを的確に表現します。ジャズを聞いてもトリオやカルテットが、まさにそこで演奏しているように錯覚する程です。
800シリーズもD3になってからは更に再現度が上がり、おそらく細かな音まで再現性が向上したため、収録時のリバーブがきっちり出るため立体的に感じるようです。

B&W、DYNAUDIOのメーカーの聴き比べでも、どちらが優れているというよりは聞き手の好みで、全域にバランスの取れたサウンドが好きであればB&W、迫力のあるサウンドが好みであればDYNAUDIOが向いていると思います。

805d3

804D3と805D3どちらを買うべきか

B&Wを買おうとするユーザーにとっては永遠の悩みとも言えるラインナップ選び。
同じ800シリーズだと音の基本的な傾向はとても似ていますが、805系と800系ではサイズも音の表現が全く異なります。
相反して矛盾しているような悩みですが、似ていて異なるのです。
輸入車選びの時にも同じシリーズであればデザインやコンセプトは同じでも排気量やパワーが異なったりしますが、それに似ています。

804D3と805D3の違いと言えばズバリ中低音です。
音域で言うと、80Hz〜150Hzでしょうか。ドラムのキックなど、ズンとくる部分が804D3の方がパワーがあります。
単純にボディのサイズの違いと、エアロフォイル・バスというバスドライバーの有無によるものだと思いますが、差が大きくあり804D3は広がりのある低音です。

つまり804D3の方が優れ805D3が劣ってるかと言えば、そうではないのがオーディオの深い所です。
視聴に同行したライターは圧倒的に804D3の方が好みと言っていましたが、筆者は805D3の方が好きでした。

805D3の良さは、小さくまとまりのあるサウンドです。もちろん低音域は少ないですが、その分まとまりのある音がすごく心地良いです。大げさに表現してしまうと、804D3は映画館のような低音の出方なので、単独楽器の演奏などでは左右に余分な低音が出て、中央に楽器がぴったり来ない場合もあります。
また女性ヴォーカルなどは、805D3の方が中央で歌い上げる感じがあります。

つまり、
804D3…ロックや低音の厚みのあるサウンドが好き
805D3…中央でまとまりのあるサウンドが好き
といったように、こちらも聞き手の好みによって選ぶと良いですね。

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B&W 800 D3シリーズの価格

DiamondからD3とモデルチェンジした800シリーズ、確実に進化していると言えます。
今回は802D3の試聴機が無かったのですが、準備が出来たら追加で比較レビューも行いたいと思います。

新型D3は価格が大幅に高くなっているというウィークポイントがありますが、その分音質への妥協はありません。デザインに関しては好みがありますが、音に関して言えばDiamondよりもあらゆる面で優れていると言えます。
ぜひ、この最新のスピーカーを自宅でも楽しんでみて下さい。

気になる価格ですが、今回タイアップさせてもらったAVBOXでは最新のB&Wも良い価格を提示してもらえます。筆者が802Diamondを購入した時はネット上でも最安値に近い価格でした。
ぜひ、お見積りだけでも取って見て下さい。在庫があるものに関しては即納可能の場合もあるので、都内のショップよりも早くて安いこともあります!
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