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【差をつける】50代 春夏メンズファッションの着こなし

ウェブサイトではなかなか紹介されることのない、50代のメンズファッション。

しかし実際には50代こそ、色々なものが似合い、若い男性とは違う「おじさま」の魅力を手に入れられる時期です。じゃ、なんで50代のメンズファッションがしっかり解説されていなんだ?って、それはお洒落な50代だけが得するように、情報が隠蔽されているからです!

そういうわけで、今回は50代メンズファッションを、メンズファッション担当のライター田中が具体例に合わせてジャケパンをベースに徹底解説してきましょう。

50代メンズのテーマはこれです。

“50代メンズにしか似合わない着こなしを”

50代はある意味では、無敵です。何を着たっても説得力がある。だからこそ、50代メンズにしか着ることのできないものを着ましょう。

50代メンズはまず品質にこだわろう

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さて、50代は説得力があるので何を着てもOKとは書きましたが、これには条件があります。それは「品質の良い服」であるということです。

大人の男が品質の良い服を着るというのはある意味当然のことであり、19世紀の英国で言えば「義務」に近いものでした。

現在では効率重視の考えもあって服にお金を掛けない考え方も主流ですが、お洒落なおじさまを目指すあなたなら、服には圧倒的なラグジュアリーを追求しましょう。

ラグジュアリーというと、ルイヴィトングッチアルマーニ

いやいや違います。50代の男性がこだわるべきラグジュアリーは品質です。こだわるべきはむしろ贅沢な生地手間のかかった上質な仕立て。こっちの方です。

『大人になれる本』では品質を以て評価される洒落者たちのブランドを多数紹介していますので、そちらをご覧いただければと思います。

まずは50代ベーシックのジャケパンをひとつ

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Brioni ( jacket ) / Kiton ( shirts ) / Cesare Attolini ( pants ) / Italian Made ( belt )

50代メンズならば一着は持っているであろう紺のテーラードジャケット。これでジャケパン着こなしを完璧に出来るようになるのが、お洒落の第一歩です。

もちろん持っている紺ジャケットをそのまま使うもよし、一気にグレードアップして一生ものの紺ジャケットを手に入れるのも良し。

重要なのは素材とサイズ感ですから、まずはそれを再チェックしましょう。ウエストの絞りがしっかりとしており、肩パットは薄め、着丈は尻が隠れる程度、袖丈はシャツがのぞく程度。

これが守れており、素材がやや光沢感のある発色の良いウールや天然素材であれば、もう言うことなしです。

まずは紺ジャケを白パンやライトグレー、アイボリーのパンツ、と合わせてジャケパンに。シャツの色は薄めの色のストライプならなんでも。大胆にセンツァクラヴァッタ(ネクタイ無し)でジャケパンを着こなすならば、シンプルな白の麻ポケットチーフを入れましょう。

もちろんネクタイをジャケパンに合わせてもOKです。

さあそんな定番ジャケパンができたら、ここからが50代メンズファッションの本番です。

リッチな光沢感は50代メンズに最も似合う!

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Cesare Attolini ( jacket ) / Anna Matuozzo ( shirts ) / Cesare Attolini ( pants ) / Kiton ( belt )

30代メンズや40代メンズが着てもなんとなく落ち着きがなく見えてしまう、様にならないと悩みがちなシルク混などの光沢生地。

20代が着ればおおむね「マフィアの若旦那」に見えてしまうような極上のシルクウールジャケットも、50代ならば難なくジャケパンで着こなせるでしょう。

こちらはイタリア紳士御用達の薄チェックが入った、チェザレ・アットリーニのテーラードジャケット。値段は内臓の一つでも売らないと買えない値段ですが、めったに着ている人のいない存在感のあるジャケットを手に入れたければ、新宿伊勢丹メンズ館の4階に。

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他にもカシミアシルク、ウールリネンなど光沢のある生地は春夏の色々なジャケットで見かけます。ぜひジャケパンに取り入れてくださいね。

50代メンズはベージュ着こなしで差をつける

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Sartorio ( jacket ) / Kiton ( shirts ) / Cesare Attolini ( pants ) / Italian Made ( belt )

50代メンズに一番似合うアイテムとして最も有名(にしたいアイテム)なのが、ベージュのコットンジャケット。

50代メンズのクローゼットにおいて、優しい色合いに使い込まれた独特の風合い、そして大人の余裕と上品さを兼ね備えた上質なベージュコットンジャケットに勝るアイテムが存在するでしょうか?

それほどまでにおすすめなベージュのコットンジャケット。ジャケパンではサイズ感と色合い、コーディネートに気をつければ、ジジ臭さも一切ありませんのでご心配なく。

特に大事なのはベージュの色合い。少しクリーム色に近いようなベージュを選ぶのがコツですね。自信がなければ奥さんや、若い女の子(娘!)の感性にゆだねましょう。

ただし「ベージュのジャケット、一緒に選んでよ」と職場の若い女の子をデートに誘うのは禁止です。いや、良いんですがベージュジャケットは「これくらい毎日ジャケパンで着ているし、何着も持ってるよ」という雰囲気で着るのがお洒落なんです。

50代メンズは渋色ジャケットを洒脱に

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Stile Latino ( jacket ) / Luciano Lombardi ( shirts ) / GTA ( pants ) / Cappelli ( belt )

といって、まあいつもの感覚ではなはだ地味なジャケットを買ってしまいましたごめんなさい、というマイペースなおじさまは、50代メンズのセンスを最大限に活かし、おもいっきり渋くジャケパンを着こなしてみましょう。茶色、ベージュの同系色でまとめた、トーンコーデです。

これはこれでなかなか、お洒落なジャケパンスタイル決まるものですよ。

こちらは春夏向けのざっくりとしたコットンリネンを用いたテーラードジャケット。スティレラティーノという現在最も注目されているイタリアのブランドが作る、ちょっと遊び心のあるジャケットです。

何に遊び心があるって?まあ強いて言うなら、若い人から見ると生地がヴィンテージっぽいんです。人生経験のある50代メンズからすると「普通」の生地に見えるかもしれません。

50代メンズはカジュアルスーツの特権階級

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イタリアの洒落者のスナップなんかを見ていると、若い人もお洒落ですが、ベストドレッサーはやはり50代メンズ〜だなあと感じます。

重厚感のあるダブルを着こなしたり、クラシカルな3ピーススーツを着こなしたりといった技は、若者にはまだ難しいかもしれません。

そしてそんな50代メンズは、何よりもカジュアルスーツの特権階級ともいうべき期間にいます。

写真のようなコットンスーツ、派手なチェック柄のスーツ、ロイヤルブルーのスーツなど、とともすれば芸人のようになってしまいがちですが、50代メンズの貫禄があれば難なく着こなすことができるでしょう。

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こんなスーツをいつ着るんだって、それはもちろん休日や夜街に繰り出すときです。休日の街中でカジュアルなスーツを着こなしている50代メンズは(なんと男冥利に尽きることに)20代女子たちの目の保養になるのです。遠くからね。

決して下心を持たないことが、本物のお洒落になる方法です。

 

いかがでしたか?

今回は情報の少ない50代メンズファッションを解説してみました。

50代というのは男性にとって、外見的にも金銭的にも最もお洒落を楽しみやすい時期だと思います。

ぜひ色々なコーディネートを試して、ライフスタイルをより極めて下さいね!

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