【夜に聴きたい】アンビエントミュージック4曲

アンビエントミュージックって?

アンビエントミュージックとはアンビエント=「環境」「周囲の」という意味のとおり、環境的な要素の強い音楽ジャンルです。人の声や家具がそこにあることに違和感がないように空気に馴染み、漂うような音質が特徴です。雑踏などと混じり合うのも得意技。流れていることに違和感を感じない、あるいは流れていても流れていなくても変わらないというのもアンビエントならではです。

それを上手く利用した作品が、アンビエントミュージック代表アーティストの一人、ブライアン・イーノの「music for airprts」です。空港のロビーの雑踏と混じり合う前提で作られていますが、アナウンス等はしっかり聞こえるという、工夫された音設計の少々実験的な作品。私自身、実際に空港で聞いたことはないので、どんなものか試してみたいところです。

そしてアンビエントの不思議な点のもう一つが、うるさくないということ。その上、ビートがなかったり、身体の力が抜けるようなサウンドが多いためリラックスさせられることもしばしば。これらの要素から、眠る前や夜にぴったりの音楽ジャンルなのです。

夜に合うアンビエント、寝る前のリラックスに1曲、流れているような流れていないような、なんとなく感を楽しんでみませんか?もちろん、その世界にどっぷりダイブするのもok。

アンビエントを流して横になるのは気持ちがいいのです。ただ、気づいたら寝ていた!なんてことも多いので、朝のアラームのセットだけはお忘れなく。

Fennesz + Sakamoto – haru [Touch]

アンビエント、エレクトロニカのプロデュースも行うオーストリアのギタリスト、クリスチャン・フェネスの作品「AUN(阿吽)」より、誰もが知る日本人アーティスト坂本 龍一とのコラボ曲。

粒の細かい淡いノイズと濃いめのリバーヴピアノが春全体の淡めなカラーを彷彿とさせます。足早に去って行く春がどこかの夜に一人、羽休めをしているのだろうか、そんなイメージを抱きます。少し肌寒さも残る春の夜に外で、少しのお酒を呑みながら聴きたい1曲です。

SELA. – heartbeat (ft. allie)

やさしいピアノに癒されます。いつまでも聴いていたくなる、後引く魅力を持つ1曲。この曲が鳴り止んで無音になっても、しばらく気付かずに過ごしてしまうことがあります。

カリフォルニア在住20歳の才能溢れる音楽プロデューサー兼トラックメーカーSELA.のファーストアルバム「Anniversary」より。

Rei Harakami – Pone

とりえあず聞いてください、な1曲。

アンビエント、テクノアーティストであるレイハラカミ。彼の生み出す、繊細かつ独創的なサウンドを存分に楽しむことができます。程よいビート感が、夜のランニングやウォーキングのスタートなどにおすすめです。これをバックに軽く汗を流すと、とてもすっきりしますよ。

CD未発表音源をまとめなおしたアルバム「あさげ selected re-mix & re-arrangement works / 1」より。

aus – Lovers

日本人アーティストで、レコード・レーベル”flau”の主宰でもあるausのソロ作品。オルゴールをメインに展開し、身体をふわふわと包み込んでくれるようなサウンドに魅了されます。なにも考えず、ぼーっとしたい時におすすめです。ausのソロアルバム「After All」より。