アンティークグラスを日常で楽しむ

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少し古い骨董屋さんで見かけるアンティークグラス。
とても家では使えないと思いがちですが、ディスプレイするだけで部屋の雰囲気が変わります。

クラシックカーと同じように現代の物とは違う、繊細さを併せ持っています。
この写真のグラスは、フランスのSaint Louis Crystal(サンルイ クリスタル)、英語読みではセントルイスとなりアメリカの地名にも同じ名前があります。

サンルイのルーツ

サンルイのルーツは長く、1586年パリから北東のドイツ国境付近にあるロレーヌ地方にて前身のミュンツタール・ガラス工房が開かれました。
1767年にはルイ15世から聖王ルイ9世にちなんだ”Saint Louis”の名称を受け「サンルイ王立ガラス工房」となります。
ヨーロッパでも最古のガラス工房で、バカラよりも歴史があるブランドです。

ただあまりに長い歴史で、全ての製品のシリーズが把握されているわけでなく、日本のアンティーク市場でも、「恐らくほぼサンルイです。」などと曖昧な書き方をされる事があります。
陶器ブランドはバックスタンプといって、食器の裏側にロゴが入りますが、サンルイは近代の物しかロゴが入っておらず真偽は曖昧とも言われます。

このサンルイは骨董屋曰く1980年代のもので、カクテルグラスだそうです。
ステムのバリが何とも危うく不安ですが、見た限りでは金彩は24金で、オールドノリタケのようなクオリティです。

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アンティークグラスの使い方

行きつけの骨董屋で見かけて、いつも欲しいと思っていたのですが、「カクテルグラスで使いみちがない!」と諦めていました。
現代のクリスタルのカクテルグラスでさえ使いみちがないのに、アンティークのサンルイなんて高級なホストクラブでしか使われなそうです。

ただ、装飾のあまりの美しさに購入したのですが、意外にも水を飲むのにも良いですし、ワインを入れても映えます。
本来とは違った使い方でも楽しめたもん勝ちということです。

中でも水を張って、小ぶりのローズを浮かべれば来客をディナーでもてなす時に最高の演出となります。
ただの花瓶ではなく、バードバスのように花を浮かべるのも良いですね!

アンティークで手頃なグラスを見つけたら活用してみて下さいね。

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